5日6日と訪れた八尾の町。
坂の町を高く低く、ツバメが飛んでいました
写真を撮ろうとする私を、電線の上から警戒しています。
なぜかと言うと、軒下のツバメの巣には、ちいちゃな黒い頭がふたつ。
故郷自慢になりますが、八尾と言ったらオワラ節と和紙でしょうか。
和紙文庫「桂樹舍」
「越中八尾の万金丹」‥‥昔懐かしい家庭の常備薬のコピーですね。
働き者の八尾の人たちは、雪に埋もれる冬も他県に売薬行商に出かけて、稼いだそうです。
和紙は薬の包装に必要なものでした。そこから色版画の和紙に発展し、今や丈夫で美しい八尾和紙は人気です。
私も八尾和紙に魅了され、八尾に行く度に和紙文庫「桂樹舍」を訪ねました。
泊まった宿の襖も八尾和紙でした。
書類入れ、ブックカバー。丈夫な和紙でしたら財布やクッションカバー
も作れます。
身の回りに八尾和紙があれば、何故か落着くから不思議です。
八尾和紙は富山県のいえ、日本の誇れる文化だと思います。