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若者たちの祭り(2011.08.04 THU.)

  短い夏を惜しむように 竿燈の灯りが揺れる
  言葉にならない 切なさに 黙って友と
  酒酌み交わす
  夜空にそよぐ 街路樹は あの人の囁き
    ああ ここは秋田
    流れ消えゆく 笛の音の 胸の奥に
    笛の音の 笛の音の しみてゆく
    いざないの街 作詞:あや菜 作曲:津雲 優     
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例年になく、しみじみと祭りを楽しんでいます。

毎年の行事がいつも通りにできる。
そんな当たり前のことで、こんなにも心穏やかになれるものなのか‥‥。
3、11大震災以前には、考えなかったことです。
今年の東北地方の祭りは「震災前と変わらずに‥‥」そんな思いが強いように思います。

ニュースでは、過去最多の255本の竿燈が大通りにあがり、若者の参加が増えているとか。
今日は、岩手県の宮古市から400人が、また被災され現在秋田市にお住まいの100人が招待され、祭りを共に楽しまれるそうです。
どうぞ、暫し「楽しく笑える時」を共有してくださいませ。

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「大若」の竿を「肩」で危なげなく差しているのは、中3の孫息子です。


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余分な力が抜けて、バランス良い形です。


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この1年間で、身長がまた伸びました。若者ふたりにはさまれて佇む彼、
差し手として引けを取らない、体(裁)が頼もしく見えます。


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今年は太鼓に加え、


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お囃子の笛も担えるようになった高2の孫娘。
高校総体の役割もはたし、夏休みはこれ以降も予定がつまっているようです。



自分自身ではなく、子どもでもなく、今や孫達の世代が祭りの表舞台を飾るようになったことを実感して、感動しています。

そして、時代を担う若い世代の為に、大人たちが今しなければならないことは何か?‥‥考えます。
# by hanatabi-haruko | 2011-08-04 21:17 | | Comments(0)

「竿燈まつり」が始まりました(2011.08.03 WED.)

昨日まで夕方になると、竿燈囃子の笛太鼓の練習が、町のあちらこちらから聞こえていましたが、今日は午前中早い時間からもう聞こえます。

そうなんです。今日から4日間は「竿燈まつり」の本番です。
今年は4日間、雨の心配はゼロのようで、なによりです。
音に誘われて、近くの赤れんが館まで行ってみますと、

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二十歳前後の若者たちが、かんかん照りの中、ピーヒャラ、ドンツク 山車の上で熱演しています。

 
初日の朝から熱心だなあ!どこの町内会の若者かしらと、提灯の印を見ますと、
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不思議なマークです。

「これは何のマークなんですか?」と尋ねると、待ってましたとばかり嬉しそうに
「国際教養大学の A. I. U.を漢字っぽく書いてマークにしたんです」との答え。

お見事! ! 造語造字なんですね。
一瞬ハングル文字に見えたけれど、言われれば A偏に旁は I U 。
提灯には漢字が似合います。
英字やローマ字で表すよりも、無ければ造っちゃえばいいんですよね。

国際教養大学の授業は全て英語と聞きますが、郷に入っては郷に従う。
地元のまつりの雰囲気を大事にして、しかもエンジョイしてしまう。
そこが素敵です!!

ここで気合いを入れて、昼竿燈の会場に出向くのでしょうか。
短い秋田の夏の夜空に竿燈を揺らして、存分に満喫してください !!

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末の孫娘が竿燈見物にやってきました。
もうすぐ4歳。来年は半纏を着て参加しているでしょう。


# by hanatabi-haruko | 2011-08-03 16:54 |

八幡平の花を訪ねて 2(2011.08.02 TUE.)

山歩きはしばらくぶりで、自信がないまま歩き始めたのですが‥‥
歩き始めるとあの沼の見える場所へ、あの小径へと欲がでて、ショートカットすることもなく、何時も通りのコースを辿っていました。

正味1時間半ほどの行程を、花の写真を撮りながらゆっくりでも歩き通せたことは、うれしいことです。
(夫も夏風邪から完全解放、完全復帰できたかな?)

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チングルマが風に吹かれる姿を楽しみ


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クルマユリは、こんな鮮やかな橙色で


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ハクサンチドリもまだ少し咲いていました。



この季節だからこそ観察できた花もありました。

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ヤマハハコ

 
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               キンコウカ
               

例年の7月中旬頃でしたら、車で頂上駐車場に近づくにつれて、道路脇にハクサンチドリがチラホラ見えはじめるのですが、今回はさすがにもうありません。
ですが、咲き残っている僅かなハクサンチドリの中に、白色花を観察できたことは大きな収穫でした。 

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たった一輪でしたが、シロバナハクサンチドリが!

 
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      しかも、珍しい赤白のツゥーショットで。
        


咲いている場所を教えてくださった、愛好家の方に感謝です!
(ご存じでしょうが、花好き同士、知っている情報は教え合うのが礼儀なんですよ。)
 
コースの後半は、日光キスゲが何処までも(?)咲き続く「日光キスゲ通り」の木道を心ゆくまで楽しみました。

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ワンシーズンに何度も足を運んで観察を続ければ、いろいろなことに気付くのでしょうが、残念ながら叶いません。
今回は、『この季節だからこそ出会えた花』を愛でることができましたし、『花は実を結ぶために咲く』ことに改めて気づかされました。

交通が順調だったおかげで、下山して午後1時ころには、田沢湖畔でゆっくり昼食休みがとれました。

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八幡平は、健脚の中年男女で賑わっていましたが、ここ田沢湖畔は、元気な子ども達の声がし、若い男女の姿で賑やかでした。
もし一日しか休みが取れなかったら、海を選ぶか? 山にするか?
ジェネレーションの差がでるのかな‥‥。

昼食後は、田沢湖高原の公共温泉「アルパ駒草」で汗を流し、風通しのよい休憩室の畳の上で、手足を伸ばして昼寝をして‥極楽極楽!‥帰ってきました。

あぁ~!たった1日だったけど、思いっきり夏休みしたなぁー!!
                                                                                         (おわり)
# by hanatabi-haruko | 2011-08-02 10:16 |

八幡平の花を訪ねて(2011.08.01 MON.)

毎年7月中旬までには訪れている八幡平のお花畑。花の最盛期は6月から7月ですが、今年はなんやかやと都合がつかず、この時期になってしまいました。

もう春の花は終わったのは分っていても、行ってみました、八幡平へ。
夏風邪の病み上がりの夫と、少々疲れ気味の私とが、ゆっくりのペースで歩き始めます。
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下界は晴天でも、刻々と変わる山の天候、1,613メートルの高地は靄っていました。
八幡沼は雲の中です。

雲が移動すると、お花畑が出現しました。
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日光キスゲとハクサンボウフウの花が、今は盛りと咲き競っています。
まるで花のジュータンです。

やはり大方の可憐な小花たちの姿は、成長した草丈に隠れてもう見れませんでしたが、まだ咲いていてくれた花たちもありました。

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ハクサンシャクナゲ

 
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                           ギボウシ


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ミヤマキンポウゲ


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                      ウメバチソウ


成長を続け、開花したころとは違った様子で私たちを出迎えてくれた花もありました。

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短い夏を生き急ぐように、アザミの花には蜂たちがむらがり、


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花しか知らなかったサンカヨウの実を初めて見ましたし


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ベニバナイチゴが実りの秋を待っていました。

 

なかば年中行事化している「八幡平の花観察」です。
今年も、やっぱり来てよかったです。

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# by hanatabi-haruko | 2011-08-01 13:44 |

鯛の差し入れ(2011.07.28 THU.)

友人のKさんが夜、釣果の真鯛を持って来てくれました。
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大きいほうが42センチ、小さな方が34センチ。
直径30数センチの大皿からはみ出るほどです。

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釣りたて新鮮そのものの鯛の目はキラキラ輝いていて、瞳の上のブルーのアイシャドーが決まっています。


でもなんだか私を睨んでいるように見えて、気の毒な気もします。
「無駄なく全てを戴きますから、どうぞ成仏して下さい」と、挨拶して

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出刃包丁を研いで、三枚に卸します。


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頭は酒と砂糖と醤油で兜煮に。


骨はサッと塩をして焼き、潮汁に。
身は湯引きして、氷水で〆て、大きな鯛は昆布締めに。
同じく小さな鯛はお刺身ように。
取りあえずそこまでできました。食べるのは明日のお楽しみです。
思わぬ差し入れ、御馳走さまでした。

話はソレますが、大皿は想い出の品です。
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今から40年以上前に会社の同僚(隣の席の)から、ソビエト出張のお土産にもらったものです。

当時のソビエトでは珍しく質の良いもので、小皿やティーポット、ティーカップなどがセットになって、むき出しのまま紐で結わえられた重量物を、飛行機の機内で、膝の上に乗せて帰国したそうです。

あちらの中年女性に気に入られたのか、是非にと持たせられたようでした。
そう言えば、同僚は色白で彫りが深く、今で言うイケメンでした。

独身の同僚は扱いに困って、貰い手を探していて、なかば無理矢理隣の席の私にまわってきたものでした。

使うこともなく、かと言って捨てるに捨てられず、引っ越し荷物に混じって秋田まで持ってきたのですが、この大皿以外は、30年近く前の「日本海中部大地震」ですべて割れてしまいました。

改めて見ますと、日本人の発想にはない、素敵なデザインの大皿です。
仕舞っておいてもしょうがないのが、食器です。
これからは、割ることも恐れずに使って楽しみたいと思います。
# by hanatabi-haruko | 2011-07-28 21:54 |