花・旅・人

karyonin.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2015年 11月 ( 7 )   > この月の画像一覧

区切り(2015.11.29 SUN.)

28日土曜日、店を午後5時に早仕舞いして(酒飲み仲間の)忘年会をいたしました。

b0226219_194679.jpg
酣々塾(かんかんじゅく)の忘年会です。
夫が番頭を勤め22年間続いてきた「日本酒を楽しむ会」です。


発足当初は毎月一回のペースで、各地の地酒を真面目に勉強(?)しておりました。
それが、新年会、酒蔵巡り、花見、大曲花火大会、京都まで出かけての「京都で秋田の日本酒を飲む会」、忘年会と年に6回になり‥‥、今年はついに花火大会の引率も止めて結局集まることもなく、酣々塾は事実上休会になっておりました。

理由は、私どもを含めたメンバーの高齢化です。
酒量が随分落ちて、揃えた美味しいお酒が残るようになりました。22年前と同じようには飲めなくなったのです。

発足当初の馴染みのお店の座敷に、膝を折って座れなくなった会員も多くなり、食も細くなりました。
そんなこんなで、新しい方向性を探るためにも、一旦解散したほうがよいのではないかと決断し、皆さんにお知らせしての忘年会になったのです。

b0226219_19474054.jpg
乾杯の音頭は、出席率ナンバーワンの古老・K氏です。



b0226219_19491978.jpg

↑ この日の為に選りすぐりのお酒を集めました。

b0226219_19511727.jpg


b0226219_19522472.jpg


b0226219_1952534.jpg


b0226219_19533796.jpg
遠路お越し下さった方も。


b0226219_1954188.jpg


b0226219_19545937.jpg


すべてのお酒を飲み比べて真面目に利き酒する塾生、久しぶりに顔をあわせて話が弾む塾生、酔うほどに日本酒談議でケンケンガクガク。そこは昔と少しも変わりません。
美味しいお酒と美味しい料理は人の心を豊かにして、雄弁にさせます。

b0226219_19552857.jpg
ここ数年、自主的に参加される女性が増えて面白くなってきていました。
今後の方向として、「女子会」を独立させるってのも一案かも。


年齢に応じた酒の嗜み方があってもいい。楽しみ方があってもいい。
ひとつ終わって、違う何かが生まれそうな予感がした解散会になりました。

冷え込みが厳しくなってきました。そろそろ『雪』かな?
by hanatabi-haruko | 2015-11-29 20:04 | 雑事

師走は目前(2015.11.26 THU.)

収穫の秋も終盤、果物が出回っています。
我が家では一年中りんごを食べていますので、やっと去年のりんごから卒業でき、収穫したてのりんごの美味しさに満足しています。

b0226219_1447659.jpg

↑ 左から富有柿、ラ・フランス、フジ、はるか。
富有柿とラ・フランスは戴きもの。りんごは、フジに蜜が入ったころを見計らって、注文し送ってもらいました。

みんな同じ大きさに見えるけれど、それぞれ立派な大きさです。
果物は毎朝ヨーグルトに入れて食します。

b0226219_14561299.jpg

今朝は富有柿とラ・フランスをたっぷり入れました。

 
自家製ケフィアと市販のヨーグルトを半々にして、甘さ控えめのブルーベリージャムをトッピングします。(これなら乳製品が苦手な夫でもOKです)
我が家の食卓が立派に見える、一日一度の贅沢です。


b0226219_14481886.jpg

↑ シャコバサボテンが咲き始めました。11月もあと少し、師走が目前です。
by hanatabi-haruko | 2015-11-26 14:59 | 雑事

生酛造りの酒蔵を訪ねて(2015.11.21 SAT.)

雲ひとつなくひやっとする朝、気温は10℃を切って6~7℃ほど。

b0226219_1623113.jpg
「エノコログサ」に朝の光があたって、白い穂はまるで霜が降りたようです。

 

(酒)を売るという我が家業。どんな風にお酒が造られるのか? 酒造現場、醸造工程を知ることは仕事のうち、欠かせません。
来店されたお客さんに酒蔵の雰囲気を少しでも伝えることができればと、蔵元さんに研修をお願いしていましたところ、ようやく酒蔵見学が実現いたしました。

b0226219_16233781.jpg
ここは「新政酒造」さん。当店から歩いて5分、同じ川反通り2丁先にあります。


既に始まっている27BYの酒の仕込み現場をじっくり案内していただきました。

b0226219_16241476.jpg
洗米場


b0226219_16245541.jpg
40%精米?の粒ぞろいの美しさに感動です。


b0226219_16254524.jpg



b0226219_16261733.jpg
窓には湿気を逃がして塵は入れないフィルターが。


b0226219_16265114.jpg
蒸米の放冷機


b0226219_16272113.jpg
麹室。手前の白麹用と本来の黄麹用と、部屋が分けられている。
縦型の器具は雑菌遮断の為のエアーカーテン(?)発生機。


b0226219_1628027.jpg
半切り桶と櫂棒。


b0226219_16283783.jpg
そうなんです! このお蔵は生酛造り。全量ではありませんが、木桶で仕込みがされているのです。


b0226219_16301012.jpg
吉野杉の桶、木肌にほれぼれいたします。


b0226219_1630383.jpg
酛立てもこじんまりと。


b0226219_16311497.jpg
何やら不思議な機械がありました。
搾りに関わる新兵器らしいのですが‥この搾り器で搾られた新酒が楽しみです。


b0226219_16314527.jpg
サーマルタンクが並ぶ仕込み蔵。


b0226219_16322278.jpg
鏡のように白く滑らかな生酛の醪。


b0226219_1633141.jpg
「対流してくださ~い!」
蔵元さんのやさしい呼びかけに、醪が反応したような気がいたしました。


b0226219_16382963.jpg
オークの貯蔵樽で眠りに着くのはどんなお酒かな?


b0226219_163915.jpg
四六時中回る洗濯機は清潔の必須条件かな?


「お邪魔してます!」作業をされる蔵人さんに声を掛けますと誰もが、顔をキチンとこちらに向けて、帽子とマスクの間から目を合わせて明るくこたえてくれたのが印象に残りました。

いや~、驚きました。
前回お邪魔したのは2013年の雪の日でした。あれから3年。
すっかり新しく生まれ変わったお蔵の中で、蔵元さんの描く「あるべき酒と酒を取り巻く環境」がどんどん具体化して行く様子を目の当たりにいたしました。

新年度も、生酛仕込みの美しいお酒が出荷されるのを心待ちにしております。

蔵元さんのプロデュースする「酒」を体現し造りを主導する醸造長さん、直接の窓口になってくださる営業部長さんにもしっかりご挨拶して蔵見学を終えました。
お忙しい時期にありがとうございました。
by hanatabi-haruko | 2015-11-21 16:46 | 雑事

秋の東京で・ニキ展(2015.11.11 WED.)

美術の秋、次に訪ねたところは‥
ちょっと調べただけでも、東京では興味のある催しものが目白押しです。
中国は西安から何体かの兵馬俑が来ているらしいけれど、私は西安北東の兵馬俑抗で数千体の兵士や馬を観たことがあるので、夫には悪いけれどこれはパス。
スペインのプラド美術館からも美術品が来日しているとか‥。
いろいろあって迷いましたけれど、国立新美術館の「ニキ・ド・サンファル展」に決めました。

b0226219_15153811.jpg

時代と向き合ったアーティストのパンフ。少女時代の不幸な体験、子どもを置いての離婚、新しいパートナーとの生活。やがて女を歌い上げるような逞しい女性の像を沢山制作するようになって‥‥私が初めてニキの作品にであったのも、踊る女性の像でした。

十数年前、フランス・ニース。宿泊したホテルから歩いて10分程 。
「せめてコートダジュールの高級ホテルでお茶をしましょう」と言う添乗員さんの後に着いて、有名な<ネグレスコホテル>に行ったことがありました。
正装したドアーマンが恭しく開けてくれたドアーの先ずっと奥で、「ナナ」がクルクル踊っていました。見上げるほどの大きな女性像でした。↓

b0226219_15161413.jpg

なんて大らかに、『女』が表現されているのだろう!
『ナナ』って、誰だろう?

調べてみると、小アジア・フェニキアあたりで『ナナ』は、大地母神の別名となっているらしい。命を生み出すおっかさん、納得です。

b0226219_15211681.jpg
木蔭に立つお洒落な女性。
力強い肩、豊かな胸、くびれた腰、大きなお尻、大地を踏みしめる太い足。
女としての魅力が溢れんばかりです。(ポストカード)


b0226219_15215660.jpg
バベルの塔(?)の上で踊る女性の像。
土台は鉄アーティストであるパートナーの作品かな?
(ポストカード)


↓ 会場で写真撮影が可能だった「ブッダ」

b0226219_15223781.jpg

↓ 同じく「翼を広げたフクロウの椅子」

b0226219_1523088.jpg


む~、東京で美術の秋を満喫し充実した一日を過ごしました。
残念ながら今回は<夜の部>はなくて、その日の内に秋田に戻ってまいりました。
by hanatabi-haruko | 2015-11-11 15:30 |

秋の東京で・東京国立近代美術館(2015.11.10 TUE.)


東京国立近代美術館で藤田嗣治の絵を観るのは二回目です。
前回はたまたま行って、藤田の戦争画(アッツ島・・、サイパン島・・)に出会い、戦争の現実を絵画をとおして強く知らされた気がして、心打たれました。
今回は、終戦70年ということで、MOMATコレクション 特集:藤田嗣治、全所蔵作品(14点)展示。がお目当てです。

b0226219_16123547.jpg
カタログを購入しましたので、展示順に主だった作品にふれてみます。

 
b0226219_1614214.jpg
「猫」
闘争本能むき出しの猫の肢体描写を通して、国家間の争い(戦争)を表現しているとか。

 
b0226219_16143689.jpg
「南昌飛行場の焼打」


焼打ちの様子よりも、日本兵が操縦する飛行機の華々しい戦果が明るい色彩で描かれている。

b0226219_1615647.jpg
「哈爾哈(はるは)河畔之戦闘」


日本とソ連双方に多大な犠牲者がでたノモンハン事件を描いている。発注者は予備役中将の荻洲氏。おびただしい日本兵の死体が描かれた別バージョンがあったことは確からしい。

b0226219_1617443.jpg
「十二月八日の真珠湾」


b0226219_16173484.jpg
「ソロモン海域に於ける米兵の末路」
見え難いが、荒くれ鮫がボートの近くまで迫ってきている。
段々茶色や暗い色調になってゆく。


b0226219_16183023.jpg
「アッツ島玉砕」の部分
戦争の凄惨さが強調されてゆく。


b0226219_16185981.jpg
「◯◯部隊の死闘ーニューギニア戦線」


b0226219_16192510.jpg
「神兵の救出到る」


b0226219_16195718.jpg
「大柿部隊の奮戦」
匍匐前進するのは、少年兵か?


光量を落とした展示室で、焦げ茶色の絵は見え難い。
目を凝らして細部まで観察しようとするよりも、心で感じろと言うことかも知れません。

b0226219_16203148.jpg
ミュージアムショップで、夫はこんな本を求めていました。


by hanatabi-haruko | 2015-11-10 16:23 |

秋の東京で(2015.11.09 MON.)

小雨が降る日曜日、思い立って東京に行ってまいりました。
この秋の美術展が目白押し。どこに行こうか迷いましたが‥‥

↓ 東京駅に降り立ち

b0226219_16215025.jpg

皇居に向かって歩きます。
目的地は国立近代美術館。
戦後70年を記念して、近代美術館が所蔵する「藤田嗣治」の戦争画(戦後アメリカに没収されたが、期限無しで貸与されている。)が公開されるというのですから、観ない訳にはゆきません。

b0226219_16223353.jpg
堀に沿って歩いてゆきますと、こんなはめ込みのプレートに出会いました。


b0226219_16231375.jpg
たぶんお堀に沿ってぐるり一周、全国の県花が紹介されているのでしょう。
最初に出会えたのが秋田県だなんてラッキーです!


そう言えば皇居内は散策できるようで、東御苑の中を抜けてゆけば目的地は案外近いかも知れません。

b0226219_1623481.jpg
手渡されるプラスチックの入園票を携帯すれば無料です。


b0226219_16241948.jpg
二つの門を通過してゆきますと


b0226219_16253473.jpg
霜月には色鮮やかな「ぼけ」「ツワブキ」そして、「十月桜」が咲いています。


↓ 潔い直線を持つ石が重ねられた巨大な石垣は、目を見張る美しさです。

b0226219_16261169.jpg


b0226219_16263149.jpg
大手門を守る同心が百人詰めていた「百人番所」


b0226219_16271365.jpg

↑ そそり立つ石垣の反り、磨かれたような滑らかな面は、侵入しようとする者の戦う気力を一気に削いでしまいそうで、さすが天下一の江戸城の石垣ですね!

b0226219_16292189.jpg
「山茶花」が咲いています。


b0226219_1630714.jpg
天守台の前には「かもめ菊」のボリュームあるブーケが。


b0226219_16303730.jpg
目を凝らして見ると後の大樹が「橘の実」を付けています。


b0226219_16314187.jpg
火災の飛び火で消失してしまった天守閣、今は天守台だけが残っています。


b0226219_16321811.jpg
む?この穴は?


↓ お〜!天守台の一本松ですか?

b0226219_163246100.jpg

北詰橋門で「入園票」を返して皇居を出ました。


目的地の国立近代美術館にはゆっくり散策しても、一時間もかからなかったと思います。小雨の朝、人出がまだ少なかったのは幸いでした。

これまでは、京都の大きな寺院の荘厳さに感動してきましたが、皇居では石垣の魅力にはまってしまいました。
石垣には、完璧な建造物を築こうとする日本人の几帳面さを感じます。
by hanatabi-haruko | 2015-11-09 16:39 |

やっぱり晴れた<文化の日>(2015.11.03 TUE.)

b0226219_15121069.jpg
竿燈大通りの欅の紅葉も色褪せてきました。

 
b0226219_15124716.jpg
秋田駅に向かう道路沿いの銀杏は実をすっかり落として、今が盛りの黄色の葉です。

 
今年は忙しさにかまけて「紅葉狩り」の遠出をしていませんでした。
買物がてら青空の下、<千秋公園>まで足を延ばしてみました。

b0226219_15131761.jpg

↑ 千秋公園入り口の「モネの池(通称)」。
背の高い樹木の梢は大量の葉を散らしてスカスカ、青空が透けて見えます。

b0226219_15134717.jpg
溝にも落葉が。
落葉の掃除が大変そうです。
ほっておいても風に舞って何処かに吹き貯まるのでしょうが、足を滑らす危険がありますので、坂道の落葉は注意しなければなりません。


♪ まっかだな まっかだな つたのはっぱがまっかだな ♪

b0226219_15141733.jpg


b0226219_1515264.jpg
♪もみじのはっぱも まっかだな ♪


b0226219_15161676.jpg
大坂の石段を登ってゆきますと、こんな常緑の「熊笹」が美しい!



b0226219_15165497.jpg

↑ 内側から眺める「表門」当りの紅葉が、見事でした。

b0226219_15171741.jpg

↑ こちらはご近所さんの紅葉です。
これから徐々に染まってゆくであろう<かえで>の様子もまた、風情があります。

晴れの確立が高いといわれている11月3日文化の日、紅葉にはやっぱり青空ですね。
by hanatabi-haruko | 2015-11-03 15:20