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寒中お見舞いに酒蔵へ(2013.02.04 MON.)

日曜日、寒中造り盛んの酒蔵を訪ねました。
↓ 横手市の「日の丸醸造」さん。
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佐藤社長さんのご案内ご説明で、造りの現場を隈無く見学させて戴きました。

↓ 午前10時前、48%精米の蒸し米が上がり、放冷され、添えのタンクに運ばれているところでした。

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仕込み蔵では、発酵が進み、


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美しい泡が湧き、あちらこちらから「ピチピチ、パチパチ!」と、生まれたてのお酒の可愛いおしゃべりが聞こえます。

   
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仕込みの順番待ちのホーロータンクの藍色が鮮やかです。

 
米蔵には酒造好適米が積まれ、高性能の精米機が休むことなく稼働しています。
社長さん曰く「精米杜氏」さんが貼付いて、大事な作業<精米>が進んでいました。

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良い米の必要量分の確保は、酒蔵の最初の大事な仕事です。


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漆蔵は、古い造りの建具が見物です。

 
活気ある造りの現場とは言え、冷え込む蔵の中。
あらかじめ温めてくださっていた漆蔵の奥の間で、暖をとらせていただきました。
お心遣い、ありがとうございます。こころの中まで暖まりました。

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去年の猛暑で融け難い酒米に苦労されながらも、今年もまた魅力的なお酒がつぎつぎ出荷されることでしょう。楽しみにしています。

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同行した娘とは横手駅で別れて、せっかく横手市まで来たのですから、「天の戸」さんにもお寄りしました。

↓ 今日は「感謝デー」です。1時30分スタートを前に、既に100人近くのお客さんがお待ちです。

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故柿﨑秀衛社長のご葬儀には参列出来なかった私は、ご遺影にご挨拶をし、新社長さんの柿﨑常樹さんともお話できて、気持ちが落着きました。
そして、沢山のお蔵ファンに混ざっての見学を楽しみました。

↓ 槽場あたりも人で溢れています。

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杜氏さんがその場で希望のラベルを書いてくれる人気のコーナーも、列ができていて近寄れません。

 
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試飲用に用意されたお酒は、粕汁とツマミで味わえますが、残念ながら帰路の運転手の私はお酒を飲むことはできません。
夫は既に赤い顔をしています。

 
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風船アートのパフォーマンスでは、ピンクのうさぎをリクエスト。
孫のお土産にしました。


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勿論、石川菓子店さんの「大吟醸酒まんじゅう」と「あやめだんご」もお土産に。



この日のためにわざわざ京都から来ていた友人のNさんとも会えて、
御蔵訪問のもうひとつの目的も果たせました。

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ウィーン・ザッハー風のチョコレートケーキは、Nさんのお土産です。
ヨーロッパを思い出す、嬉し懐かしのお菓子です。御馳走様!



「お酒」を共通項にして、夫と娘と三人での外出はこれで二度目です。
三人の孫のサポートと仕事とで忙しい娘とは、日頃の会話は極短時間。
顔を合わせても必要最小限の報告で済ませます。
蔵訪問の移動の車中で、孫たちの近況を詳しく聞けることも、楽しみのひとつになっています。
by hanatabi-haruko | 2013-02-04 10:59 |