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雪が生み出すもの(2018.01.01.25 THU.)


日本列島に覆いかぶさるように居座るこの冬一番の大寒気団。
秋田市内の積雪量は多くはないのですが、大寒を過ぎた頃から寒さがまして、ここしばらくは真冬日が続いています。
−7℃、吹雪に見舞われた昨日は、当然のことながら街中を歩く人はまばらでした。

最低気温−7.9℃を記録した明け方の街の様子です。

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旭川に氷が浮かびました。

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この寒さこれから一週間以上は続くようで、まるで生物に冬眠を促しているようにも思えます。
いえいえ、極寒の酒蔵では只今新酒が次々に醸されていて、新酒生酒も続々入荷しております。
寒さを味方につけた生産活動盛んな場所があることに、元気付けられます。
道路事情が厳しくてお蔵訪問はままなりませんが、これからの一年間を担う良酒が醸されていることに期待が膨らみます。

b0226219_15020334.jpgそうなんです!雪の秋田は只今、大いなる活動のシーズンなんですよ!!
交通の不便さ、極寒を厭わない方達の来秋田を歓迎いたしま〜す!

  


# by hanatabi-haruko | 2018-01-25 15:10 | 雑事

真冬の男鹿半島(2018.01.16 TUE.)


ひと月一度の折角の連休でしたが、計画していた遠出をやめて身体を休めています。
とは言うものの近場で気分転換できないかと、この季節らしいところ=男鹿半島に車で出かけました。

天候が荒れています。気温は5℃、男鹿半島が近ずくと横殴りの雨が車の窓を叩きつけます。
雪こそ降ってはいませんが、これぞ日本海沿岸の冬の秋田です。

男鹿の海は白波がたち荒れ狂っています。

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海岸線を北上しますと、小さな湾に沿ってへばりつく小さな漁村が、海鳴りに家々の戸を閉ざして人っ子一人見当たりません。そりゃそうですよね。荒れた海に漁に出ることもできず、好んで悪天候を体験しようとする観光客がいるわけもなく、暴風雨が通り過ぎるのをただひたすら待つしかありませんから。
こんな日がひと冬に何日あるのだろうか?

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加茂青砂の切り立った崖の真下、押し寄せる白波に漁村は静まり返っています。

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車窓のガラスには水滴が絶え間無く張り付き、せわしなく作動するワイパーが切り開くフロントガラスの視界だけが頼りです。カーブをいくつも曲がり入道崎へ坂を登って行くうちに、久しぶりに車酔いをしてしまいました。フ~!

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時折走る閃光。月曜日だった所為もあってか、入道崎の駐車場に止まる車もまばらです。
もちろん車から降りて灯台あたりまで歩いている人も見当たりません。
低気圧が日本海秋田沖あたりを通過する日に、テレビや車のない昔、ここで生活を営んだ人たちは冬をどう過ごしたのだろうか?あれこれ思いを馳せながら、一度も車から降りずに秋田市内に戻ってまいりました。

車窓から眺める暴風雨の冬の男鹿半島は厳しい自然環境でした。が、私たちは恵み多い良い季節の男鹿半島も知っています。
来たる春への期待を一層大きくいたしました。



# by hanatabi-haruko | 2018-01-16 08:59 |

今年の初酒蔵訪問(2018.01.08 MON.)


思いがけないドピーカンの雪原を車で走り、寒造り忙しい「天の戸」さんの酒造り現場を訪ねました。

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訪問前に、近くの琵琶沼に行ってみました。朝の冷気が光の中靄となって漂っています。
この琵琶沼の澄んだ水と水源を同じくする天の戸の仕込み水。この地の水に関する生活全てが同じ水源。成人の身体の60〜65%は水でできていますので、大切な場所です。

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心配していた蔵の屋根の雪はさほど積もっていませんでしたが、

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既に雪降ろししたのでしょうか?

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寒い酒蔵ですがなぜか落ち着く佇まい。いつも通り蔵人と挨拶を交わし、杜氏さんに蔵内を案内していただきました。

b0226219_21575988.jpg水回りの朝仕事は終了し、槽場の作業中でした。

 
b0226219_21580386.jpgもうすぐ作業が終わります。

 
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静寂な仕込み場で醪の醗酵が進んでいました。

b0226219_21581727.jpg平成29酒造年度、つまりただ今現在進行中の造りの標語です。
酒造りはグループ作業、プロを自認するのであれば、辛さを表情に出して心配させてはいけない。
工夫し楽しみを見出して仕事しようと言うことでしょうか ?

 
b0226219_21581443.jpg色は匂えど散りぬるを‥‥我が世誰そ常ならむ‥‥
そして、奈良は中宮寺の弥勒菩薩半跏思惟像でしょうか、時に神仏頼み?

杜氏さんのデスク周りに興味津々です。

 
今年も天の戸さん、さらに進化してゆくだろう確かな手応えを得て、訪問を終えました。
ところで「進化」って何か? 私は人間的なあるいは組織的な成長ではないかと考えていますが。

b0226219_21582103.jpg見送ってくれる森谷杜氏。中身の濃い〜いひと時をありがとうございました。
平成29年に第12回目の金賞を受賞した旨の記述が真新しく輝いています。

 
「〇〇酒ありますか?」「遠くから来たのにないの?頼まれて来たのに」
「そう言われましても‥‥」そんな会話が少なくない昨今です。
「他にオススメは?」の問いもないまま、あるいは無いとわかると無言で帰っていかれる目的買いのお客さんもおられ、そんな接客は時に疲れを倍増します。気持ちもザラつきます。

行ってみたくなる場所で、待っていてくれた人たちに会えて、本音の話もでき気持ちが穏やかになれました。
ありがとうございました。



# by hanatabi-haruko | 2018-01-08 22:05 | 雑事

雪は小康状態、「小寒」の今日(2018.01.05 FRI.)


次々に発信される酒情報の攻勢で、次に買うべきものを絶えず提示し続け、消費意欲をそそって売り上げを伸ばす。そんな加速度的な波に乗った商いを、ここ1、2年続けてきたように思います。
牽引してくれた酒蔵ニューウエーブに感謝し、いまの日本酒人気を誇らしく思います。

お陰様で関係する業界は潤沢に資金が廻り、老朽化していた設備を更新できたところもあり、それは大変な功績です。活気があることは喜ばしいことです。

一方、かつて好景気でなんでもよく売れた時代を体験している私どもは、マスコミの乱暴な話題提供はいずれ沈静化することも体験してきました。だから無責任な(文化を育てるという意識があるとは思えない)マスコミの標的から逃げ出し、一刻も早くじっくりモノづくりに専念できる環境になって欲しいとも感じています。

もし俯瞰して時間の流れを眺めることができるならば、この辺りで原点に戻って何年か先を静かに考えてみたい時期でもあります。個人的には、物は必要最小限にしたい。それに欲しいものは自分で決めるからほっといて!内心そう思っている私です。いえいえ、超多忙だった年末のツケが、こんな心境にさせるのかも知れませんが。とりあえず本日5日にして、疲れはすっかり消えました!

b0226219_15475030.jpg手作りのおせちをほんのちょっと用意して


b0226219_15475321.jpg新政さんの新年新酒干支ボトルで乾杯!
干支Tシャツも人気でした。


b0226219_15475819.jpgかわいい仔犬の昼寝。一輪の野の花が仔犬の可愛さを引き立てています。
動物の可愛さは自然の中でのびのびしているときかな?


日本酒人気を支えている若者のアルコールへの興味はますます熱を帯びています。が、老婆心ながら若い世代の飲酒習慣は、経済的にも健康的にもコントロール可能な範囲にとどめて欲しいと心から願っております。

秋田舞妓、秋田芸妓さんが新年のご挨拶に川反通りを練り歩きました。

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三味線が得意な頼もしい芸妓さんのお披露目、お年賀をいただきました。

b0226219_15481082.jpgお~!こいつぁ~春から縁起がいいわいなぁ~!






# by hanatabi-haruko | 2018-01-05 15:54 | 雑事

謹賀新年(2018.01.01 MON.)


内陸部は大雪に見舞われていますが、秋田市は気温6℃の予報、雪の少ないお正月です。
今年の干支は『戌』。秋田には秋田犬がいます。最近人気で、名が知られるようになりました。

何年か前、北の大国はプーチンさんのもとに秋田から「秋田犬」が送られました。以来可愛がられているとか。その映像を見たことがあります。
また数年前、別の大国の映画で「秋田犬(忠犬ハチ公)」が取り上げれられました。
「秋田犬」は今や世界的人気犬になっているようです。
成犬は大型で、食べさせ散歩をさせることを考えますと、養うにはそれなりの覚悟が必要かもしれません。街中を散歩している「秋田犬」に出会いますと凛々しい姿に魅せられ、つい声をかけたくなります。

キャンキャンと見知らぬ人を威嚇したりもせず、人に擦り寄らず、堂々としていて犬らしくないところ(?)が私は好きです。

b0226219_07544714.jpg最近では世界中を旅して撮った「猫」の写真が有名になりましたが、こちらは20年ほど前に発行された写真家岩合光昭さんの写真集です。
ページを繰りますと、

 
b0226219_07545142.jpgもちろん秋田犬も載っています。
成犬は大型で手足が長く均整が取れていて‥‥なぜか秋田美人を連想してしまいます。

 
b0226219_07545403.jpgどんな動物もそうですが、秋田犬の子犬は愛くるしいです。


b0226219_07545816.jpgプーチンさんに「秋田犬」を送ったのは秋田県知事。県の新春向けの冊子の表紙はもちろん「秋田犬」です。

 
b0226219_07550122.jpg銀座の文房具店で「デコパッチ」を購入してありましたので、犬の土台にデコレイションしてみました。

セットで購入したため気に入ったペーパーを選択できず、サイケな色合いです。
そのせいか、そばに置いた繭玉の小さな犬が驚いている。そんな感じになりました。アハハ!

 
改めまして、今年は私にとりまして○回目の戌年でございます。どんな一年になりますことやら、
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



# by hanatabi-haruko | 2018-01-01 08:00