10月11日朝、何時ものように床の中でラジオを聞こうとスイッチを入れたのが午前5時ころ。
NHKラジオは<ラジオ深夜便>から<ラジオ朝一番>に切り替わり、「今日は何の日」のコーナーでした。
且つてどんな事があった日なのだろうか?
ちょっとした情報を得て、その事に思いを馳せて過ごす一日にするのも良いかなと耳を傾けますと‥‥「国際ガールズ・デー」とのことです。
(2011年12月19日に制定されたというのですから歴史はまだ浅いです。)
ご存知と思いますが、途上国では「女性」「子ども」の複合差別が存在しています。貧困による歪みの多くが一番弱い立場の女性や子どもに集中してしまうのです。
13歳で結婚、14歳で出産。恋はまだ知らない。そんな見出しを目にした事を思いだしました。
「国際レディース・デー」はありますが(3月8日)、それとは別に困難に立ち向かう
女の子を支援しようという日なのだそうです。
世界中に報道された辛い事例が、パキスタンのマララ・マスフザイさんです。
学びたい気持ちの強い彼女は、学校に通うことを止めなかった為にイスラム原理主義者の標的となり、酷い怪我をおわされました。
イスラム国家のなかには、女が学ぶことを良しとしない国もあり、未だにマララ・マスフザイさんは狙われ危険に晒されているというのですから、同世代の孫娘を持つ同性として、怒りを通り越して悲しいです。
そのマララ・マスフザイさんが、若干17才の若さでノーベル平和賞を受賞することが決まったと報道されたばかりでした。
(ノーベル平和賞の過去の受賞者リストをみて、受賞理由がよく解らないと感じた事があります。受賞理由が政治的であるという批判が以前からあったようですが‥‥今回も紛争中のインドとパキスタンからの受賞ということで、積極的な政治的意図があるのかもしれません。)
そんな大人社会の思惑とは別に、今回の彼女の受賞に多くの少女たちが勇気づけられたことと思います。
「国際ガールズ・デー」、「国際レディース・デー」。
そんな日をわざわざ設けなくてはならない‥‥それが世界の現状なんですね。
マララ・マスフザイさんの受賞を単純には喜べない「国際ガールズ・デー」が半日過ぎて‥‥‥
お米とお芋と南瓜と
ずっしり重い菊の花
この秋の収穫物が、お客様と一緒にやってきました。
失礼! Mさんが今年も丹誠こめた農作物を届けて下さいました。
南瓜は食する前にお店のテーブルに鎮座ましまして、
さつまいもは早速大学芋にして、後のふたつはどう食べようかとルンルンしておりましたら‥‥‥
タイミング良く、夕方発送荷物を持ってやってきた娘に見つけられて
「一本は私、一本は娘に送る。」と、配分が決まってしまいました。
我が家の女たちは皆「さつまいも」好きです。
あ〜良かった! とりあえず自分の分を確保しておいて。
たっぷりお替わりありの菊の花は、鰤に添えて。
和歌山は角長の「手づくり醤油」は重宝しています。
鰤は軽く塩して焼き、この「手づくり醤油」をかけておきますと、味がキッチリして美味しいんです。
なんだか実家から野菜が届いたような、遠慮のない嬉しさがこみ上げてきます。
そして、先ほどまでうつうつしていた気持ちが、温かいお届け物で救われたような気がしました。
単純だなあ〜! 女はやっぱりお芋でしょう ! 炭水化物でしょう !
ほんとうに御馳走さまでした。
トウサン、カアサン、オヨメサンに、どうぞ宜しくお伝えください。