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曇り空の下、紅葉見物(2017.11.06 MON.)


本格的な冬を前にして、秋田の天気は時折り晴れ、一時雨の不安定な「曇り」続きです。
干し柿を吊るして一週間、毎日数回は雨空を気にして、軒下から家の中に竿を取り入れます。
いくら天気予報で「今晩は曇り」と言われても、すっかり信じるわけにはいきません。
夜中にピンポイントで我が家周辺に降る雨の音にハッと目を覚まし、軒下の吊るし柿の竿を部屋に取り入れたことも数回ありますから。

そんなわけで、「日中の天気は曇り」と、気象庁が予報しているのですから、吊るし柿の竿を出しっぱなしにはできません。部屋に入れ、ガラス戸は全開して風通しをよくしてから出かけました。

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角館あたりはどうかしら?田沢湖周辺はまだ紅葉が残っているかしら?

田沢湖まで足を伸ばし(ドライブ)、湖畔一周。

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アジア地区からと思われる観光客を案内してきたのか、バスが止まり混雑している「金色のタツコ像」あたり。
ホテルレストラン街、御座の石は人影もありましたが、そのほか湖周の約70パーセントほどはすれ違う車も少なく静かなものでした。


数台しか駐車していない「たつこ茶屋の駐車場」に車を止めました。

b0226219_13512597.jpg駐車場入口の立派な松の木が目印です。


b0226219_13513082.jpg一対の塚に気づき


b0226219_13515068.jpg説明書きを読んでみますと、耕作地の少ない田沢湖周辺に住む人たちの生活を支えた収入源は、湖での「クニマス漁」と「養蚕」だったそうで、


「クニマス」「蚕」を供養する塚二基はいっ時の観光化で取り潰され、また再現されたのだそうです。
観光資源とはなんなのか?この地域に積み重ねられてきた生活文化が、置き去りにされたことを今見直さなければならないと、気づいたのでしょうか?

入館はしませんでしたが、駐車場すぐそばには「クニマス館」が新設されていました。
かつてこの地で盛んだった「クニマス漁」は、玉川ダム建設、玉川からの強酸性水の導水などで壊滅しました。
絶滅してしまったと言われた田沢湖のクニマス。そのDNAを持つ「幻のクニマス」が山梨県西湖で何十年ぶりに発見され、故郷田沢湖に再び「クニマス」の里帰りをと話題になったのも記憶に新しいことです。
(田沢湖にクニマスを‥‥湖水の中和など解決されるべき課題が多すぎて、見通しは立っていないようですが。)

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角館あたり、道すがらの紅葉も最高です。
日当たりの良い場所の紅葉、枝に残されたたくさんの渋柿、人家の残菊を眺め、里の秋も満喫しました。

帰宅してまず柿の様子を見て、相変わらずの曇り空ながら竿を軒下に移しました。





# by hanatabi-haruko | 2017-11-06 14:09 |

来年の干支は(2017.11.04 SAT.)


11月に入って、今年も残すところ二ヶ月となりました。
年賀状やら、カレンダー、干支の置物やら新しい年を迎える前に準備すべきものが、気になり始めました。


b0226219_14343274.jpg近くのココラボラトリーさんで、毎年催される「八橋人形」の展示会。
同時に開かれる「来年の干支人形絵付け教室」が人気です。
孫娘が今年も挑戦してみるというので、のぞきにいきました。

 
大人の生徒さんに混じって、マイペースで丁寧に絵付けしてゆきます。
右隣りに張り付いてくださる方の根気ある手助けで、なんとか作業が終了しました。

その出来栄えは‥‥店内のテーブルに乗せて見ますと、

b0226219_14344251.jpg「一人で(一匹で)店番しているみたいネ」と、孫娘。

子供が絵付けた八橋人形の犬は、子犬に見えるのが不思議です。
その子犬らしい表情が可愛くて、早速パソコンンのディスクトップに貼り付けました。


それにしても、来たる年の年賀状はやはり出すことになるのかな?
カレンダー(毎年お歳暮がわりに日めくりを用意していましたが)は思い切って止めても良いのかな?
(私が)用意した「干支人形」の出来栄えがいまいちで、飾るべきかどうか迷っています。

11月、待った無しのこの時期に、今まで習慣でしてきたことをどうするのか?決めかねてまだうろうろしています。




# by hanatabi-haruko | 2017-11-04 14:37 | 雑事

今年も「柿簾」(2017.11.01 WED.)


多分、いきなりだったら私が驚くだろうと配慮してくれたのでしょう。
先週土曜日にSさんが電話をくれました。
「奥さん、ごめ~ん! 今年は渋柿が豊作で、いっぱい取れたから‥‥午後に持っていくから。」

毎年、稲刈りが終わって一息入れると、敷地内に実った渋柿を収穫し、きちっと枝にハサミを入れて整えて届けてくれます。もう何年になるでしょう。吊るし柿をする楽しみをずっと味あわせもらっています。
ごめんだなんて、ありがとう!!

例年ですと100個前後。全部吊るし柿に皮を剥くのがちょっとした仕事になります。
約束どおり午後、大きなダンボールで見事な柿2箱が届きました。
やはりその量に圧倒されて、仕事量を思うとちょっと怯みました。


b0226219_09112391.jpg問題は用意した竹竿に何個まで吊るせるか?
考えていても仕方ありません。作業を始めなければ。



b0226219_09112660.jpgこれでほぼ⅕、まだまだ先は長~い。ふ~。


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様子を見ながら211個まで吊るして‥‥もうこれ以上は無理そうです。

まだ⅓ほど残っています。
もう吊るすところがありませんので、焼酎で渋抜きすることにしました。

b0226219_09113021.jpg戴いた合計311個の渋柿をなんとか振り分けました。



日、月曜日と冷蔵庫で保管し、天気を見計らって昨日朝から午後までかかって‥‥うまく処理配分できました。
其の間仕事をサボってです。
覚悟がいる大仕事でした。お騒がわせいたしました。

そして軒下に吊しているとは言え、早速昨夜雨の洗礼を受けました。ようやく今日が射してきて、一安心しています。
これからしばらくはお天気を気にしながら過ごします。



# by hanatabi-haruko | 2017-11-01 09:27 | 雑事

台風21号にもめげずに、秋の京都へその2(2017.10.25 WED.)


京都二日目、目が覚めて気になる天気予報をまず確認しますと、行ってみようと考えていた琵琶湖東岸の様子は‥‥、交通機関も止まっていて、行きたいと思った「彦根城」には行けそうにありません。(後で彦根城の壁が一部崩落したと知りました。周辺に避難勧告も出ていました。お気の毒です。)
月曜日の観光は選択肢が限られます。美術館関係はほとんど休館。開いて居るのはお城か寺か神社ですので、計画練り直しです。

b0226219_16344191.jpg雨といえども京都の中心部は、アジア地域からの観光客であふれています。
街中は避けて周辺のお寺をじっくり観るのもいいかもしれません。

先回訪ねたことのある「東福寺」をもう一度訪ねることにしました。

高校生の通学路ににもなっている小路には、染まり始めた「ピラカンサス」の実が‥‥。
この近くには確か高校がありました。


b0226219_16344495.jpg「臥雲橋」


b0226219_16344739.jpg臥雲橋から「通天橋」が見えます。


b0226219_16345180.jpg通天橋を渡って見ましょう。


b0226219_16345430.jpg臥雲橋と通天橋の間の深い渓谷「洗玉澗」の木々は、紅葉への助走を初めていました。
さぞかし見事な景色なのでしょう。でも紅葉の時期には見物人が溢れて、この静寂は味わえないことは確かです。水音が聞こえる通天橋の上でひんやりとした空気の中、想像を膨らませました。

紅葉の名所でもある東福寺は、テントを用意したり大勢の観光客を受け入れる準備に追われていました。
11月12月はここには近づけないかもしれませんネ。


b0226219_16345797.jpg通天橋を渡りきった奥には「開山堂」が。


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「思遠池」の向こうに、ギリシャの神殿を思わせる巨大な山門が! 何度見ても圧巻です。
三門に登れるのは「11月からです」とのこと。山門周辺を散策です。

b0226219_16350662.jpg三門から本堂(仏殿)への道の両側には白いお茶の花が咲き始めていました。
禅宗のお寺の境内に煎じて飲める「お茶」の垣根はふさわしいのかもしれません。


b0226219_16350950.jpg本堂を覗きますと‥‥


お寺をもう一箇所は回れそうです。
前回泉涌寺門前の塔頭は尋ねながら、時間切れで見学できなかった「泉涌寺」まで行って見ました。

b0226219_16351558.jpg泉涌寺「仏殿」は


b0226219_16351900.jpg門を入って大坂を降った所にありました。


b0226219_16352380.jpgここは皇室所縁の霊明殿をお守りするお寺でもあります。


ななんと、ラッキーなことに、普段は公開されていない「舎利殿」の扉が開いて居て、「こちらも見学できますよ」と、手招きされました。
なんでもこの期間、『観◯光2017』の会場にもなっていて作品が泉涌寺のあちらこちらに展示されていて、その鑑賞のため公開されて居るんだそうです。

「舎利殿」では、狩野雪山の龍の天井画や、十六羅漢の板絵、舎利塔と両脇の月蓋長者、韋駄天の像も観ることができました。
鳴き龍は鳴きのスポットを教えてもらい、わたし得意の拍手で見事な音を響かせることができました。
「BI・bi・bi・bi‥‥」はっきり力強く余韻を聞きました。
※ 私、拍手を響かせるのは得意です。コンサートホールで楽団の名演奏を聞き賛美を表したいときには、大きな拍手をすることが一番です。そんな訳で、掌を少し丸くして拍手を大きく響かせることができるようになりました。 

遅い昼飯は知り合いが最近始めたというお店で、京風三段弁当を時間をかけていただきました。
お店は「高台寺」のそば、板塀小路にありました。

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b0226219_16353652.jpg午後7時発のフライトに備えて「INODA珈琲」京都駅店で一休みです。


街中に、ますます観光客目当てのお店が増えたのには驚きました。
八坂神社に向かう四条通りの両側は、暗くて奥深い古い店舗から、外国人目当て明るい照明のお土産品売り場に店舗改装されていました。
また、八坂さんの境内や通りを歩く着物姿の女性(時に男性も)のほとんどが観光客、着物をレンタルするお店もあちこちにありました。流行りそうなもの、儲かりそうなものなら商機を逸せず商売替えするのでしょうね。そのエリアはもうかつての京都ではなく、『いらっしゃい、いらっしゃい!京都はここです!』みたいなテーマパークに見えました。
そんなすっかり変わってしまった(劣化した?)京都の表通りを、観光立地で成功したと言えるのか?京都に住んで居る人がそれで満足しているのか?聞いてみたい気がしました。

京都の寺院はどこも紅葉の名所です。11月に入れば紅葉見物客が増えて今以上に人の波が押し寄せます。
今回、比較的人の少ない季節に、静かな寺院の佇まいや所縁の仏像を尋ねて、つくづく感じました。
自分は、混雑する人混みの中で観光したり紅葉を愛でるのは苦手なのだと。

奥深いところです。調べればまだまだ静かな京都はあるようです。
京都の魅力をまた一つ知った良い旅でした。


# by hanatabi-haruko | 2017-10-25 16:48 |

台風21号にもめげずに、秋の京都へ(2017.10.24 TUE.)


22、23日(当店の)連休には、祇園祭後祭りキャンセルから3ヶ月でのリベンジ、早秋の京都に行ってまいりました。
台風21号日本列島直撃の不安を抱えながらのフライトはビクビクでした。

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伊丹空港は曇天の雨模様、こんな天気では観光はどうなのかしら?

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とりあえず一番目的の「京都博物館・国宝展」の京都国立博物館の前に行ってみますと、横殴りの雨の中、予想通り傘をさした長蛇の列が‥‥無理ですね。ずぶ濡れで並ぶことを諦めて、

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京・博のすぐ側の三十三間堂を覗くことにしました。
ここは建物を始め、

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重要文化財の千体の千手観音菩薩立像を背に、中心には国宝千手観音菩薩坐像、脇侍には風神雷神像、二十八部衆、などなど国宝のオンパレードです。雨宿りも兼ねて、丁寧にじっくり鑑賞できました。
う〜素晴らしい!

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時刻は11時半、再び京・博の前を見ますと‥‥先ほどのチケットを購入する長蛇の列が無くなっています。
ひと段落したようです。

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せっかくのチャンスに入館しない手はありません。

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さすが開館120周年、国宝というものが誕生してから120年。
「ぜんぶ国宝、純度100%!!」の謳い文句通り、大満足の時間を過ごしました。

火炎型土器、土偶・キュロットを履いた縄文の女神、土偶・豊かな体つきの縄文のヴィーナス。
平等院の雲中供養菩薩像3体、青磁鳳凰耳花入、油滴天目茶碗、俵屋宗達の風神雷神図屏風、空海の聾瞽指帰上巻、餓鬼草子や病草子、信貴山縁起絵巻の巻物等々などなど、どれも魅力的な国宝ばかりです。
空いているところを選んで、でもみたいものをしっかりと鑑賞する。なんと贅沢な! 満足度100%以上の充実感、感動いたしました。

ところで、京都へ来た目的の大切なもう一つは、30年来のお付き合い、Fさんとお仲間にお会いすることでした。

b0226219_19361745.jpg南禅寺門前から移転して、さらに小ぢんまりとしたお店をお借りして、一献傾けようという趣向です。

折から台風接近による土砂降りの雨の中を、お仲間が三三五々お集まりです。


b0226219_19362166.jpg三友居のお弁当を用意してもらい


b0226219_19362570.jpgお酒はもちろん秋田酒8種類を用意。


b0226219_19363314.jpg丹波産の大粒の黒頭巾も


b0226219_19362948.jpg時の経つのも忘れて久しぶりの再会を楽しみました。


とりあえず目的を全て果たして、近づく台風荒れ狂う風雨をホテルの部屋の窓ガラス越しに聞きながら、眠りに着いたのはいつもより一時間も早い11時頃でした。

翌日は一体どうなるのか‥‥成るように成るでしょう。



# by hanatabi-haruko | 2017-10-24 19:53 |