秋田市を発ち、高速道路を南下し雄物川の辺りにさしかかると、遠くの山々が靄って厚い雲がたれ込めています。
もうすぐ雨が降ってくるのでしょうか。
今日は酒蔵で<杉玉造り>に初挑戦です。
9時過ぎに横手市増田町の御蔵に着きますと、雨の予報を裏切って日が射しています。
「予報は予想にして確定にあらず!」‥‥こんな予報外れは大歓迎ですネ。
参加者が三々五々、御蔵に集まります。
6組10人以上の参加者に、美短の菅原香織先生と生徒さん、勿論御蔵の
主人とお手伝いの社員の方々が、準備万端整えて待っていてくれました。
↓ 用意された芯に杉の葉を隙間無くさしてゆきます。
↓ ボサボサの杉玉のお化けを、頑丈な梁から吊り下げて、
↓ 後はひたすら、刈り上げ整えていきます。
この作業に最も時間を費やしました。
昼をはさんで、午後2時過ぎまで作業が続きました。
美短の生徒さんも、球体の完成に力を貸してくれました。
む〜!さすが玄人はだし!!
↑ 気になるコーナーを横目で見ながら、早々に帰路につきました。
今度お邪魔した時には、お酒の試飲は勿論、プラス紅茶かコーヒー&
ケーキなど、是非是非楽しませてくださいませ。
ところで出来上がった杉玉ですが、初挑戦でいきなり完璧はありえませんよね。
大き過ぎて、重過ぎて‥‥しばらくは倉庫で乾燥するのを待ち、それからお店に吊るそうと思っています。
う〜む、出来の悪い子ほど可愛い!!
もう暫く待っていてネ!
帰路、十文字町の道の駅に立寄り、秋田県ではお馴染み「なすの花ずし」と「ちょろぎの酢付け」を求めました。
ちょろぎは長老喜とも千代老木とも当て字され、縁起のよいもの。漬物、サラダなどにも最適です。
その上、医学的には「脳梗塞」と「認知症」に有効とか。おおいに見直されているそうです。
先日八森漁港で求めたハタハタ。酒と醤油で漬け込み焼いてみると、ブリコも柔らかく身も美味しくて‥‥秋田づくしを楽しみました。
ちょろぎは、これから我が家の常備薬いえ、常備食になりそうです。
御蔵のみなさん、美短の先生、生徒さん、ありがとうございました。
お疲れさまでした。