毎年この時期に渋柿をいただきます。土曜日夜11時過ぎまでかかりましたが、なんとか皮むきを済ませて吊るしおえました。
数えてみたら114個。大きな渋柿です。後はこれから1週間の天気頼みです。Sさん、ありがとうございます。
明くる日曜日、雨模様ですがせっかくの日曜日です。
誘われて山の温泉に出かけました。
ここは乳頭温泉郷「鶴の湯」です。↓
日帰り入浴終了時刻の3時を過ぎてもまだ、秘湯見物客がマイクロバスから降りてくる人気の温泉です。紅葉はと申しますと、
真っ赤に染まっているのはナナカマドの実。
朝晩の冷え込みが本格的ではないのか、紅葉はまだはっとするほどの印象ではありません。 シーズンはこれからですね。
黒光りする廊下の奥の
突き当たりが今晩泊まるお部屋です。
三々五々に到着している友人達に挨拶してから、早速お湯に浸かります。
始まったばかりの紅葉を眺めながら
白濁した女性専用の露天風呂に入る。
む〜贅沢だなあ!
2人入ったら身動きが取れない小さな隠れ露天風呂もありました。
温泉場は、気が置けない仲間とお酒を飲むには最高のロケーションです。
今日集まったメンバーは、お酒を楽しむことにかけては一家言あるひとばかり。
日頃から「どうお酒を楽しむか」あれこれ努力し実践している人ばかりです。
まずは、本宴会前の「練習」と称する0次会が始まります。
ひとっ風呂浴びた身体にビールが染み渡ります。
つまみはチーズに生ハム、ビーフジャーキ、さきいか、ナッツ、オリーブに枝豆。何故か葡萄に山葡萄のゼリーまでetc。ひなびた温泉場のお膳には登らないような肴で楽しみます。(回を重ねて学習しました。)
ビールだけではお腹が膨れます。日本酒の一升瓶がテーブルに並び、0次会が盛り上がったころに「宴会の準備ができました!」の声がかかり会場に移動です。
ところで今夜の宴会の口実は‥‥失礼!
この春入籍したKさん夫妻を祝福しようという口実
(失礼!)のもとに、飲み仲間が15人集いました。
Kさんは東京在住ですが、ここ鶴の湯の常連客。困難な宿泊予約を何時も担当してくれています。
既に「練習」で身体も口元も充分リラックスしています。
滑らかに乾杯のお酒をつぎ合い
新婚のお二人を祝福します。
奥さんともここ「鶴の湯」で出会ったとのエピソードが紹介され盛り上がります。
何本もの一升瓶が空になって「宴は酣(たけなわ)」
杯を交わして、しゃべって笑って‥‥、ほど良い酔いが回って‥‥。
午後9時前に一旦お開きになりましたが、0次会の部屋はそのまま2次会の会場となり、一升瓶とともにお引っ越し。賑やかな酒宴は続きます。
最近、参加者の中で私たちが最年長ということが多くなりました。
いくら頑張っても他の誰よりもはやく眠くなってしまいます。
10時前に会場を後にして、せせらぎと雨の音を子守歌に快い眠りにつきました。
元気な仲間たちは結局12時過ぎまで楽しんだようです。
よいお酒の翌朝は、よい目覚め。いえ、よい目覚めのためには前夜のお酒が良くなくてはなりません。充分な睡眠のお陰もあって今朝は快調です。
朝風呂に入り、きっちり朝食をいただき
2次会完全参加組にはご挨拶をせず、雨の上がった温泉宿を一足早く発ちました。
そして、午前9時30分の開店時間10分前には帰宅するという辻褄合わせも無事にでき、何事も無かったように店のシャッターを開けました。
気心知れた友人たちとの、楽しいお酒でした。