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2度目の羽後町(2016.12.05 MON.)

このところ日曜日の快晴が続き 、<ウイークデイは仕事に専念して、休日は気分転換をする>がパターンになっています。嬉しいことです。
今回は行き先を知らされないままに、夫は車を走らせ湯沢で高速道を降りました。

↓ 雪を冠った鳥海山を左に見て、カーナビの示すままに少し北上?しています。

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どうしてこんなルートなのか?と思っていますと、羽後町の古民家前で車が止まりました。

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この当りの地主であった旧長谷山邸です。
今は、羽後町総合交流促進施設になっているそうです。
羽後町といえば、カメラマン細江英公氏が暗黒舞踏の土方巽氏とコラボして、『鎌鼬』の写真撮影をした地でもあります。それらの関係資料の展示があるとかで、夫が来ようと思った理由はそれだったのです。

あいにく休館で、当りを見回しても人っ子一人みあたりません。残念!
せっかくここまで来たので、さらに山奥に車を走らせ、知り合いの実家(今は無人)があるという所に行ってみることにしました。

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しっかり雪囲いの冬支度が施されています。


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母家に続く建屋は、どうも土蔵の覆い・「鞘」のようです。


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この不思議な建造物は、秋田県の文化財に指定されているそうです。
知り合いの話では昔の生活をしのばせる道具の数々が、そのままにしてあるそうです。興味深いですね。

何時の日か補修整備され公開されるようになったら、ぜひとも見学してみたいものです。

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建物の火伏せには「水面近く泳ぐ鯉」


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「水をきって泳ぐ鯉」 長谷山邸


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水そのものを表す「竜」 羽後町内の神社


その後 羽後町内を散策していましたら、立派な柿の木に多きな実を残すお宅がありました。
見慣れない先の尖った柿です。↓

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どおして放っておくのか、なんだか勿体ないと思うのは私だけかしら?

温泉は今回で二度目の「五輪坂温泉・としとらんど」です。
そして昼食はお気に入りの「としとらんどのレストラン」で。

出かける時は、その土地の道の駅や温泉の食堂での昼食になりますが、この「としとらんど」はお勧めの食堂です。
丁寧な調理、献立に工夫があり、何と言ってもシェフの腕前が優れています。
今回は少人数ながら、3組の貸切客の昼食準備で「少し時間がかかります」とのことでしたが、それ程待たずに期待どおりの美味しい『チャーシュー麺』と『焼きそば』がでてきました。ウエイターさんの応対も気持ち良くて、満足の昼食になりました。御馳走さまでした!

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道の駅では、町中で見つけたおおきな柿=「蜂屋柿」の渋抜きしたものを買いました。


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種が少なく、甘くてなめらか。さっそくヨーグルトにトッピングしていただきました。


気温は15℃近くまで上がり、小春日和というよりも少し汗ばむ初秋の陽気でした。
やっぱり青空は気持ちいいですね。
by hanatabi-haruko | 2016-12-05 19:12