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一年の終わりに(2015.12.31 THU.)

師走が終わろうとしています。
中だるみも、忙中閑もないまま緊張が続いた12月でした。

振り返れば、仕事面でも家庭内のことでも、試練が訪れたのは春3月頃でした。
以来、懸案事項があることを認め、向かい合い、力を尽くして後は結果が出るのをひたすら待ちました。

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ものごとには、良くも悪くも着地点があります。



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結果を受入れる覚悟はできていました。


幸いにも、何とか望みどおりにことが推移して、術後の経過も順調で健康を取り戻しつつある身内、希望する進路が決まり旅立っていった身内、‥‥。
これですべてが盤石万々歳なんて‥‥ありえません。
この世のことは何時だって「常ならず」です。
それを充分承知の上で、今の状態を素直に喜びたいです。

そして、暮れも押し迫った大晦日の今日、義叔父の訃報を新聞で知りました。
極親しい親戚故に、敢えてお知らせがありませんでした。
たぶん、商いが家業の我が家の事情を充分承知での配慮だったと思います。(すみません!)

義叔父の家を訪ねたかずかずの想い出が甦ります。
雪深い横手平野にある一軒家は、屋根から落ちた雪で埋まっていて、玄関が雪の階段を数段降りた所にあったのには驚きました。
春先の横手平野の景色は格別でした。
敷地内にあったりんご畑の白い花、地面からにょきにょき生えているアスパラガス、群生する白花日本たんぽぽに目を見張ったのも義叔父の所ででした。
私にとっては全てが新しい体験でした。

義叔父は、他所から来た「じゃじゃ馬(私)」を面白がり、何かと声を掛けてくれた数少ない秋田人のひとりでした。そんな義叔父の前で、自分の思った事を堰を切ったように共通語で(秋田弁ではなくて)しゃべりまくったこともありました。

私の周りに何人かいてくれた懐の深いそんな秋田人に支えられて、今の私が存在している。と、義叔父が亡くなった今、つくづく思います。
ありがとうございました。心からご冥福をお祈りいたします。

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今年も花々に慰められました。




来年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
by hanatabi-haruko | 2015-12-31 12:47 | 雑事

クリスマスってなあに?(2015.12.21 MON.)


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↑ 師走の駅前、4時半を過ぎた頃イルミネーションが灯りました。
灯のトンネルを歩いてみました。

12月に入ると、ちょっとした繁華街には日本国中こんな光景が出現いたします。

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中小路を旭川方向に歩いてゆきますと、エリアなかいちには大きなクリスマスツリーがたち、ここにもイルミネーションのトンネルができています。

 
県立美術館前の広場は別世界になっていました。
雨上がりの水たまりに光が映えています。↓

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ところで「クリスマスってなあに?」と聞けば、大人は
「年末のボーナルを当てにした歳末商戦、クリスマス商戦が始まったなあ!」と言うでしょうし、子どもに聞けば
「サンタさんからプレゼントを貰える日。」と返ってきそうです。

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↑ 隅っこに小さな<サンタクロース>が。

クリスチャンの多い国々ではクリスマスの飾り付けといえば<馬小屋にマリアさまと生まれたばかりのイエスの人形>が主流のようです。

キリスト教にそれほど馴染みのない日本です。宗教上の詳しい説明はしなくても、本来の意味である「イエス(キリスト)が生まれた事を祝う日。」くらいは子どもに話したいものですね。

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空は鈍色ですが、日中の気温は7〜8℃で雪の気配さえしません。
このまま雪のまったく無いクリスマスになるのでしょうか?


by hanatabi-haruko | 2015-12-21 20:22 | 雑事 | Comments(0)

湧き水の郷・六郷町散歩(2015.12.14 MON.)

最低気温こそ1℃前後でしたが、日中の最高気温は6℃を越えた日曜日。
雄物川あたりに朝靄が掛かる国道を車で走り、春霞さんのある<六郷町>に出かけました。↓

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ここは湧き水の郷です。
約束の見学時間には未だ早かったので、近くの湧水群まで散歩してみました。


町内の大切な水場のひとつ「御台所清水」
手を入れてみると思いのほかあったかです。一年中水温が一定しているからですね。

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個人の所有する「ハタチヤ清水」
立て看板を見ていると、「中に入ってみて下さい。」と声をかけられました。


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清掃が行き届いています。
真夏には冷たく感ずるこの清水に、胡瓜や西瓜を冷やし食べたらいいだろうなあ~!
この家の贅沢ですね。


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わくわく通りの標識


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豊富な湧き水で酒を醸す「春霞・栗林酒造」さんを訪ねました。
敷地の入口には「栗林の清水」と名付けた水汲み場もありますが、冬場はお休みでした。

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こちらのお蔵を見学させていただくのは何年ぶりでしょうか。



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ちょうど蒸し米があがり、掘り出しているところでした。


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麹室の前に用意された台の上で、蒸米を広げ40℃まで冷ますのですが、道具は「へら」と


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団扇。


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幸いにもお手伝いのチャンスが回って来ました。


親の都合で酒蔵巡りに同行した孫娘に思わぬ出番がやってきました。
普段見慣れた道具ですので、張り切ってお手伝いです。

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一定の温度に冷めた蒸米はすぐに麹室に運び込まれていきました。


お蔵で未だ亀山杜氏さんがご活躍のころ、この麹室の前で直立不動の亀山さんから造りの説明を受けたことを思いだしました。
このお蔵には蔵付酵母「亀山酵母」で醸した人気のお酒があります。
命名は、職人肌の亀山杜氏さんの功績に由来するようです。

この後、試験管の培養液の底に沈んだ酵母を見せてもらいました。
「麹は品格になり、酵母は柄になる」と社長さん。
『氏より育ちぞ』ということばは聞くけれど、酒の個性は氏と育ちどちらも重要なのだと理解いたしました。

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9号系の良い香りがたつ酒毋。


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蔵元さんの敷地は広大です。
玄関から建物の奥の奥までは100メートル以上はあるかもしれません。


庭には栗の林があるそうです。こんどは秋にお邪魔したいですね。


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おや?蔵の入口に子供用自転車が。
きっと大人の働く姿をいつも目にして育つのでしょう。


間もなく発売さる新酒生酒が楽しみです。

お忙しい時間にお邪魔いたしました。
古くて新しい酒蔵の魅力を見せて戴きありがとうございました。
by hanatabi-haruko | 2015-12-14 13:15 | 雑事

鰰の底引き網(2015.12.11 FRI.)


時化(しけ)の続く日本海。今、鰰(ハタハタ)漁が最盛期をむかえています。
鰰漁の底引き網にかかった新鮮なお魚を、T君が持って来てくれました。

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ハタハタとカタクチイワシです。


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さっそく小さな鰯を手で捌き、頭と骨を外し塩こしょうし酢に浸けました。


 幼い頃、千葉県房総半島鴨川で暮らした私は、漁船を持っていた義叔父から差し入れられる新鮮な魚を食べて育ちました。(朝早い漁師さん、私が起きるころにはもう、庭の真ん中にバケツに入った魚が置かれていました。)

脂の乗った鯖、鯵、鰯、秋刀魚もあったかな?
とくに鯵は大好物でした。手間がかかるからか塩焼きよりも煮付けが多かったように記憶しています。
背びれの付根あたりのぷっくりした肉付き、冷めて醤油が滲みた味が美味しかったのを忘れられません。

鰯はカルシュウムの摂取のためにと、頭と腸(はらわた)の苦味もいっしょに食べさせられました。口の中で選り分けられずに残る小骨も気になり、なかば義務で食していたように覚えています。
 


大人になり、秋田に移り住んで、北国特有の魚にカルチャーショックを受けたものです。
特に鱗のないぬるぬるのハタハタ、ゴムのように硬いぶりこに慣れるまでには、やや時間がかかりました。
始めて秋田を訪ねた時、酸っぱくなった鰰寿司を鍋にして出された時にはまいりました。食べられるようになったきっかけは、自己流に酒と醤油に漬け込んで焼いたハタハタの旨さに目覚めてからです。
勿論、塩魚汁鍋も鰰寿司も美味しく頂けるようになりましたよ。

今でも好んで鯵を購入しますが‥、太平洋の新鮮な旬の鯵のあの美味しさは格別でした。関鯖や関鯵の美味しさにも引けを取りません。
近海でも採れる鯵や鰯。入手できる大振りの鰯は、鰯7対鯵3ほどの割合で「つみれ」にしてお汁に入れたり、メンチ風に焼いたりして食すこともあります。が、太平洋の荒波に揉まれ引き締った魚肉とは何だか異なるような気がするのは、私の気のせいなのかしら。

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そうこうしているうちに鰯がいい塩梅に締ってきました。


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食卓に早速一品が乗りました。
む〜美味しい!小さな鰯を必死に捌いた甲斐がありました。


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数日前に下ごしらえした薄味の酒醤油漬けも焼きました。
12月初旬の鰰は身もぶりこも柔らかくて、風味もよく最高です。


T君、御馳走さまです。

どんなに忙しくたって食事は楽しみです。だから万難を排して食事の仕度をします。
食に満足がゆけば、気分転換もできますし疲れもとれてゆくからです。

秋田で採れるものを、自己流の食べ方で食し楽しんでいます。
by hanatabi-haruko | 2015-12-11 20:03 | 雑事

初冬の色、初冬の音(2015.12.06 SUN.)

日頃の運動不足を解消しようと、動物園のある大森山に行ってみました。

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空は鈍色、動物園も遊園地も冬期休園で静かだ。


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カラッ、コロコロコロ‥‥音がする。
滅多に車が走らない車道に、丸まった枯葉が木枯らしに押されて背後から追って来る。


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チュン、チュチュンチュン‥‥梢に群がる雀たちが、人間の気配に驚いて一斉に飛び立ってゆく。


↓ ひとっこ一人いない広場のだらだら坂を下っていき、彫刻の森を散策する。

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ミシミシ、キューン‥‥樹の精霊の独り言なのか?
杉の木立が強風に耐えかねてきしむ音がする。



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足元は、まだ残る苔の緑いろ、杉の落ち葉の茶いろ、そして今しがた空から落ちて来た霰の白いろに彩られている。


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思いがけない季節外れの色も。


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ついこの間まで分厚い緑に覆われていた林が、今はすっかり葉を落とし空が見えるほどスカスカに。
急な石段を登るうちに、凍えていた身体がようやく暖まってきた。


ゴー、ズズズズゴゴーン‥‥これは風の音ではない。大森山西斜面を下ると日本海。
季節風が吹いて荒れ狂う海、白波がたつ音だ。
眼下の浜田浜の集落が白一色になる本格的な冬はもう間もなくだろう。↓

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by hanatabi-haruko | 2015-12-06 15:58 | 雑事

初雪(?)を見ました(2015.12.04 FRI.)

例年より遅れていた初雪の便りは、11月末の明け方だったようです。
そして今朝、自分の目で初雪(?)を見ました。

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午前7時ころ、降る雪を確認しました。


そろそろ本格的な積雪に対する心の準備が必要だと、知らされたのです。
さて、来るべき「冬」の雪はどの程度積るのでしょうか?

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2016年来年のカレンダーが届きました。

くどう なおこさんの詩にほてはま たかしさんが版画を添えたものです。
Fさん、ありがとうございます。


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1月の暦の前にある「申年の挨拶」をちらっとお見せします。
む〜、これは理想ですネ!


一年の(活動の)成果は師走に出ると、思っています。
残り僅かな2015年、いろいろあった2015年。一日一日を丁寧にもうひと頑張りして過ごしたいものです。
by hanatabi-haruko | 2015-12-04 17:26 | 雑事