ベランダの花たちは今、
遅れて咲いたバラ「ホワイトクリスマス」に気を取られていて、
密かに開花の準備をしている「月下美人」の蕾に気がつきませんでした。む~、順調にゆけば開花は2週間後くらいかな?
梅雨の晴れ間に散歩に出ました。
通称「夏椿」‥沙羅双樹の花
去年の今頃、富山県八尾町でヒデオさんとお別れした時、坂の町で出会った花でした。
ナナカマドの白い花も夏を彩る花のひとつです。
花の少ない今、タチアオイが咲いているのは分っていましたが、
被写体として見応えのあるものを探していました。
花好きの友人のお宅に近づきますと、ありました。
さすが立派な咲きぶりです。勝手にパチリ、ご免なさい!
ふた月程前、毎年楽しみにしていた駐車場側のあの「紫式部」が ばっさりと根元から切り倒されているのを散歩途中で見た時には、驚きました。
かの有名な「源氏物語」の
作者と同じ名前のムラサキシキブを、大切に思う気持ちが膨らんでいましたので、あの時のショックはことばには尽くせませんでした。(大袈裟かな?)
ついひと月程前、側を通ったときにも、事態は変わらずで、もうあきらめていましたが、
ところが今日、そこは蔓ものの繁茂に取って代わっていました。
念のため西側に回って見ますと、え〜!なんと
あのムラサキシキブが立派に再生しているではありませんか!
嬉しい! 感激です!
梅雨時の植物の一気呵成の成長は、目を見張るものがあります。
私のように「出来ない理由」を四の五の言うこともなく、太陽と大地を味方につけて生き抜いています。(最近とみに強い生命力に感動します)
再び出会えたことに感謝です。
10月の見事な紫を見る迄は「このまま生きさせて!」と
駐車場の持ち主に嘆願しようとさえ思いました。(大袈裟、大袈裟!)
なんとか無事に見事な紫色の実を連ねて、道ゆく人たちを楽しませてほしいものです。