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梅雨が明けました(2012.07.27 FRI.)

東北地方でも梅雨が明けたようですが、日中は蒸暑くて、散歩に出かける気力がありません。
夜、仕事が終わると同時に家を出て、小1時間ほど軽く歩くのがここ暫くの日課となっています。
その頃になると風も涼しくなり、紫外線の心配も全くありませんから。

真夏日の暑~い映像がニュースになりますが、秋田に限っては寝苦しい夜は今夏、まだ一度もありません。  

とは言うものの夜の散歩では、花を求めてと言う訳にはいきません。
久しぶりに日中カメラを持って、花を探してみました。

ここ2,3日、湿度80%を越える蒸し蒸しする天気だったせいか、蔓たちの成長に勢いがあります。

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カラスウリの一種。
白いレースで着飾った花は繊細に見えますが、エイリアンみたいに蔓を伸ばし、壁や石垣を這い上がってゆく逞しい植物です。

 
こちらも樹木に絡んで、上に上に這い上がってゆくノウゼンカズラ。
はっとするような朱色の花は、高い所でも人目をひきます。↓
 
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足元に目をやると‥ギボウシ


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檜扇スイセン


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名前は分りませんが、緑色の涼しげな可愛い花(?)です。


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早々と秋を思わせる萩の花も咲き始めました。


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嗅ぐと芳香がしますが、楚々としたクチナシの花。


夏の花暦、いろいろな花が咲いていました。

来週末から竿燈まつりが始まります。
今夜も川向こうから、お囃子の練習の音が聞こえてきます。
8月の3、4、5、6日の本番にむけて、益々熱が入ってきたようです。
by hanatabi-haruko | 2012-07-27 11:03 |

八幡平へ花を訪ねて‥その2(2012.07.24 TUE.)

この異変、どうしたことだろう?
季節がだいぶ遅れているのでしょうか?
下山してから、<ボランティアガイド>さんに話を伺うと‥‥

「今年の八幡平は4月まで真冬のような寒さで、2,3日前も雪が降るかと思える程寒かった。」そうです。
そんな厳しい環境が影響して、花も少なく背丈も小ぶりなんですね。

小バイケイソウは、圧倒的な数で咲き誇っていた当たり年の去年とは大違い。
今年は蕾も全く見かけません。
今迄にも季節が半月程も遅れていた年がありましたが、こんな経験は初めてです。
「ほぼ4年のサイクルで当たり年になる。去年が当たり年で今年はその裏年ということで、2,3年は様子見。」とのこと。
人間は偶然の景色を受入れるしかありません。

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ワタスゲが揺れる木道を、観光バスを連ねて訪れた団体さんが渡って行きます。今、山歩きは中高年のブームですネ。 

そう言えば3年前だったか‥‥その年は7月と9月と2回も八幡平に行きました。9月6日、八幡平に向かう途中の湿地で、小バイケイ草 とレンゲつつじ ニッコウキスゲ大饗宴に出くわしたことがありました。 

次の年、八幡平を紹介するポスターになった程の素晴らしさでした。
3種類の花が同時に咲き誇るなど「こんなラッキーな年はない!」と、その場に立ち会った人たちで感激を分かち合ったことがありました。

と言うことは、今年も9月にもう一度行けば‥‥
いえいえ、自然はあるがまま。
人間が勝手に期待して、一喜一憂するのはやめましょう。

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チングルマは日のあたる場所ではこのように、
繊細な影を木道に落としていました。


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ワタスゲは風に揺れて、旅立ちを待っていました。


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マイズル草や


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ズダヤクシュは、繁殖力の強そうな植物に遠慮がちに咲いていました。


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イワハゼや


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アオノツガザクラが


たった一箇所だけですが、いつもの場所に咲いていてくれてほっとしました。
昼近く、下山途中の峠で

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トウゲブキと


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アオモリアザミの花に次々に出会えて


お天気にも恵まれ、、山に夏が訪れていることが実感できました。

同じような時期に訪ねても、私が初めて気づくことができた花、ホソバノキソチドリ、ミヤマトウバナなどもあります。

せっかく出会えたのに、素人カメラマンの悲しさ。
失敗も多くて、ご紹介できる写真が限られてしまいます。
口惜しいことですが、  又来年ということにいたしましょう。       (おわり)
by hanatabi-haruko | 2012-07-24 10:24 |

八幡平へ花を訪ねて(2012.07.22 MON.)

今年の八幡平の花の開花状態はどうなのだろう?
13年ほど前から、毎年7月に訪ねる八幡平の花畑。
気になりながらも予定がたたず、ようやく昨日行ってまいりました。

目の前の山は岩手山。
東北地方太平洋側ではやませ(山背)が吹き、低温注意報が出ているようですが、この深〜い雲海は、裾野の町まで繋がっているのでしょうか。

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花を求めて、ゆっくり1時間半程かけて歩いてみました。

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例年通り、ミヤマキンポウゲが道ばたで出迎えてくれます


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ハクサンチドリもまだ咲いています


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キヌガサソウは盛りを過ぎるとこんな風です


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ヒロハユキザサはしっかりと成長しています


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数は少なかったけれど、クルマユリも


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カラマツソウは良く見かけました


八幡沼あたりまで歩いてゆくと、

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鶯の鳴き声があちこちから聞こえてきます。
恋の相手を探すのも、季節的にはこれが最後のチャンスなのでしょうか、
♪ ホーホケキョ、ホーホケキョ、ケキョケキョケキョ‥‥♪
谷渡りも上手に決まっています。

見晴らしのいい湿地帯(少し乾いてきたのかな?)に出ますとそこは
お花畑があちらこちらにある筈です。

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ニッコウキスゲも


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ヨツバシオガマも


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イワカガミも‥
(アレ! 右隅の小さな白い花は、オオヤマフスマかしら?)


見つけはしましたが、とても数が少なく心細げです。
今年は何かが違っています。
少ない花たちをもう少し探して歩いてみましょう。   (つづく)
by hanatabi-haruko | 2012-07-23 11:02 |

来てうれしい‥‥(2012.07.21 SAT.)

孫から「遊びに行ってもいい?」の電話がありました。
今日から幼稚園は<夏休み>です。
高校生のおねえちゃんおにいちゃんは、それぞれ部活が忙しくて遊んで貰えそうにないと言うことで、暇を持て余した孫からのラブコールでした。
「どうぞ、いらっしゃい」とは言ったものの‥‥、
来る前にしておきたいことが。

何より千秋公園中土橋そばの堀の、蓮の様子を見にいかなくちゃ。
絶好の開花日和、早足で堀まで行ってみました。
おぉ~!

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限られた場所からの撮影ですから、なかなか思うようにはいきませんが
昨年同様に香しい匂いが漂って、一面に咲き誇っています。

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↓ 土橋をはさんで向かいの堀には、普段は禁止のボートが用意されて、

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↓ 「なかいち」には、これから始まるセレモニーがお目当ての人が押し寄せています。

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今日はこのエリアのお披露目があるようです。
子どもの足で、ここまで散歩するのもいいかな?

戻ると間もなくやってきました。

お祖父ちゃんと連れ立って、セレモニー会場まで。
こんな時は決まって、親には内緒の食べ物を何かひとつプレゼントするサプライズが。
夫も孫も充分承知でウキウキ出かけていきました。

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「おかえりなさ~い」


そして、お迎えのおかあさんに促されて、遊び足りないのか口を尖らせて帰ってゆきました。
「また遊びにいらっしゃいネ」

ふぅ~!
来てうれしい、帰ってうれしい孫でした。
by hanatabi-haruko | 2012-07-21 14:38 |

「友情にも季節がある」(2012.07.18 WED.)

千秋公園の蓮、毎日のように通っていますが、なかなか素敵に咲いてくれません。

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開いた花は皆茶色くいたんでいます。
晴れの日が3,4日続けば綺麗に咲くのでしょうか?
明日もまた行ってみます。



粘菌学者である<南方熊楠>氏に興味があり、氏のフィールドワークである粘菌類の観察の地に行ってみたことがあります。
太平洋からの湿気をたっぷり孕んだ、粘菌類の宝庫<紀伊半島の熊野>の山地。
そこは水蒸気が身体に纏わり着き、息苦しくなるような世界。
褌一丁で過ごす氏の写真を本で見たことがありますが、
裸になっても、風呂に浸かっても、冷や水を飲んでもすっきりしない、身体の中からカビがはえそうな世界でした。

熊野の北西側の入口である高野山にも行ってみました。
弘法大師空海さんのねむる奥の院に向かう参道は、空海さんを慕って同じ墓所にねむりたいと願う、幾千もの死者たちの墓標で埋め尽くされていました。
樹木は生い茂り、苔は容赦なく墓石に覆いかぶさり、数年経てばどれが誰の墓やら墓碑銘を判読するのも困難なくらいです。
森全体が粘菌類の住処なのです。
 

氏は若い頃、孫文(中華民国の発足の立役者)と友情で結ばれましたが
時を経て孫文から再会を打診されて
「友情にも季節がある」と伝え、会おうとしなかった。
氏の気持ちを尊重した孫文は、再会をあきらめた。
という有名な逸話があります。

氏は次々に新種を発見して、研究は行き着くところをしらない、時間が幾らあっても足りない毎日でした。
会わなかった訳はそれだけではなく、政治家と植物学者との間に接点が見いだせなかったからではないかと考えます。

古き若き良き時代を懐かしむ心境に到達した孫文が再会に求めるものに、
現在も学究の日々をおくる自分は応えられないと感じたのでしょうか?
やはり「友情には季節がある」のですね。

手前の小さな花がアベリア。日本酒の酵母がこの花から抽出され、華やかな香りのお酒が造られています。 ↓

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48年ぶりのクラス会に行ったけれど、会えなかった人。
一番会いたかった友人に帰省後、クラス会の様子、機会があったら会いたい旨を思い切って書き送りました。

60歳をだいぶ過ぎて、最近は<人生の終わり方>をぼんやり想像するようになりました。
過去を振り返りお礼を言っておきたい人も何人かいます。
友人のTさんも間違いなくそのひとりです。
迷いの多かった青春時代に、寄添ってくれた親友でした。

結婚式に来てくれて以来、お互い家庭のことで手一杯。
そのうち時期がくればまた会えると思いながら、言い出せずに41年も経ちました。
返事がきました。
「そうだったの。会いたいね!」‥私は、そんな返事を期待していたのかもしれません。
「家族が自分を必要としている今の生活、今しばらくとても時間がとれません。」そんな内容の短い返事でした。
彼女は只今孫育ての真っ直中、おばあちゃん稼業が忙しいようです。
青春時代の友情は過去のもの、懐かしんでいる時間も余裕もないのかもしれません。
そして、何時かは思い出して懐かしく感じてくれる‥そんなことを勝手に期待してはいけないのかもしれません。
「気長に待っています」とは言えず仕舞いです。
「友情には季節がある」
寂しいけれど、現状を受入れなければなりません。

夕べ月下美人がひとつ咲きました。↓

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今夜もまたひとつ咲きそうです。


by hanatabi-haruko | 2012-07-18 17:14 |

せんべい(2012.07.15 SUN.)

大雨に見舞われた九州地方の方々に、心よりお見舞申しあげます。
秋田も夜半から激しく降り出して、旭川は小降りになった今、靄っています。

月下美人の蕾がふくらみました。しかも嬉しい数え間違い、2個ありました。
今週中に咲きそうです。↓

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久しぶりにお越しのお客様から、大好きな<おせんべい>をお土産にいただきました。嬉しいです!

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日本橋は人形町の<草加屋さん>の醤油せんべい。


40年近く前のこと。秋田に移り住んで暫くは、いろいろな点でカルチャーショックを受けたものです。
話し言葉が聞き取れない。(まるで外国語)
食べ物の種類や名前が違う。(にしんがカド、塩鮭がボタなど)
覚悟していたつもりでしたが‥‥

秋田の生活も2,3ヶ月たったころ、無性におせんべいを食べたくなって
「せんべい有ります」の張り紙のある近くのお菓子屋さんに入ったときのこと、
ショウケースに並ぶせんべいの正体を知って驚きました。
それは小麦粉を型に入れて固め焼いた南部せんべいに似たものでした。

硬~い醤油味のせんべいを、ぽりぽりかじりたかった私。
薄くしてパリッと焼いた米菓以外は、煎餅とは言わない!
小麦粉の焼き菓子なんぞは、煎餅とは言わない!
 
そんな私の気持ちが、たぶん顔にも出ていたのでしょう。

「え?おせんべいってこれですか?」と発した私に、店の人は
(秋田で)せんべいと言えば、これです!」と無愛想な対応です。
見回せば店内には、小じんまりとした和菓子が結構なお値段で並んでいて、私が探しているせんべいは‥見当たりません。

ここは高級和菓子店(?)。どうやら入る所を間違えたらしい。
諦めて何か違うお菓子でも買えば、その後の会話も成立したのでしょうが、持ち合わせが充分ではなかった私。
諦めきれずに、結局何も買わずにお店を出てしまいました。

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大のせんべい好きで知られていた落語家の三木助さんが、草加屋のせんべいを金庫にしまって鍵を掛けていたという説明書き。



む~、わかるなぁ~!美味しいものはすぐ減る。できれば誰にもあげたくない‥ですよね。

無性に食べたかった<食べ物>にありつけなかった無念。
そうです!食べ物の恨みは何年経っても、そう簡単には薄れません。
あれ以来私は、そのお菓子屋さんで買うチャンスを逃し続けています。

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ベゴニアの赤と


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           白色


ポリポリ、パリパリ、ガリガリ。
かじったせんべいの欠片で、口中が傷つきそうになることもあります。
そうそう、これこれ!
やっぱりせんべいは草加せんべい(これだけは譲れません)。
私の好みです。
by hanatabi-haruko | 2012-07-15 16:27 | 雑事

レオナール・フジタに魅せられて(2012.07.12 THU.)

中土橋を渡って、千秋公園の堀のそばにあった[県立美術館]。

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↑ 建物は今でもありますが、
老朽化が進んだために、堀の手前の新しい町づくりエリアに新築され、もう直ぐ引っ越しです。↓

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県立美術館は[平野政吉美術館]とも呼ばれていました。
秋田の平野政吉氏の[藤田嗣治コレクション]を中心に展示物が構成されていたので、看板がふたつ掲げられていたのです。

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古い美術館に入ると、独特のフジタ・ホワイトで描かれた<裸婦と猫>の大きな絵が出迎えてくれました。
でもなんと言っても圧巻は<秋田の行事>です。
秋田の四季のお祭りを、畳26畳分の壁画様に、たった15日間で一気に描きあげたことでも注目を浴びています。地元秋田では、むしろこちらの方に人気があるようです。

嗣治氏が亡くなって44年。
彼の絵の評価は高まって、今迄公開されてこなかった戦争画にも関心が寄せられるようになりました。
7月11日、NHK BS放送で極上美の饗宴「藤田嗣治 究極の戦争画」 が放映されました。

フジタは本当に<戦意高揚の為に戦争画>を描いたのか?
残念ながら「ウィ!」でした。
フジタは軍部の要請で14点の戦争画を描きました。
「日本人として、国の戦争に協力するのは当たり前」と考え、また
「日本国内で画家としての評価を得たかったから」のようです。
フランスではフジタの実力は充分認められていましたが‥‥

ではフジタの戦争画が果たした役割は戦意高揚だけだったか?
これは「ノン!」と言えます。そう断言できます。

<サイパン島 玉砕>
は昭和20年、フジタが描いた戦争画の14枚目の作品です。
一般民衆(普通の市民)が戦争の犠牲となり苦しむ様子が克明に記録された、フジタの戦争画の集大成となりました。
軍部やフジタの意に反して、観る者に反戦の心をを強く呼び起こす絵だと言えましょう。
この1枚の絵の存在で、<フジタ=戦争協力者>の汚名から解放されないか‥‥と、願わずにはいられません。

晩年フランス国籍を取得し、クリスチャンとして生きることを選んだ彼。
洗礼後の作品が多く展示された2008年の「レオナール・フジタ展」を[上野の森美術館]に訪ねたことがありました。

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レオナールはクリスチャンの洗礼名。
洗礼後は宗教画も多く手がけている。



イエスは、自身が架けられる十字架を背負って刑場への道「ビアドロ・ローサ」を歩む。
フジタが亡くなる3年前の作品。↓写真はいずれもポストカード

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蛇の誘惑に負けて、禁断の果実を手にするイヴ。

動物たちを従えて、アルテミスのようでもあり、
髪をかざる花からフローラもイメージできる。
フジタの神話の解釈は、自由でのびのびしているように思う。


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ミュージアムショップで選んだノートの表紙絵。
シャンパンで乾杯する「フジタと君代(夫人)のお祝」


フジタは1968年フランスの片田舎で、君代夫人に見守られて82歳の生涯を閉じました。

優れた美学の持ち主であり、工夫と努力の人、優秀な職人だったと思います。

フジタの絵画をブログ上でご紹介出来ないのが残念です。が、来年には、新しい秋田県立美術館が本格オープンします。
勿論収蔵品の中心はフジタの絵画です。
レオナール・フジタの絵は私たちに、また新たな感動を与えてくれることでしょう。
by hanatabi-haruko | 2012-07-12 20:47 |

寄り道、通り道(2012.07.09 MON.)


今一番見かける花、アジサイ。
町中でもアジサイ、ガクアジサイを多く見かけます。

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我が家のガクアジサイ。


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こちらは似ているようだけど、ノリウツギ


ほかにも、ヤマアジサイ、イワガラミ(蔓アジサイ)、オオカメノキ(ムシカリ)などなど。
よく似ていて判別しにくいです。

アジサイは形もさることながら、いろいろな色があり、その色も日を追って変わってゆくのが魅力です。
改良種も沢山あるようですから、名前は覚え切れません。
この時期に咲くアジサイに似た花は皆、アジサイでいいですよね。

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小さな花の葵、ゼニアオイ。


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木イチゴも散歩途中で見かけました。


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千秋公園のスイレンの蕾が膨らんできました。


数日前、町の中心部に<エリアなかいち>がオープンしました。
我が家からは歩いて5分。
丁度、散歩の帰り道にあたりますので、夕食の補充に何かチョコッと
<サンマルシェ>で買いものしましょうか。
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買い物客が多い時間を避けて、売り切り値引きが始まる4時半ころが
お買い時ですね。
でなければ脇目もふらずに、美術館との間を通って真っすぐ帰りましょう。
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寄り道、通り道、楽しみが増えました。
by hanatabi-haruko | 2012-07-09 19:41 |

百年続けば歴史?(2012.07.07 SAT.)

まだ明るい夕方7時、川向こうの地元銀行(H)の駐車場から、
七夕まつり=竿燈のお囃子の音が聞こえる季節になりました。
本番までひと月を切り、練習にも熱が入ってきました。

近くの<赤れんが郷土館>では、築100年行事が催されています。
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立派な赤れんがの洋風建築物は、もうひとつの地元銀行(A)の本店として100年前に建てられたもの。国の重要文化財にもなっています。

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↓ 長~い笹竹にお願い事の短冊が沢山吊るされています。

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七夕の今夕、幸いにもお天気は晴れ。
水蒸気の多い梅雨時故、夜空の天の川は期待できませんが、
催し物のひとつ『雅楽の調べ』を覗いてみました。

かがり火が燃える中、雅楽が奏でられます。
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普段は人気(ひとけ)のあまりない界隈です。
どこから湧いてきたのか大勢の観客が‥‥8月初旬の竿燈まつりの賑わいが連想されます。
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赤れんがの重厚な建築物、築100年は立派な歴史と言えるんですね。

ところで、細々ながら我が家の家業もあと2,3年続けば100年。
一世紀を経過するようです。
30年程前に建物を新築した時に、お世話になった問屋さんが古い書庫から探し出して

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セピア色の開店披露のチラシと


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大正3年の日付のある、問屋からの独立挨拶状を


プレゼントしてくれたことで、はっきり知りました。
(扱い商品や酒の銘柄から、大正初期の商いの様子が伺えて、興味深いものがあります。)

チラシの紙面からは、ご先祖さんの意気込みが伝わってきます。
この地での生活の基盤を築いてくれた、100年前のご先祖さんに直接関わるものですから、大切に額に入れて保存しています。

創業70周年は新築時に。
90周年は何年か前に、あまり気乗りしていない夫に
「いつ止めてもいいように90年で一区切りつけない?」とセッついて、心ばかりの祝盃を上げたのを覚えています。

生活すべてに関わるセレモニーが嫌いな3代目の夫。
「100年続けられたら、何かやりますか?」
え?そんな先の話はまだ考えていない?‥‥ようです。
by hanatabi-haruko | 2012-07-07 19:49 | 雑事

愛しの「ムラサキシキブ」(2012.07.06 FRI.)

ベランダの花たちは今、

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遅れて咲いたバラ「ホワイトクリスマス」に気を取られていて、


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密かに開花の準備をしている「月下美人」の蕾に気がつきませんでした。む~、順調にゆけば開花は2週間後くらいかな?


梅雨の晴れ間に散歩に出ました。

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通称「夏椿」‥沙羅双樹の花
去年の今頃、富山県八尾町でヒデオさんとお別れした時、坂の町で出会った花でした。


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ナナカマドの白い花も夏を彩る花のひとつです。


花の少ない今、タチアオイが咲いているのは分っていましたが、
被写体として見応えのあるものを探していました。
花好きの友人のお宅に近づきますと、ありました。
さすが立派な咲きぶりです。勝手にパチリ、ご免なさい!

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ふた月程前、毎年楽しみにしていた駐車場側のあの「紫式部」が ばっさりと根元から切り倒されているのを散歩途中で見た時には、驚きました。

かの有名な「源氏物語」の作者と同じ名前のムラサキシキブを、大切に思う気持ちが膨らんでいましたので、あの時のショックはことばには尽くせませんでした。(大袈裟かな?)

ついひと月程前、側を通ったときにも、事態は変わらずで、もうあきらめていましたが、

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ところが今日、そこは蔓ものの繁茂に取って代わっていました。


念のため西側に回って見ますと、え〜!なんと

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あのムラサキシキブが立派に再生しているではありませんか!


嬉しい! 感激です!
梅雨時の植物の一気呵成の成長は、目を見張るものがあります。

私のように「出来ない理由」を四の五の言うこともなく、太陽と大地を味方につけて生き抜いています。(最近とみに強い生命力に感動します)
再び出会えたことに感謝です。

10月の見事な紫を見る迄は「このまま生きさせて!」と
駐車場の持ち主に嘆願しようとさえ思いました。(大袈裟、大袈裟!)
なんとか無事に見事な紫色の実を連ねて、道ゆく人たちを楽しませてほしいものです。
by hanatabi-haruko | 2012-07-06 13:56 |