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寒中お見舞い申しあげます(2017.01.14 SAT.)


今週始めに雪のない横手市の酒蔵を訪ねたご報告をしてから間もなく、今度は大寒波に見舞われています。
内陸横手は只今積雪80㎝、それでもまだ平年の半分程度だそうです。

↓ 真冬日が丸二日続いた今朝のベランダからの街の雪景色です。

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開店休業中だった除雪作業請け負い業者はフル回転。夜、公道を走る除雪車の雪を削る機械音が、気がつけば遠くに聞こえます。
まだまだ大寒波は居座るそうで、近々連休外出の予定は‥‥どうなることやら。
# by hanatabi-haruko | 2017-01-14 11:11 | 雑事

酒蔵訪問『天の戸』(2017.01.10 TUE.)

寒入し小正月を前にして、酒蔵は仕込み作業が盛んです。
無理をお願いして「天の戸」さんの酒蔵を見学させていただきました。

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一年を通じて13℃を保つ湧き水。
用途に応じて水温を下げているそうです。(氷で)


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洗米し水切りした35%精米の酒米。
これを上下反転させ甑に積むのだそうです。
なるほど。


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勢い良く蒸気を吹き出し蒸し上がった米が


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クレーンで引き上げられて


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放冷機の上に落とされます。


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麹菌が切られて


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品温が下がらぬうちに、用意された酒毋ベッドのタンクに入れられます。


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当然のことながら、作業中の麹室はチョコッと覗かせてもらっただけ、


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麹の説明は枯らし場で伺います。


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その後櫂入れ作業中の仕込み場で


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醪の状態を眺めながら説明を受け


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こんどは槽場での作業を見学です。

この日は3台ある槽は3台とも同じ仕込みの槽掛け中でしたので、


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槽口には「あらばしり」「中取り」「責め」三種類のお酒が滴り落ちていました。む~美味しそう!


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槽搾り作業で残された酒粕は、袋の中で醪の状態そのままに、外側が粒の大きい粕、内側に向かって粒が滑らかになって、真ん中に割れ目があり袋状になっていました。ほ~!


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雪が少ないとは言え、蔵の中は冷え込みます。
暖かい談話室で杜氏さんのお話を伺い、酒粕を使った肴で新提案の<麹違いのお酒>の利き酒をさせていただきました。「一に麹二に麹」っていいますがこんなにも個性が違うんですね!

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お~、酒粕の調合は酒気の負担を感じさせずに絶妙です。

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ミクロの菌の世界をマクロ的に捉え、常に疑問を抱き前進されている杜氏さん。新しい発見のあれこれ伺いました。聞き手はまだまだ消化不良かもしれません。機会がありましたらじっくり質問させていただきとうございます。

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屋根にも道路にも雪がない、珍しい寒仕込見学となりました。
社長さん、蔵人さん、作業のお邪魔をいたしまして失礼いたしました。
お忙しい仕込みの時期にありがとうございました。
# by hanatabi-haruko | 2017-01-10 14:01

新年新酒干支ボトル(2017.01.02 MON.)

絵になる鶏といったら、雌鳥の群れの中で誇らしげに胸を張った雄鶏の立ち姿。
若冲の絵が思い浮かびます。が、

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昨年10月、京都で観た「伊藤若冲」展では、胸をはる雄鶏のポストカードがありませんでした。残念!

写真はミュージアムショップで購入した、ソフトカードケースです。


さて、楽しみにしていた新政酒造さんの2017干支ボトルのデザインは‥‥

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今年のお題は
「アメリカン・ニュー・ルースター」。
絵柄は、猛々しい雄鶏の勇姿です。


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絵馬をひっくり返しますと‥‥ななんと、南軍旗とゴールフラッグ、真ん中にはガスマスクが。
ドキッ!!


さっそく栓を開けますと、 ポン! 
瑞々しいシュワッ感が爽やかに喉を通ってゆきます。
つまみはなくても良いのですが、

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おせちの栗芋きんとんと黒豆のふっくら柔らか煮が、予想どおりぴったりでした。


ここからはボトルデザインを読み解く楽しみが待っています。

同じ鶏でも、弱虫臆病者のことをチキンとも言いますね。
「さぁ、不似合いな風切羽で力強く羽ばたいてみよう ! チキンだって(イーグルみたいに)大空を飛べるんだぃ!」と、見栄を張っているように、私には見えます。
鶏の頭に鷲の羽根。臆病者の汚名返上、大鷲の飛翔(?)ってとこかな?

♪ I am an architect, they call me a butcher. ♪ とプリントされています。
architect‥‥建設家
butcher‥‥蓄殺者
その昔、映画小僧ジャズ小僧だった夫が早速 iPad で検索です。
イギリスのバンド、マニック・ストリート・プリチャーの 「Faster」 という曲。
冒頭の一小節だそうです。

蔵元さんからのメッセージは、痛烈な社会風刺であり警告のようです。
好戦的な猛々しい雄鶏には、深~い意味があったのですね。

酒の肴をたっぷり満載したボトルを眺め、読み解きながら、錆かけた脳みそと萎みかけた感性を総動員して、謎解きで盛り上がります。
# by hanatabi-haruko | 2017-01-02 11:28 | 雑事

年の初めの目出たさや(2017.01.01 SUN.)


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秋田県 北浦 の干支の土人形土鈴です。


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毎年心待ちしている詩人 くどうなおこさんと、ほてはまたかしさんの楽しいカレンダーが届きました。ありがとうございます。



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↑ 2017年は酉年です。いろとりどり‥‥いろいろあってこそ楽しいんですね!

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「酉」の字といえば‥‥
「酒」を「醸す」。「醗酵」は酒も食品も。「酌み」交す。
「酔う」。 宴「酣(たけなわ)」。等々

 
壺の形=酉 からまず想像するのは、はれの日けの日、日常的にも何かと言っては嗜むお酒 でしょうか?

それにしても「酉」=お酒にまつわる文字のなんと多いこと!
人生をより楽しくするために、お酒がどんなに頼りにされているかがよ~く分ります。

本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
# by hanatabi-haruko | 2017-01-01 08:36 | 雑事

さよなら 2016(2016.12.31 SAT.)


↓ 狭い店内に花の香りが漂い、ホッとします。

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昨年にも増して忙しく過ごした一年でした。有り難いことです。
忙しさにかまけて、新聞に目を通す時間が少なくなったことが気になっておりましたが、TVでは今年の十大ニュース・年末特集が放映される時期でもあります。

日本国中自然災害で苦しんだ一年でした。また、解決の糸口が見えない人災には心が痛みました。
中東の激しい内戦、紛争地帯から命がけで逃げて来た難民の問題、頻発する爆弾テロ事件‥‥

グローバル化が進み、情報公開や人の行き来が国境を越えて盛んになったというのに、世界平和には程遠いニュースが多過ぎました。
そんな現状に疲れはじめたのか? はたまた突破口を求めてか? 恐れていた揺り戻しがきました。

イギリスのEU離脱も、排他的な考えを正当化するリーダーが社会的不満層を取り込んで押し切られたアメリカ大統領選も、本当にこれでいいのかと思える結果になりました。それも、国民投票という民主的手段で決まった結果だけに割り切れない気持ちになったのはつい先だってのことです。
あの事件もこの災害も‥‥昨日のことのように思いだされます。

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強い者、勢いのあるものに流されるだけでいい筈がない‥‥。

信じられるもの同士とことん信じあって、明日に希望を繋いで生きてゆこう!

来る年が良き年になることを、願って。

さよなら 2016 !



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# by hanatabi-haruko | 2016-12-31 13:20 | 雑事