地元秋田で<国民文化祭>会期中ではありましたが、私たちは秋田の酒文化を
京都で楽しもうと出かけてまいりました。
11月18日(土)午前中の観光を済ませ、
ホテル近くの「イノダコーヒー店」で一息入れ、
向かった先は銀閣寺門前の「白沙村荘」さんです。
恒例の「京都ひやおろしの会」は今年で10回目になります。
今回は新築された美術館の第二展示場が会場となりました。
夕方5時過ぎ、展示場二階ベランダからの眺めです。
東山の大文字に夕陽が射して、紅葉が始まりかけています。本格的な紅葉は未だ先、12月初旬でしょうか。↓
美術館1階には橋本関雪氏の日本画が展示されています。
2階展示場は、美術品が三方の壁に展示できる広い空間です。↓
外国人アーティストの作品が飾られた贅沢な部屋。芒を除き、秋の七草の名前が付けられた六つのテーブルに、全員で62名の飲み手が揃いました。↓
今回の秋田酒は(敬称略アイウエオ順に)
天の戸‥純米大吟醸35、夏田冬蔵亀の尾、純吟美山錦ひやおろし、その他‥‥
今回が二度目の柿﨑社長さんは、京都にすっかり馴染んでおられました。
飛良泉‥純米大吟醸、大吟秋田酒こまち、山廃純米ひやおろし、その他‥‥
斉藤社長さんは去年の約束通り、ご夫妻でご参加くださいました。
まんさくの花‥25BY金賞受賞酒、24BY金賞受賞酒、梅まんさく、その他‥‥
秋田に来られる前は関西でご活躍だった社長さん。さすが貫禄がお有りです。
佐藤社長さんが「東京でよりも、京都で認められることが嬉しい。」とご挨拶され、乾杯の音頭をとってくださったことが印象に残りました。
席を立つ事もあり、お料理を全ては紹介できませんが、
鹿肉のロースト、菊の葉菊の花添え(生)
牛肉の炊いたもの、銀杏散らし
里芋、なめこ、かにバラ身あんかけ。
鯖ずし、ひょうたんと紅染めかぶの香の物添え。
デザートには梨、柿、榴散らし。
献立表がありませんでしたので、正式な料理名がわかりませんが、その他には
・ 突き出しに枝豆、焼き栗、くるみの白和え。
・ 鱒のお刺身、大根おろし敷き、イクラ散らし。
・ 叩き牛蒡、鱈の身鱈の子の煮付け。
・ 鮎のなれ鮨。
・ 漬物は長芋、ひょうたん、柴漬けなどでした。
宴に歌舞音曲はつきものです。中国楽器の二胡の演奏もありました。↓
広い会場をあちらこちら参加者が移動し、おしゃべりと笑い声が広がって和やかです。
着物が似合う地元京都の女性のお酌、いいですね〜。
宴も酣、司会者の夫が挨拶をしました。
主催者の年齢を若返らせるべく、次代を担う候補者が紹介されてみんなの喝采を浴びました。
来年は一参加者、お客さんで京都に行けそうで‥‥楽しみです。