花・旅・人

karyonin.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2016年 11月 ( 7 )   > この月の画像一覧

霜月に霜おりず(2016.11.28 MON.)

暖かい霜月です。
11月下旬だというのに、雪も積らず、霜さえ降りない暖かさです。

鈍色の空ながらさほど風も冷たくない日曜日、男鹿半島の「寒風山」に出かけました。
↓ 草紅葉も終わり、見るからに冬仕様の「寒風山」(展望台)の姿です。

b0226219_14402596.jpg


b0226219_14404883.jpg
広〜い駐車場には、ガードレールの取り替え作業をする作業員の車が2,3台。

 
男鹿湾を見下ろす丘の上に、今日は風待ちする<パラグライダー>がひとつもありません。
薄曇りではあるけれど、この季節思わぬパラグライダー日和りだと言うのに。↓

b0226219_14412784.jpg

遠くに出かける余力はないけれど、家業から離れた場所に身を置きたい。
それほど忙しい仕事状況ではないけれど、年齢のせいでしょうか忙しく感じる。
仕事を忘れてのんびりしたい日曜日でした。

今週末には12月(師走)に突入です。
一年経つのが何と早いこと! 高速で時が流れてゆくような‥気がします。
by hanatabi-haruko | 2016-11-28 14:58 | 雑事

山形を満喫(2016.11.17 THU.)

ところで、腰に問題を抱えている夫(過去に2回の椎間板ヘルニアの手術をした)はどうだったのかと言いますと‥‥腰が重いのは何時ものこと。二日目から「両ふくらはぎが痛い!」と。
私だけじゃないんです。同じように年齢を重ねてゆくのですからね。

晴天の二日目、いろいろあった前日に訣別し、気を取り直して出発です。
新庄を通りゆっくり帰路、秋田に向かって北上します。

最上川沿いに庄内平野を内陸方向に向かいますと、左側には「鳥海山」が。
田んぼには白鳥が落ち穂をついばんでいます。目を凝らしますと‥白鳥が2羽飛んでいます。

b0226219_1514678.jpg

春から夏そして秋、「鳥海山」に見守られて農作業がされ、晩秋から冬は雪を冠った「鳥海山」に見守られて白鳥たちが羽を休める。
人間にとっても多分鳥たちにとっても、「鳥海山」は圧倒的な存在なのではないでしょうか?

↓ 暫く車を走らせますと、車窓の右側に朝日連峰の山並みが見えます。またまた白鳥が。

b0226219_15143819.jpg

月山はどのあたりなのか?車窓から探しておりますと、思わぬ景色に出会えました。
まるでナイアガラの滝のよう! 山々の嶺から白い水蒸気(雲)が一気に下り落ちてゆきます。↓

b0226219_15152781.jpg

      雲のみね いくつ崩れて 月の山      おくの細道     松尾芭蕉
    
これまで芭蕉のこの句がどんな景色を詠んだのか?よくは分かりませんでしたが、もしかしてこれかも‥‥。

↓ 更に最上川を遡って、最上川下りの船着き場で一息いれます。

b0226219_15155993.jpg

それからやや暫くは霧の中を進み、やがて霧が晴れますと立派な家並みです。

b0226219_15164797.jpg
金山町は軒並み冬仕様の建物です。


b0226219_15171060.jpg
冬の大雪対策‥‥予め中二階までコンクリートの袴をはかせて、冬ごとに雪囲いをする必要がない。大雪の年でも2階から当たり前のように出入りができるという構造なのです。


↓ 奇岩・竜馬山に驚き

b0226219_15173646.jpg


↓ 「遊学の森」で青い空を眺め

b0226219_1518081.jpg

午後3時過ぎには帰宅いたしました。

b0226219_1518348.jpg
お土産は、道の駅で見つけた「赤かぶ」と


b0226219_1519063.jpg
「からからせんべい」です。
三角にたたまれた煎餅の中にはおもちゃが入っていて、それでカラカラ音がするので「からからせんべい」。


「からからせんべい」の中に入っているおもちゃはふた通りあります。
写真の「からからせんべい」の袋には、木や竹、紙で作られた昔からの小さなおもちゃが。もう1種類プラスチックで成形した今風のおもちゃが入ったものもあります。
私はやっぱり昔風がワクワクします。
来週末、孫娘がお泊りにきた時に一緒に開けようかと、楽しみにしています。

今まで知らなかった山形県の魅力を今回の旅で感じました。
いろいろありましたが、良い旅だったと言えましょう。
by hanatabi-haruko | 2016-11-17 20:45 |

イタリアンレストラン「アルケッチャーノ」(2016.11.16 WED.)

泊まりがけで鶴岡市に行こうと決めたのには訳があります。
ひとつは羽黒山の石段を上り下りする体力がまだあるか確かめたかった。
そして、今や超有名になったイタリアンレストラン「アルケッチャーノ」で、ワインを飲みながらコース料理を食べてみたいと思ったからでした。

二つ目の美味しい夕食には大いに期待しておりましたので、いえ、それが本命でしたので、羽黒山下山はもっと慎重にし万全を期すべきでした。

登りもそれなりにキツかったのですが、下りは予想を越えて足に負担のかかるハードなものでした。
五重塔に辿り着いたときには既に右膝の上の筋肉が疲れ切っていて、最後の急坂の登り途中で筋肉が固くなり、なんとか車に乗り込んで湿布薬を貼ったものの今度はピクピク軽い痙攣にみまわれました。初めての経験です。

こんな時に何を考えるか‥‥楽しみにしていた今夜のディナーはどうなる?
私はその前に不安から痛みが増幅する夜を乗切れるのか?心配でした。

最近は必携の保険証を持って、緊急病院で診察を受け、貼り薬をもらい、ホテルで身体を休めて‥‥幸い足の痛みも収まり、大事にならずに済みました。ホッ!
 

レストランにはタクシーで15分。
テーブルに着き6時30分にコース料理がスタートしました。
写真撮影もメモもOK、快く許可くださいましたので、アルケッチャーノ風のイタリア料理をご紹介いたします。

b0226219_1316487.jpg
乾杯は洋梨のスパークリング酒で、
「庄内浜のヒラメの冷たいカッペリーニ」
カッペリーニは<天使の髪>といわれる極細のパスタ

 
b0226219_13163213.jpg
「シマアジとセロリのレモン締め」

 
b0226219_13165717.jpg
「鯛の燻製と平目のテリーヌ」
焦げ目の着いた葡萄の皮がアクセント


b0226219_13172632.jpg
「鯛のゆずオイル煮込み」
皮をむいた暖かいゆずがそのまま食べられる、オイルまんまのスープ
ここで、ローズマリーの香りのする焼いたパンがでました。


b0226219_13175016.jpg
「ハタハタの湯上げと平田の赤ネギ」
シェリービネガーソースで鰰を食するなんて!


b0226219_13184465.jpg
ワインは13ほどある山形県のワイナリーから選んだ3種(内赤は2種)
・シャルドネ系の白ワイン
・高畠 ベーリーズブレンド
・月山ワイン(山葡萄+カベルネ)
全て山形県産です。


b0226219_1319119.jpg
「甘鯛の松笠焼きとじんごえもん芋スープ」
鯛の鱗のカリカリ感としっとした里芋が絶妙。
小松菜のグリーンスープが鮮やか。ここまでは魚料理。


b0226219_1319378.jpg
「月山の天然キノコと水だけのフェデリーニ」
6種の茸は野性的で、苔の匂いを感じる。
レストランの売りのひとつだそうです。


b0226219_1320216.jpg
「藤沢カブと庄内豚の焼き畑仕立て」
ご存じ庄内の赤かぶは山の斜面を焼き畑し植え付けている。
赤蕪の焦げ目はそんな作業をイメージさせます


この時点で食事時間は1時間半を過ぎて、お腹がキツくなっておりました。
止む終えず私は半分の量で調理してもらいました。ふ~
もう一品の「山形牛のビネテッカ赤根ほうれん草」はとても食べられそうもありません。

b0226219_13203539.jpg
「ドルチェ」
デザートは別腹と信じておりましたが、アイスクリームをひと匙舐めただけ。
持ち帰れないだけに残念です。


b0226219_1321921.jpg
「レモンバームのハーブティー」も一口しか飲めませんでした。


日常生活では、6時スタート7時にはとうに終わっている簡素な夕食です。
8時30分までの2時間、こんな長い時間を掛けた夕食は最近全くありませんでした。もうフルコースは無理かな。
「今は満腹でも明日の朝食は食べられますよ!」とウエイターさんに言われ、全くその通りだったのには驚きました。
御馳走さまでした! ちょっと残念な、でも予定を変更せずにすんで、大満足の夕べになりました。

b0226219_13214596.jpg
満腹で食べられなかった「山形牛と赤根ほうれん草」は手土産にしてくれて、帰宅した日の夕食に軽く温めとっても美味しく頂きました。
お気遣いありがとうございました。



羽黒山での激しい筋肉痛といい、レストランでの夕食といい、今までの自らの体力認識を一旦捨て去り、身体的限界値を大幅に修正しなくてはならないことを思い知らされました。ヤレヤレ
by hanatabi-haruko | 2016-11-16 16:47 |

羽黒山詣り(2016.11.15 TUE.)

b0226219_16265947.jpg
連休の13日(日)、風もなく暖か。何より雲ひとつない晴天です。

予定していた山形県鶴岡市に向けて出かけました。


b0226219_16273824.jpg
秋田と山形の県境にまたがって勇姿を見せる「鳥海山」をしばらく眺めながら車を走らせますと、高速道路は広〜い庄内平野に入ります。


時速100キロで走る車の中から、収穫が終わった田んぼで、落ち穂を啄む白鳥の群れがいくつも見えます。
あ、白いものが飛びました! 晩秋の小春日和の高速道路で、<雪迎え>の蜘蛛の糸でしょうか。
北から早々と渡って来た白鳥たち。
寒さが一層厳しくなり田んぼが一面雪で覆われるころには、数万羽もの白鳥たちが飛来してきて、庄内平野一帯が白鳥の楽園になります。

b0226219_1628193.jpg
羽黒山の大鳥居が見えてきました。


b0226219_16285159.jpg
今までも何回か、自らの体力を確かめるつもりで機会を得ては羽黒山神社詣でをしてきました。
さあ、神域へ足を踏み入れます。



↓ 滝と澤の水音が聞こえる谷底まで一旦石段を下ります。

b0226219_16292467.jpg

ここ羽黒山神社は、出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)をいちどにお詣りできるということで、参詣者も多く賑わっています。

b0226219_16385415.jpg
木漏れ日の中を少し歩いて向かう先は


b0226219_1639215.jpg
見えてきました。
国宝の白木の「羽黒山五重塔」です。何度訪ねても心に響く姿です。


b0226219_16395349.jpg

過去の体験で覚悟は出来ていますが、ここからはただひたすら石段を登ります。

b0226219_16403253.jpg


b0226219_16405119.jpg


b0226219_16423017.jpg


b0226219_1643598.jpg


黄色や茶色の木の葉がはらはらと舞い落ちる<一の坂><二の坂><三の坂>を、時々立ち止まりながら、後から登る人に先を譲りながら、そして水分補給をしながらマイペースで登ってゆきますと、
ようやく羽黒山神社に辿り着きました。↓

b0226219_16434240.jpg

お詣りを済ませて茶店の方に歩いて行きますと、先日降った雪が寄せられてまだ残っていました。

b0226219_16442482.jpg


b0226219_16444840.jpg
境内の茶店に入り、ひと休み。名物の力餅と筍汁で腹ごしらえです。


帰りは歩くか?バスに乗って麓まで降りるか?迷いましたが、結局歩く事に決め片道2キロ、往復4キロの石殿に足を踏み入れました。

長くて急で、下りは足にくることは覚悟でしたが‥‥。

b0226219_16471676.jpg


b0226219_16474724.jpg


<三の坂><二の坂><一の坂>と下るうちに太ももの筋肉が痛くなってきました。何とか<五重塔>まで着いた時には足がガクガク、息は上がり、ヘロヘロです。

b0226219_16504884.jpg

ここで終わりではありません。
これから滝の音を聞きながら赤い橋を渡り、最後の登りの急坂を登り切って山門を出て‥‥お詣りが全て完了するのですが‥‥
by hanatabi-haruko | 2016-11-15 16:45 |

ルイ・ロブションさんご一行ご来店!(2016.11.10 THU.)

昨日は秋田市でも積雪がありました。
短い時間でしたが道路は白一色、はっきり目に残る初雪でした。
6℃ほどの今日は、最高気温がこの秋一番低いのかな?
空は鈍色、吹く風は一段と冷たい冬の入口にいます。

気候の所為にするわけではありませんが、人の動きが少なくなり街も静かです。
お客様のご来店が少ない昼過ぎ、いきなり珍しいご一行様がご来店です。

b0226219_15501076.jpg

ワインの輸出入の仕事をされている ルイ・ロブションさんご一行です。
ロブションさんの両側お二方づつは、フランス国内のレストランのソムリエさんとシェフさんたち。(明らかにそうでない一人が紛れていますが) 
ミシェランガイドで☆獲得のレストランの方もおられるそうです。
日本酒のフランスへの輸出を前に、長野県、福島県と訪ね秋田県まで旅されてきたようです。

ルイ・ロブション(安倍ロブション龍依)さんのお母様は日本人だそうで、日本語はぺらぺら。意思の疎通は全く問題無しです。

今夜開栓すべく目的のお酒を数本選ばれて、次の訪問酒蔵に向かわれました。

秋田の風土や食べ物を堪能して、秋田のお酒の魅力をフランスで紹介してくださればうれしいですね。ご来店ありがとうございました。(お陰で目が覚めました。)
by hanatabi-haruko | 2016-11-10 15:52 |

池見元宏先生のこと(2016.11.07 MON.)

11月に入りました。
亡くなった方をずっと忘れないでいることが、残されたご家族にとってご迷惑ではないのか?迷いながらもこれまで一年に一度この時期、必ずお訪ねしてきたお宅があります。
11月5日がその方の命日です。

1984年11月5日、秋田県醸造試験場の場長だった池見元宏先生は、これからのご活躍を期待されながら、54歳の若さで他界されたのでした。
日本酒に関わる基本的な事柄を教えて下さった方、多くを学ばせていただいた方でした。

6日(日曜日)にお宅を訪ねますと、大らかで何時までもお若い奥様が玄関先で応対して下さいます。
「5日の命日に親戚と三十三回忌の法要をしまして‥‥」とのこと。もうそんな時間が過ぎ去ったのかと改めて驚きます。

池見先生のご仏前には、その年に発売されたばかりの「出羽の雫」を供えていただくのが、何時からか決めごとになりました。奥様が刈穂酒造の会長さんとご親戚筋であることも後日知り、御縁を感じております。

b0226219_15582983.jpg
酒販売店の仲間3店が、「刈穂・出羽の雫」の醸造を酒蔵刈穂さんにお願いしたのが29年前のこと。先生がご存命であれば、一番にご報告したかった事柄でした。
「出羽の雫」は毎年11月1日発売、今年で28回目の造りになりました。

今年はちょっとした新しい試み(販売会のメンバーも参加して酛摺り作業をしたこと)をご報告できました。 

 
花束は奥様へのプレゼントのつもりですから、明るい色を選んでみました。
今年は花やさんで「これとあれ」などと、私も楽しみながら花束ができ上がりました。↓

b0226219_15585888.jpg


仏教の世界では、どんな人でも33年経てば極楽浄土にいけると言われています。
三十三回忌法要は形式的には法要のし納め、弔い上げの意味があるのはその為でしょうか?
池見先生は、早々と極楽浄土に行かれて、美酒のグラスを片手に日本酒新時代の到来を驚かれ、喜んでおられるのではないでしょうか? ‥‥そんな気がいたします。
by hanatabi-haruko | 2016-11-07 16:05 |

秋田市仁別・植物園(2016.11.01 TUE.)

日曜日、晴れ間を見て秋田市仁別 太平山にある植物園に出かけました。

b0226219_1562787.jpg
広場にはギンドロ(葉の裏が白くて陽射しを受けるとキラキラ銀色に見える)の落葉や

 
さまざまな木の葉が、まだ青々としている芝生全体を彩り、この季節ならではの趣です。↓

b0226219_1565880.jpg

↓ 山の紅葉が進んで、今が見ごろかもしれません。

b0226219_1572775.jpg


b0226219_1574626.jpg
植物園の中、落葉した樹々を吹き抜ける風は冷たく、指先がかじかみます。

 
b0226219_1581418.jpg
わずかに花を残している「アベリア」も葉を赤くして


b0226219_1585031.jpg
「ムシカリ」の真っ赤な実が見事です。


b0226219_159175.jpg
可愛い「マユミ」の実。


b0226219_1594426.jpg
目の覚めるような紅葉。


b0226219_15101587.jpg
オレンジ色のグラデーションが素敵です。


b0226219_15104047.jpg
人気の少ない植物園の中、冬を前にしてまだ残る秋色を探して散策しました。


一雨毎に寒さが増して、冬の訪れを覚悟する今日この頃です。
by hanatabi-haruko | 2016-11-01 15:12