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増田の「町家」を訪ねて(2013.08.27 TUE.)

8月25日(日)、大曲の花火見物で関西からお出での知人と、蔵の町増田を訪ねました。ご存知、増田は蔵が立ち並ぶ町。公開されている蔵だけでも14軒ほどあります。
と言っても、 豪雪から蔵を守るための覆い=鞘で蔵の全容は見えず、通りに面した店構えは一見質素です。(増田は内蔵のある町です)
どうしてこんな田舎町(失礼!)に蔵が立ち並ぶのか?

明治時代に「養蚕」、「葉タバコ」、「東北電力」で財力を蓄えた商人たちが建てた<蔵>なんだそうです。

一年に数回はお邪魔している、亀甲模様が特徴の

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<日の丸醸造>さんの漆蔵です。


現社長さんはこの地で育った方。
社長さんになられてから、町全体の発展を考えて尽力してこられたようです。
今や蔵の立ち並ぶ通り「中七日町通り」は<蔵シックロード>と呼ばれるようになりました。

次に訪ねたのは、<山吉肥料店>さんです。

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麻の葉模様が特徴の蔵です。


案内してくれたのは、店番をされていた商家の女将さん。奥様です。
表から順に、明治時代に建てられた店舗。大正時代に建てられた母家。そして財力を蓄え昭和初期に建てられた座敷蔵。蔵内部は非公開でしたが、蔵の周囲に施された、職人の丁寧な仕事ぶり等を説明していただきました。

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白色の下地に黒色の漆喰が塗り重ねられ、ピカピカに磨かれています。蔵に鼠が入ってこないように「蛇」の模様があります。


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蔵の下方にある「風通し穴」
石で出来ている引き戸は精巧で、今でもスムーズにスライドするそうです。


進取の気質に富んだ町人の工夫が随所にあります。
それに、何と言っても、奥様が何十年も暮らしてこられた歴史を、30分以上もかけてお話くださったことが、心に残りました。

建物内を50mほど進みますと、庭に出ますが、庭に面して左側には

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「味噌蔵」


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「肥料蔵」と並び、


裏門手前には、来客の接待用に建てられた、手入れの行き届いた洋館の「離れ」もありました。

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敷地内の奥行き100mほどに沿って、巾2mほどの農業用水路があり、流れてゆく水の上を涼やかな風が渡っていきます。



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↑裏門は黒塀で、表とは違い見るからに立派な構えです。
表は控えめ、裏は少々派手なので「ほたる」。そんな説明もありました。

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「レンゲショウマ」


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「ヒオウギ」


ここに住む方のお人柄が伝わってくる、清々しいお庭です。

「蔵の日」には混雑していて、ゆっくりした見学は無理でしたので、今回は充実した見学になりました。

蔵の町見学の〆は勿論、座敷蔵での昼食です。
立派な座敷蔵のある佐藤養助さんのお店で、稲庭うどんをいただきました。

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帰りがけには、湯沢のダリア園に寄りましたが、


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今年は裏年なのか?それともまだ早かったのか?
花は少しだけでした。



県外からのお客様を迎えて「花火」と「小旅行」を楽しむ。
毎年繰り返される夏の行事も、無事終わりました。

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奈良は、団扇の産地です。
素敵な団扇をお土産にいただきましたので、来年の夏には、団扇モビールでも創りましょう。


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千葉県沼南の梨。
こんな重い箱を空路お土産にお持ち下さって、ありがとうございます。


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道の駅「まめでらか」には、もうミズの実が出ていました。
早速、湯どうしして醤油漬けにしました。(まめでらか‥元気でいるかい?の意)


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道の駅「まめでらか」には、何故か高知のコナツがありました。
北国で、南国の柑橘類は魅力です。勿論ゲットしました。



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皆さん、遠路お越し下さいまして、ありがとうございました。
by hanatabi-haruko | 2013-08-27 13:14 |

大曲の花火(2013.08.26 MON.)

今年も県外からのお客さんたちと一緒に、大曲の花火(8月24日)を楽しみました。

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雨の不安を抱えながらでしたが、壮大な『ナイアガラ』で開幕です。
花火は語るものではなく、自分の目で見、体感するものですが、一部ご紹介します。
数十分の一という確立で偶然撮れたものの、シャッターチャンスが今イチのものがほとんどです。
期待をなさらずにご笑覧下さい。

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四重芯変化菊かな?
因みに、今年の割物花火の優勝は、秋田県の小松煙火工業の「五重芯変化菊」でした。


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造詣も色彩も綺麗な「創造花火」が、会場に流れる音楽に合わせて夜空に描かれます。

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途中、雨あり、薬莢を降らせる向かい風ありのフルコースでしたが、毎年用意していただくお席は、桟敷席。ど真ん中の特等席です。
」の頭上を中心に展開される花火の天蓋の下、一夜限りの宴で盛り上がりました。

ズッドーン!! ヒュルヒュルヒュル~
暗黒の夜空に向かって迷いなく登っていき、
ドッカーン!登り切った頂点で一気に花開く。

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パチパチザワザワザワ
飛び散り細い柳の枝を長くのばして崩れ落ちるものもあり、又、先端にキラリと星を光らせて流れ星のように消えてゆくものもあります。

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大曲の花火の歌(故 津雲 優氏 作曲)を大声で歌い、短い夏の夜の「花火」を満喫致しました。

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雨のあがった後の夜風は、もうすっかり秋でした。
by hanatabi-haruko | 2013-08-26 14:59 | 雑事

白岩焼・和兵衛窯を訪ねて(2013.08.18 SUN.)

角館町の白岩にある<和兵衛窯>さんから、和兵衛窯40周年記念『登り窯新作展示会』のご案内をいただいていました。
会期は8月5日〜8月25日。
竿燈祭り、お盆、そして今週末には大曲花火大会と、行事の多い8月です。
伺うなら今日しかありません。

初めてお邪魔したのは、20年前。
登り窯が完成し、窯出しした作品の展示会でした。

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あの日も確か蒸暑かったように、記憶しています。

 
江戸時代にこの地にあった窯場が地震で崩壊し、長く白岩焼きが途絶えていたところ、若い渡部さんご夫妻が和兵衛窯を復活されたのが、40年前。
(私たちも1973年6月に秋田に移住して今年で40年になります。お二人の努力の40年が気になる所以でもあります) 
伝統と創造性と‥‥真面目なおふたりが歩まれた年月が作品に表現されていて、どれも魅力的です。↓

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この日の記念に何か欲しいけれど、持ち物を整理し減らしてゆかなければならない年齢の私たちです。ならば、毎日の食卓でつかう食器にしよう。

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これまでも幾つか、普段使いに白岩焼きの食器を愛用してきました。


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それほど迷わずに、今日の夕食から使えるもの数点が決まりました。


ご主人に登り窯を案内して戴きました。↓

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天井の釉薬が青く美しい。


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窯場は清掃が行き届き清潔で、窯元さんのお人柄が伺えます。


酒蔵も料理の厨房もそうですが、出来上がった作品の裏側に、清潔な真面目な仕事が見えることで、最終消費者は安心し信頼して『飲食』を楽しめる。
そんな気がします。

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早速夕食に使いましょう。



8月も半ばを過ぎ、花も季節を追っています。

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和兵衛窯さんの庭の「ブラックベリー」


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食用「ほうずき」の花と


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食用「ほうずき」の実


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田沢湖芸術村の庭の「萩」


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「芒」と「水引」


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帰りがけに寄った角館の<新潮社記念文学館>では、西木正明の仕事を紹介する展示がされていました。


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これは珍しい!
角館町には、
<絣のもんぺ>の専門店が健在です。



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お盆が終わり、お飾りの「ほうずき」のお下がりを上手に風船にし、小さい頃を思い出し、口に放り込んで鳴らしてみました。


芒は穂をだし、稲穂は頭を少し垂らし、蒸せるような緑の山は、湿気が多いせいか、白く靄っているように見え‥‥秋が近い、蒸暑い一日でした。
by hanatabi-haruko | 2013-08-18 22:11 |

お盆の頃の花(2013.08.14 WED.)

遅れていた「百日紅」が、咲き始めました。↓

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梅雨開けころから、蓮の花がピークです。↓

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件の「松葉牡丹」も、昨日咲きました。



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娘たちと合流して


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お墓参りをしました。


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「芙蓉」が、夏の太陽を受けとめるアンテナのようです。


家の前の<川反通り>は、帰省客がときおり歩きはするものの、多くの飲食店は連休に入っています。

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流れる煙を気にせず、迎え火のつもりの「花火」です。


信用度は高いものではありませんが、予報によればこれからしばらくは、夏らしい天候で推移するようです。
ようやくやってきた夏を、楽しむつもりです。
by hanatabi-haruko | 2013-08-14 10:53 |

松葉牡丹(2013.08.10 SAT.)

幼い頃の夏の庭は、特別に花壇などはなかったけれど、毎年忘れずに咲いてくれる「松葉牡丹」や「ホウセンカ」で彩られていました。

花が終わり実を結び、時がくれば自然に弾け飛び散る「ホウセンカ」。
その時を見計らってそっと触れると、次々に弾けて指先をくすぐる。
一日花の「松葉牡丹」は色も様々。
どんな色が幾つ咲いたのかを確認するのは、毎朝の楽しみでした。

今、街中の我が家の敷地内は、コンクリートで固められていて土がありません。
花は皆、プランターや植木鉢で、乾燥を気にしながら水やりをし、手を掛けて育てるものになりました。

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だいぶ前、幼い頃を思い出して、プランターに「松葉牡丹」を植えてみました。

 
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水やりのタイミングを計りながら、何年かは楽しんだのですが、長くは続かずやがて‥‥消滅して。


今年の春先、長い間放ったらかしにしてあったプランターの土をひっくり返して、しばらく放置しておいたら‥‥雨の恵を得て、いつの間にか小さな松葉牡丹が生えてきていました。驚きです。
あちこち芽を出した松葉牡丹を拾い集めて、プランターに植え替えました。

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その内の一つが蕾を付けているのを今朝発見!



ようやく戻って来た夏の陽射しを受け止めて、咲くのが楽しみです。

私の場合、花にまつわる思いは、ずっと繋がっていくように思います。

富山県の八尾町。父は7人兄弟の上から2番目。
私が初めて<生まれ在所>の富山県八尾町を訪ねたころには、ほとんどの兄弟は他界し、叔母がひとり健在でした。
年寄りひとりが留守番の家を訪ねますと、広い敷地内には様々な草木が植えられ、夏の花々が咲いていました。
叔母自慢の、色も鮮やか八重咲きの松葉牡丹が目に止りました。

「種が落ちたら、是非分けて!」と叔母に頼みました。
父と同じように、叔母もこの花が好きなのかとふと思ったからです。

遠く離れていても、同じ花を愛でる喜びが共有できるかと、楽しみに待っていたのですが‥‥。やがて叔母は病に伏し、お見舞も出来ないうちに一年ほどで他界してしまいました。

葬儀に参列した時、叔母の想い出に繋がる「松葉牡丹の種」のことを
従姉妹に恐る恐る聞いてみました。

「え!そうだったの !! 」
「母がハルちゃんに、つまらない種子など送ってくれというので、分った分ったと聞き流して、処分してしまった」とのこと。    そうだったんだ‥‥。

ずっと待っていたことは伝えたものの、その一件は、笑い話のうちに終わったことになってしまいました。
 
 

あれから叔母さん、お嫁さん、その息子さんと代は変わり、馴染みの薄い遠い地に住む私の存在は、日々に疎くなっていくのでしょうから、心を残しながらも、諦めるしかありません。

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夏の陽射しをいっぱい受けて咲く可憐な「松葉牡丹」。
気にかけられるでもなく、待たれるでもなく‥‥叔母さんが元気だった頃と同じように、今年もあの庭で、花を咲かせていることでしょう。
by hanatabi-haruko | 2013-08-10 15:36 |

天変地異(2013.08.09 FRI.)

そろそろお盆の帰省客で賑わいはじめた秋田ですが、秋田県北部は本日午前中たった半日で、8月の2倍の雨量が集中的に降り、警報がでました。
住宅の床上浸水、土砂崩れ、新幹線「こまち」の部分運行など、影響が報告されています。

ご心配いただき(お電話下さった方々)ありがとうございます。
幸いにも今は雨足も収まったようです。曇天の秋田市内。少しだけ明るくなってまいりました。

只今気温は30℃前後、湿度は90%を越え、堪え難い蒸暑さです。
こんな時は、出来るだけ家の中でじっとして災いをやり過ごし、体力を温存するに限ります。

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クーラーの風で団扇のモビールが静かに回り‥‥眠くなってきます。



まさか「地球のご機嫌、体調が宜しくない」なんてことではないでしょうが、
西日本は異常な猛暑が続き、風が吹けば突風や竜巻に見舞われ、雨が降れば洪水や土砂災害にハラハラする。
あの大地震大津波以来、そんなことが多いようです。
人間の自然に対するおごりの気持ちを、戒めているような気がしてしまいます。

半世紀前の、<凌げる程の適当な暑さの夏> が懐かしいです。

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天気予報は外れまくっています。青い海、青い空に入道雲‥‥そんな夏の光景が恋しい ! 
by hanatabi-haruko | 2013-08-09 14:59 | 雑事

竿燈祭り(2013.08.04 SUN.)

秋田市は今、「竿燈祭り」真っ直中です。

日が暮れて7時30分、提灯に火を入れ用意 ↓

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一斉に稲穂(竿燈)が夜空に上がります。↓

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♪短い夏を惜しむように 竿燈の灯が揺れる
言葉にならない切なさに 黙って友と酒酌み交わす
夜空にそよぐ街路樹は あのひとの囁き
ああ ああ ここは秋田
流れ消えゆく笛の音の 胸の奥に
笛の音の笛の音の しみてゆく ♪ 
 作詞 彩菜、作曲 津雲 優


竿燈のお囃子は、太鼓、笛、鉦で構成されています。
振りが大きく派手な太鼓も魅力ですが、竹笛は、透き通った音でお囃子をリードする。主役かもしれません。

昼間の暑さが収まり、暗くなった大通りを吹き抜ける夜風は、少し涼しい分だけちょっと淋しい。
夏が始まったばかりなのに、近くに秋を感じてしまうのは、笛の音色のせいもあるかもしれません。
竿燈祭りの歌や、大曲の花火大会の歌を作曲し、歌った<津雲 優>さんが、今年の4月に、60歳の若さで逝去されました。ご冥福をお祈り致します。

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町内での戻り竿燈。


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思いっきり太鼓をたたけて、大満足の孫娘。
気がつけば、お腹がぺこぺこ。


by hanatabi-haruko | 2013-08-04 20:46 | 雑事

梅雨明けて、竿燈祭り(2013.08.02 FRI.)

秋田は気象観測史上、最も降雨量が多かった7月をようやく抜け出して、今日は
8月の眩しい太陽を体感しています。

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↑ う~ん! やっぱり青空っていいですね。

天気予報では、これから一週間は晴れが続くそうです。
お上の宣言を待たずして、勝手に「梅雨明け」したと、決めました。
長雨に痛めつけられていた農作物も、これから挽回してくれればいいんですが。

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アベリアの花が満開です。


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千秋公園周辺は、蓮の花のよい香りが漂っています。


明日から3.4.5.6日と四日間、秋田市は「竿燈祭り」で賑わいます。
↓ 千秋公園の土橋から、堀越しに提灯が並ぶのが見えます。 

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玄関先に川反通りの竿燈会の提灯を吊るして、祭りの準備です。



真夏の青空の下、稲穂(竿燈)が揺れる‥‥楽しみです。
by hanatabi-haruko | 2013-08-02 17:05 | 雑事