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柿簾(かきすだれ)(2016.10.29 SAT.)

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今月20日ころ、秋晴れの日に渋柿の皮を剥いて干しました。

 
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「今年は柿の実が大きかった!」といって、Sさんが見事な渋柿を100個ほど持って来てくれました。

柿簾はずっしり重くて竿がしなりました。

 

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↑ 旭川を吹き抜ける風も冷たくなって、欅の葉が色づいてきました。

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例年よりも気温はやや高め。それでも1週間も過ぎますと、吊るし柿は水分が抜けてきて小ぶりになりました。

雨の日、室内への取り入れが軽く楽になりました。

 
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↑近くの小公園の 欅はすっかり秋の装い、枯葉が風に舞い落ちるようになりました。
大量の落葉掃き作業が、これから当分続きます。

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町内の神社にはシュウメイギクが咲き

 
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ナツハゼでしょうか?
色鮮やかに葉が染まり、黒い実が小鳥を誘うようです。


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此処まで来ますと、柿簾は色を黒く替え始めてしぼんできます。

こうなれば完成までもう一息です。


さあ今年は上手にできたかな?
毎年同じころ渋柿を大量に届けてくれるSさんのお陰で、今年もまた皆で秋の味覚を楽しめます。感謝感謝です!
by hanatabi-haruko | 2016-10-31 14:42

抱返り渓谷の紅葉(2016.10.24 MON.)

天気予報が外れて秋晴れになった日曜日、どこか紅葉を訪ねてみたくなりました。家から車で1時間強、「抱返り渓谷」あたりはどうでしょうか?
週末の疲れも少しありましたので、9時すぎゆっくりの出発です。

↓大型観光バスが沢山の観光客を運んで来ているようで、駐車場は既に大賑わいです。


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↓ 抱返神社の横を通り、玉川に架かる赤い吊り橋「神の岩橋」を揺られながら渡ります。

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全長80メートルの吊り橋を何人もの人数で渡り切りますと、結構揺れます。怖くはありませんが、渡り終えた頃には船酔いしたようにふらふらしていました。

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↑ 川沿いの遊歩道を、紅葉を期待しながら歩いて行きます。

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ホウの落葉を踏みながら


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切り立った狭い山道を歩きます。


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柵の杭のてっぺんに苔が乗っています。


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↑ 吊り橋から眺める景色、

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↑ 対岸の山の斜面は「紅葉」の走り、初々しくて新鮮です。

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幾つか真っ暗なトンネルを通り抜けて、下を見ますと



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↑ 鮮やかな青色の玉川の水と白っぽい岩とが、紅葉を引立てます。
砕石を敷いていたり所々雨で糠っている歩道は、思いのほか多い観光客とすれ違うので、スムーズには歩けません。その上、所々で立ち止まっては絶景を撮ったりするので、「回顧の滝」までは小一時間も掛かったでしょうか?

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↑ おお! ここで行き止まり、「回顧の滝」。絶景です。
この景色を見たくて、老若男女がひたすら歩いてきたのです。

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↑ 絶景の撮影ポイントは、カメラを構えるカメラマンたちが順番待ちです。

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振り向きますと、絶景ポイントへ近づこうと立ち止まる人で詰まっています。
その多くが外国からの観光客であることは、飛び交う言葉で分ります。

アジアからの外国人観光客が、日本に押し寄せている話は他県のことかと思っていましたが、秋田人、いえ日本人が素晴らしいと思う秋の景色が観光コースに入っているなんて!
素晴らしい手付かずの自然に魅力を感じてもらえたでしょうか?
そんな魅力でしたら秋田にはまだまだありそうですね。

手付かずの自然=厳しい自然。切り立った岩場に花は残っていませんでしたが、

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これから迎える厳しい冬を前に、僅かな彩りを見ました。
真冬は3メートルの積雪に見舞われるそうです。
時折枯葉が風に舞い落ちてきます。

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気がつくと、前を歩く夫の肩に落葉が留まっています。
短い北国の秋、紅葉も間もなく終わります。


帰り道、再び赤い橋を揺られながら渡り、

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「ささら踊り」の奉納を見物して、なめこやしめじの入った暖かい「茸汁」で一息ついて、秋の日の紅葉見物を楽しみました。↓

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by hanatabi-haruko | 2016-10-24 14:26 |

世界遺産 国宝 姫路城(2016.10.19 WED.)

連休二日目の17日には、思い切って足を延ばし新幹線<のぞみ>で約1時間、姫路城に行ってみることにしました。(京都を基点として行動すれば、更に西に行動半径が広がるんですね!ワクワク!!) 

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JR姫路駅前からお城に向かって真っすぐに大手前通りを1キロ800メートル北に歩きますと、世界遺産 国宝 姫路城です。

20分は歩いたでしょうか。
お城が大きく見えるのですが、なかなか辿り着けません。


  
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マンホールの蓋は勿論「お城」と


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群舞する「白鷺」です。


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外国語のパンフレット。何カ国語あるのだろうか?
月曜日だというのに大勢の観光客です。
恐るべし世界遺産。


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さあこれからお城探検に出発です。


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何処から見ても美しい姿です。


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↑ 塀には各所に穴「狭間(さま)」が空いていて攻め入る敵を攻撃するのだそうです。

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そそり立つ石垣は、間違いなく戦意を喪失させます。

と言いましても、巨大なお城にはずっと手前に巨大な堀が幾重にもあり、此処まで敵が攻め入ることはありえないそうですが。


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天守閣は地下一階、地上六階建て。


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大柱は東と西と2本。


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急な階段をひたすら登ってゆきますと


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最上階に辿り着きました。


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↑ 地上の眺めも絶景ですが、

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「瓦」の並びが美しいです。


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修復の済んだ白壁はあくまでも白く、瓦も漆喰も白色に近いため天守閣全体が白鷺に例えられるのですね。


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鯱(しゃちほこ))


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以前の修復の際に、鯱(しゃちほこ))のデザインが替わったんですね。


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三の丸広場のベンチから


姫路城・別名白鷺城を見上げますと‥‥

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↑白鷺が飛び立つ姿に似ているって、この巨大な建造物を一体どんな遠くから見たのだろうか?
大迫力の「白亜の要塞」に圧倒されるばかりです。
ところで、黒っぽい服装の蟻んこのような私が、何処にいるかわかりますか?

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姫路城のある姫路市のイメージキャラクターは、ゆるキャラの「しろまるひめ」です。


新幹線で移動して、歩いて、登って‥‥一日がかりのハードな観光でした。
いや〜、期待以上の 凄さでした !!
by hanatabi-haruko | 2016-10-19 20:07 |

初秋の京都で「酒の会」(2016.10.18 TUE.)

16(土)、17(日)の当店の連休に、京都に行って参りました。

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↑ プロペラ機から眺める日本一の山『富士山』の頂、何度見ても感動します。

この日の関西の気温は25℃ほどの予報でした。
季節の変わり目に東京以西に旅する時には、薄着を中心にコーディネイトしたら良いのか?それともあくまでも秋らしさを中心に考えたら正解なのか?‥‥ただでも少ない衣裳の中から何を選んだら良いのか、いつも迷います。
 (今回は半袖でもよかったかもしれません。今年は暑さが異常ですね。)

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それでも街路樹の花水木の葉は紅葉し始めていますし


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紅葉にはまだ早いとは言うものの、こんな景色にも出会えました。


毎年この時期に京都を訪ねるのは、秋田のお酒でひやおろしの会が催されるからです。
10数年来の毎年の当店の行事(仕事と観光を兼ねた)になっております。
 夕方までの時間、『伊藤若冲』展を京都市美術館に訪ね、京都文化博物館に『黄金のファラオと大ピラミッド』展を訪ねました。 

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お馴染みの「イノダコーヒー店」でひと休みして


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南禅寺門前にある会場「かしく」さんに向かいました。
受付は次世代候補 in 京都の姉妹、Fさんの娘さんおふたりです。 


次世代候補 in 秋田は、今回は残念ながら欠席です。次回には必ず娘を出席させる約束をしてまいりました。

3年前までは大きな会場をお借りして、秋田の蔵元さんにも来て戴き、大人数で楽しんでおりましたが、昨年からは、次世代へ引き継ぎ繋げていくことを考え、小規模での開催です。

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三々五々、お客様が参集され


↓ 出品酒も勢揃いしました。この日のために選りすぐったお酒、秋田酒9種類と滋賀1種類、奈良1種類計11種類22本です。

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「かしく」さんでの会は2度目で今回が最後です。

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新年には新しい場所に移転されるとの報告がFさんからありました。


南禅寺の門前、近くには琵琶湖疎水の水路閣もあり、名刹も多く趣のあるロケーションです。
何と言っても、Fさんのお嬢さんのお店という心強さやちょうどよい広さという利点が魅力でしたので‥残念ですが。

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↑ Nさんのご挨拶、   音頭で乾杯!です。↓

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久しぶりの再会ながら、美味しいお酒と


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目にも楽しい三友居さんの「花かご弁当」



美味しいお酒と美味しい肴が揃えば、宴が盛りあがらないわけがありません。
お酒を飲み比べ、各人の好みを語りあい、良い時間を過ごしました。
「故 F 氏」が引き合わせてくださったお酒のご縁、24人の仲間たちでした。
by hanatabi-haruko | 2016-10-18 16:47 |

秋の花<ダリア>(2016.10.11 TUE.)

晴天の日曜日、錦木(ニシキギ)の葉が赤く色づいてきた「秋田国際ダリア園」に行ってみました。


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山の斜面ぐるりに、クジャクソウアスターが植えられて、ダリア園を白く縁取っています。
ダリア園は、少しづつ整備が進んでいるようで、クジャクソウアスターも増えていました。

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それに、曼珠沙華が植えられていて、花のバリエーションが豊かになってきたかな?
秋の陽射しを受け風に揺れています。

珍しい白花もありました。


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この花の名は「紫式部」


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アート作品も展示されていましたし、切り花も安く販売されていました。

また、眩しい陽射しを避けるための麦わら帽子の貸出し、ダリア園を隅々まで歩いて楽しめるように、貸出し用の長靴も用意されていました。

以前より歩道がしっかり整備されていたのは、車椅子が通れるようにするためですね。


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10月に入ってからが盛りの花<ダリア>を、秋空の下で楽しみました。(「一面花が咲いているのに、香りがない」と夫。言われてみればそうです。)
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秋は酣です。秋に収穫される食材には、魅力的なものが多くて忙しいです。

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たった一本ですが、形の整った「松茸」が手に入りました。


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魚沼産のコシヒカリも届き、極少量ですが豪華な「松茸ごはん」が炊きあがりました。


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秋の炊き込みごはんの定番はもうひとつ、「栗ごはん」。
栗の皮を剥き、渋皮を丁寧に包丁で剥き‥‥「栗ごはん」は手がかかりますが、秋に一度は炊いてみたいごはんですね。


by hanatabi-haruko | 2016-10-11 15:06 |

紅葉の走り(2016.10.04 TUE.)

秋田は天候に恵まれて、秋を楽しんでおります。(これから迎える秋田の冬がどんなに大雪でも、我慢できそうな気がします。台風や豪雨の被害に合っておられる地域の方、済みません!)

晴れたら秋らしい景色を求めて出かけてみる。そんなライフスタイルの私たち。
日曜日(10月2日)も出かけました。
紅葉の時季には少し早いかもしれないけれど、せっかくの秋晴れです。
遠くてなかなか足を延ばせない栗駒山へ行ってみることにしました。

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やはり紅葉の見ごろには少し早かったようですが、秋田県側の栗駒山荘の駐車場も、宮城県側の須川高原温泉の駐車場もほぼ満車。トレッキング客で賑わっています。

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のぼり始めて最初の見晴らし台(岩の上)では、雲から頭を出した鳥海山の頂上が望めました。

初秋の植物は既に終わっているけれど、紅葉には未だ早い、そんな山道です。注意深く足元を見ながら登ってゆきますと、

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アカミノイヌツゲ


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アキノキリソウ


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ノギク


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シラタマの木の実が。



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↑ 登山道は細く石やぬかるみがあって歩き難く、漫然と歩いてはいられません。下ばかり見て歩くわたし。夫に促されてふと顔を上げますと、

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ナナカマドの実が真っ赤に染まっています。


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↑ お〜!森林限界の草紅葉でしょうか? 間違いなく紅葉です。
本格的な登山を目指して何時間も歩く覚悟はありませんでしたので、此処でひと休み。この景色を眺められただけで満足です。

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私はしゃがみ込んで、花の名残りはないかと探します。


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イワショウブの花後でしょうか?


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たぶん数日前までは咲いていたリンドウですね。


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こんな不思議な植物に出会いました。
もみの木の葉に実?しかも背丈が低〜い。


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帰り道は時々足を止めて、雪の重みで曲がった樹や


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樹皮の美しい模様などを見ながら降りてまいりました。


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↑ 大きな露天風呂があるここ須川温泉です。熱めの足湯でゆっくり疲れをとる人もいます。

車で往復4時間ほどの高山では、既に紅葉が始まっています。
来週あたりまでが、見ごろでしょうか。
さて、今年は何カ所の紅葉を楽しめるでしょうか?

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街中にキンモクセイの香りが漂っています。


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我が家のベランダの最後のバラは「ホワイトクリスマス」です。


by hanatabi-haruko | 2016-10-04 09:21 | Comments(0)

10月1日は日本酒の日(2016.10.02 SUN.)

干支の十番目は酉、酉は壺の形です。10月1日が日本酒の日に決まった理由のひとつと言われています。
私どもの店でも、来店されたお客さんと、ささやかながら一献を傾けました。(娘が中心になってお知らせなど発信したようです) その様子を写真でご紹介いたしますと、

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まずは、練習の「乾杯」です。


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6時30分の秋田全県一斉の「乾杯」を待ってスタンバイします。


↓ラジオから発せられる『乾杯!』で 全県一斉 「乾杯」です。

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小さなグラスですので、一気に飲み干します。

孫娘のグラスの中はオレンジジュースです。 


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そこに、なんとミスSAKE秋田がご来店です。


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新しいメンバーが加われば、何度でも


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乾杯! です。


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ミスSAKE秋田さんも日本酒を一本お買い上げ下さいました。
ありがとうございました。


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その後も何人かご来店。
試飲しながら説明を聞いて、この一本を決め、日本酒をお買い上げくださいました。

今は試飲販売はしておりませんので、久しぶりに丸テーブルを囲んで酒談議で盛り上がりました。


6時30分からかっきり7時までの短い時間でしたが、日頃のご愛顧を感謝しての楽しい日本酒 乾杯!でした。
by hanatabi-haruko | 2016-10-02 19:43 | 雑事

美味しい<差し入れ>(2016.10.01 SAT.)

心配事があったり考え事をしていると、仕事の失敗も出てしまいます。
忙しいからという理由も通用しないので、落込んで尚更のこと上手く運ばない。
ここ何週間かはそんな繰返しでした。プロにあるまじきこと、未熟者です。

そんな時、美味しい<差し入れ>がどんなに嬉しかったことか‥‥。
目にも鮮やかな野菜たちです。ありがとうございます。

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食べ方は‥‥大学芋に決めています。

 
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真っ赤な逞しいパプリカは薄くスライスして朝サラダのトッピング。

菊の花のお浸しは秋の定番メニューです。
おや! 菊の花の中から、小さなくもが逃げていきました。


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ししとうはカリッとベーコンと炒めもの。

紫玉葱(アーリーレッド)はスライスして酢漬けに。


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小なすの麹漬けは見事な青紫色、薄塩です。

茄子好きの夫の大好物です。


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大きな栗の渋皮煮も。


そして「ばっけもろ味噌」「新米」も。
これらの食物が全て自家製であることにまず驚きます。なんて豊かな食生活を送っておられる方でしょう!
さっそく「ばっけもろ味噌」「なすの麹漬け」「栗の渋皮煮」を昼食にのぼせました。
どれも心のこもった美味しさです。
優しく胃の腑に落ちてゆきます。

街中の私どもの食生活では到底できない自家製の贅沢をお裾分けしていただき、ふっと肩の力を抜き深呼吸ができました。感謝しております。御馳走さまです。
by hanatabi-haruko | 2016-10-01 16:23 |

生誕150年記念『寺崎廣業』展(2016.10.01 SAT.)

秋田市立千秋美術館で、秋田市生まれの『寺崎廣業』展、前期の展示を観ました。

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印象に残った数点を図録から選んでもう一度楽しんでみます。



代2章 新しい日本画の創造より

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↑ 「墨堤之雪」
雪の隅田川堤。励まし合って雪の堤をゆく母娘か?
私が印象に残ったのは、表装でした。軸装布の一番絵に近い際には群すずめの柄の緞子織り、その次には雪輪、そして一番面積の大きい布は松の小枝の柄でした。
雪に雀、常緑の松‥‥絵にピッタリなお洒落な柄でした。

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「秋苑」
足元の猫と白菊に対し、背景の芭蕉の葉の表情がダイナミックです。


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モダンなテーブルに寄りかかって、編み物に集中している風でもなく、繊細な描写の長い髪の毛、面立ちがいかにも少女っぽくて不思議な雰囲気の絵です。


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「天の岩戸」
今まさに天の岩戸が開きかけて、天照大神の後光が漏れてきたところかな?

本当は外のどんちゃん騒ぎに、天照大神は少々いらだって岩戸の隙間から覗いたのでしょう。(どんちゃん騒ぎの正体は、肌を露出して踊る女、取り囲んではやし立てる男。そんな説もあります。)
この世から一瞬と言えども光りが失われたのですから一大事なのですが‥‥天照大神のお出ましを待つ余裕が、男たちの穏やか表情に見えます。この場面が品良く描写されているのが興味深いですね。


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↑ 「大仏開眼」
東大寺の大仏の大きさをどでかい台座だけで表現することで、参列する人物を綿密に描写できたことが興味をひきました。
中央に座す孝謙天皇(女帝)、両脇は聖武に光明。大仏の台座にはインドからの導師。大仏開眼式に出席した人物像を特定してみるのも興味深いものです。
天上からはらはらと舞い落ちる散華は、台座の遥か上から大仏の優しい眼差しが注がれているように想像できます。

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このために、精密なスケッチを何枚も描いたようです。


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第3章 円熟の時代より
「秋山雨後」
時雨の通り過ぎた直後なのか、一瞬にして靄が上がってゆく。


空中の塵はすっかり洗われて、空気が澄み山々がくっきり稜線を現してゆく。
私自身も自然の中で体験したことのある清々しい風景です。
一枚の絵に時間の推移を再現させた楽しさがあります。

克明な描写から絵に関わる物語が想像できるのは、私の好きな観賞の仕方です。
それが神話であっても、歴史的出来事であっても、はたまた日常的な一こまであっても。

目録には、この展覧会に絵を貸与された個人所蔵家が紹介されていました。
郷土出身の日本画家の作品が郷土に多く所蔵されているのも納得です。中に知人の名前がありましたので聞いてみますと、

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第1章 画家としての出発 「八重桜図」

繊細な絹本着色のこの掛軸。「客人の煙草の煙が気になった」とのこと。
今ほどに周囲に及ぼすたばこの害が声高に言われなかった時代に、個人所蔵家の苦労があったことを話してくれました。


夜はまだ冷える北国の桜の季節に、このお軸をお座敷に掛けて花見の宴が催されたのでしょう。粋な料亭遊びが盛んだったころのお話です。

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(写真は全て目録から撮りました) 

前後期通しのチケットを購入していますので、後期の展示も楽しみです。
by hanatabi-haruko | 2016-10-01 07:04 | 雑事