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秋の京都で・その1(2011.10.31MON.)

土曜、日曜と連休をもらって、夫と秋の京都に行ってまいりました。
本格的な紅葉はまだ先のようですが、

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南禅寺山門は、秋の京都を訪れた観光客で賑わっていましたし、


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近くの永観堂の辺りは、ドウダンツツジと南天の紅葉が始まっていました。


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そしてこの季節には『京和菓子』が、季節を美しく彩ります。
 食べるに惜しいお土産を戴きました。見ても食べても、二度美味しい、和菓子の芸術品です。


土曜日午後、「Fさんを偲ぶ会」に出席させていただきました。
Fさんご家族とは、30年来のお付合いです。

Fさんは、お会いして以来ずっと、秋田のお酒を愛し続けてくださった
一途な方でした。

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最初に大吟醸でFさんに乾杯して、


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雅な京料理と、4種類の秋田のひやおろし酒とのコラボレーションを楽しみました。


食とお酒が進む中、Fさんのエピソードが、次々に紹介されます。
Fさんに繋がる80人ほどの人たち(会社のOBの方、ご友人)が、それぞれの想い出を語るにつれ、
「努力を惜しまない、優秀なエンジニア Fさん」
「来る人拒まずの懐が深い Fさん」
「美味しいお酒と食を追求する Fさん」
が、浮き彫りになってゆきます。
午後1時から始まった「偲ぶ会」は、皆さん上喜元にて、4時過ぎにひとまずお開きに。

席を改め午後6時から、南禅寺門前にあるお店で、今度はワインとチーズで二次会です。 Fさんはワイン通でもあられました。

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お身内や、亡くなるまで親しくされた友人たちが、三々五々に更に深~い想い出を語らい、
「世の不条理を見逃せず、弱者に優しかったFさん」を偲びました。

人の一生は「死」によってのみ完結すると言われます。
なのに、このこともあのことも、Fさんに聞いてみたかった。
あの時代のあの話もFさんとしてみたかった。
あぁ~、ここにFさんがいたらなぁ~!
叶わぬと充分承知の上で誰もが、Fさんがここにいない物足りなさを、嘆いておられました。

夜10時過ぎ、想い出は尽きないままに退散し、帰り道、夜の祇園でもう一杯。
夫とふたりで、Fさんを偲びました。

私たちがお付合いいただいたのは、Fさんの80年の人生の、後半の30年だけですが、Fさんのお陰で京都との、京都の方達との深いご縁が生まれ、今に至っております。
Fさんにお会いすることができて、私たちの人生が豊かになりました。
「Fさん、本当にありがとうございました。」
by hanatabi-haruko | 2011-10-31 19:26 |

秋晴れの中の散歩(2011.10.27 THU.)


今日は気持ち良い秋晴れです。畢竟、散歩の足どりも軽くなります。

駐車場の空地の渋柿が熟しはじめて、青空によく映えます。

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よ〜く見ると、一番熟した実に鳥が食べた形跡があります。
枝のあたりから聞こえる声からして、ヒヨドリの仕業のようです。
そう言えば、随分前のことですが、こんな句を見たことがあります。 

  ヒヨドリに 熟柿(じゅくし)まかせて 杜氏が発つ

これは、新潟のある「おせんべい屋さん」が一般から公募して、おせんべいの箱の中にさりげなく入れてあった一句です。

酒造りが始まる前の『蔵人』の呼び名は、『農民』です。
秋の収穫を終え、冬支度もそこそこに、酒蔵に旅立つ時の、やり残した仕事や家族への、後ろ髪引かれる心境が伝わってくるような一句です。

新潟と言えば「越後杜氏」の故郷。
おせんべいの宣伝としてもユニークですし、さりげなくお酒も宣伝して
いて、食品も美味しそうだし、お酒ものんでみたくなる。
相互にイメージアップして地域全体を盛りたてる。
上手いものだなあと関心させられました。

実は、宣伝べたと言われ続けてきた秋田にも、あるんですよ。
最近紹介された新発売のおまんじゅうです。

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天の戸の大吟醸粕を生地に練り込み、更に惜しげも無く大吟醸を香り付けにも使った「酒まんじゅう」。
横手市平鹿町は石川菓子店の「大吟醸酒まんじゅう」です。
立派な箱入り、9個で1000円はお手頃値段。甘さ控えめで、清々しい吟醸香がするおまんじゅうです。

中に入れられた栞には、店主の幼い頃の想い出‥酒蔵のおいしい水とよい酒の香りの話‥が記されてありました。

折しも29日は所用があって、京都に出かけます。
早速これと決め、伝統和菓子の京都に殴り込もうと‥‥いえ、自信を持ってお土産にしたいと手配いたしました。
京都の老舗の和菓子と言えど、恐れることはありません。
誠実で、丁寧な田舎の物造りを宣伝してきたいと考えています。

酒もお菓子も豊かな食生活あってこその余裕です。
今度はその背景にある、豊かな食文化を覗いてみたくなる。
豊かな風土を訪ねてみたくなる。
そう思われたら嬉しいですネ。

散歩の続きです。

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光を受けて、更に映えるもみじ。


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シュウメイギクの赤色、しかも八重咲きです。


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クジャクソウ。


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正式の名はわかりませんが、気高い紫色の菊の花。



何時ものことですが、何かよい映像が撮れないか‥‥カメラを持って、きょろきょろ周囲を観察しながら歩いているおばさんは、さぞかし妖しげに見えることでしょうね。

草花がめっきり少なくなりましたが、でもまだまだ探せば出会うものです。
気持ちのよい散歩でした。
by hanatabi-haruko | 2011-10-27 21:12 |

降りそうで降らない(2011.10.24 MON.)

雨の予報が少しづつ外れて、気温も20度前後の生ぬるい日曜の午後、久しぶりに夫と一緒に、2時間ほどのロングウォーキングを楽しみました。

この時期は、大方の秋の草花が盛りを終えて、
↓ ハマギク(右)やイソギク(左)を筆頭に、
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様々な菊と名のつく花が


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道ばたや畑の隅に


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誇らしげに咲いています。



10月も余すところ1週間。
待望の綿の摘み取りですが、まだ種子が弾けていないものを残して、 綿がバラケ始めた幹の下のほうから収穫してみました。
東松島市のAさんのおっしゃる通り、たった5本の綿花の幹からは、わずかな綿しか収穫できそうにありません。

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この綿で何を作ろうか?


思案の末、Aさんの話をヒントに、こんなものを試作してみました。

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球体の展開図を型紙にして、直径約4センチほどの玉を。


寒い冬、手の平に乗せて軽くもみながら、掌(たなごころ)で綿の暖かさを感じてみようと思うのですが‥‥。
布の材質や大きさに、もう一工夫が要りそうです。

夕方からは、Kさんのお店で、親しい友人たちが集まって「ひやおろしを楽しむ会」がありました。(県外酒3品を入れたラインナップは夫の仕事です)
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20人ほどの老若男女が、ゆっくり4時間かけて、一升瓶7本を開け、
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食材を生かした美味しい秋の味覚と、秋のうまい新酒を心ゆくまで楽しみました。

雨のはずの一日でしたが、帰り道、夜空には星さえ見えます。
秋の宵は、ほど良い酔い心地で、静かに流れてゆきます。

今年は<秋>を充分(いえ、十二分)に楽しんでいます。
by hanatabi-haruko | 2011-10-24 11:03 |

熟したイチジク(2011.10.18 TUE.)

スズメが、また来るようになりました。
草木の実が豊富な間しばらくは、ベランダにくる回数が少なくなっていました。
市街地の稲田が刈取りを終え、落ち穂も食べ尽くしたのか、最近また顔を見せるようになりました。

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二羽一緒にくるようですが、一羽は臆病で人の気配を感ずると、飛び去ります。この個体は経験を積んだ親スズメと思います。

 
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ガラス戸を細く開けて、網戸でこちらが見えないようにすれば、このとおり。子スズメに警戒心が出てきたことは、成長の証しでしょうか。

 
餌の少ない冬場に、人の与える餌が充分であれば、スズメの寿命は5年くらいと聞きます。
この親子、何時、親離れ子離れするのかしら?
そして何時頃まで、ベランダの米粒をついばみにくるのかしら?
しばらく観察してみたい気もします。

綿花が、白色のフワフワ綿をのぞかせています。
収穫はもうすぐでしょうか。

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イチジクを戴きました。

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大きさといい熟し具合といい、申し分ない美味しそうな果実です。

 
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眺めているうちに、やはり生で食べたくなりました。
一個だけ‥‥う~む!小さな種のぷちぷちが、舌と唾液線を刺激して、枝から直接もぎ取って口にしたような、野生を感じます。

 
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ちょっと古いけど、奮発してブルゴーニュワイン、マダム・ルロア系(?)の赤を用意しました。出自は保証付です。
試飲してみるとまだまだ充分美味しいです。
 美味しいイチジクは、美味しいワインで煮なくちゃね。
秋田では、青いイチジクを甘露煮にするのが普通の食べ方ですが、そのままでも食べられそうな熟しを、ほんの少しお砂糖を入れて、ワイン煮にしてみました。  


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とろ火でトロトロ煮込むうちに、飴色に染まってきました。
良い香りが立ち上がってきます。


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後は煮汁をヒタヒタに入れて、馴染むのを待って出来上りです。


秋田に来る前までは、イチジクは熟しをそのまま食べるのが当たり前と思っていました。
いただいたイチジクを見て、「まだ若いから熟すのを待って!」と言われても待ちきれず、こっそり隠れて食べてしまった、子どものころを想い出しました。

 素敵な秋の果実をありがとう。御馳走さまです。

義祖母からも義母からも、<秋田の味>を教えてもらうチャンスがないまま、二人とも鬼籍の人になりました。
「う〜む‥‥どこか違う。」    
きりたんぽ鍋をつくっても、しょっつる鍋をつくっても、夫にそう言われてきました。
「これが私の味なんです!」と言っても通用しません。
三つ子の魂百まで?
幼いころに身に付いた食の習慣は、年齢を重ねてお互いに歩み寄ることが、益々難しくなるのでしょうか?
by hanatabi-haruko | 2011-10-18 17:29 |

秋を満喫しました(2011.10.17 MON.)

乳頭温泉卿、Tsの湯で泊まり込みでの日本酒研究会(?)
いえ、居酒屋Sさんに集う日本酒愛好家たちの、年に一度のお楽しみ会に夫と泊まりがけで行ってきました。

現地への集合時間は4時。
ゼロ次会から始まって、本会、2次会と、体力が必要な半日になりそうですので、その前に少しは準備運動をしなければ‥‥。
東京から参加のO夫妻と連れ立って、ところどころ紅葉を見物しながらの道中です。

0さんのご希望で、 協和町にある<松田解子記念館>に寄ってみました。
なんと、祖父様の本籍地がここ荒川であることを、最近知ったそうです。

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鉱山の歴史や松田解子氏の活躍が紹介されています。
この地に荒川鉱山が稼働していたころ、鉱山で働く両親のもと、解子さんは社会に目を向けるようになったようです。

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鉱山で働く母を詠った詩。


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解子さんが使用した座布団
む?トウキョウデンリョク?


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戦中は朝鮮半島や中国大陸からも、強制労働者が入山させられていたようです。
危険な仕事の担い手は、何時の時代も弱い立場の人たちが‥‥‥。


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記念館の前庭には、シオンに似た花と


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ホーセンカが小雨に濡れていました。
種子に触ると、指先にくすぐったい感触を残して、クルっと丸まります。種子は土にこぼれて、雪の下で無事冬を越すのでしょうか?


乳頭温泉周辺は紅葉真っ盛り。週はじめの雨で、来週には持ち越せないかもしれません。お天気は今イチですが、今が見時です。

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予定通りにTsの湯に到着。
日帰客の入浴時間も終わり、まずは乳白色の露天風呂でゆっくり身体を伸ばして、ウォーミングアップです。

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温泉と美味しいお酒と親しい友と‥‥これ以上望むべくもありません。
尽きぬ話と様々な茸料理を肴に、お酒を友として、秋の夜長を延々と楽しみました。

あぁ〜!秋を満喫したなぁ〜!!
by hanatabi-haruko | 2011-10-17 16:04 |

秋はまだ続いています(2011.10.14 FRI.)

曇りがちの空ですが、雨の予報を僅かに裏切りながら顔をのぞかせる、束の間の秋の陽射しを楽しんでいます。

狭い空地や住宅地にも、秋の実りがそこここに見られます。

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       ↑ 銀杏の葉が、黄色のくまどりをして、秋色に変わろうとしています。

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       ↑ 草の穂がこぼれんばかりにたわわです。

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<渋柿>は焼酎で渋抜きをしたり、干し柿にして食します。

 
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<イチジク>は、秋田では『甘露煮』にするのが昔からの食べ方のようですが、私は熟した実をそのまま食したいです。

 
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小学校の校庭のまわりに<姫リンゴ>の実を見つけました。

 
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    最近は<カリン>や

 
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<キウイ>を上手に育てる愛好家もおられます。

 
今年の大震災以降、少しでも自給自足ができればと、考える方が多くなったのではないでしょうか。
庭木ひとつ選ぶにしても、春から夏にかけて花や緑の葉を楽しみ、秋には実をつけ紅葉も楽しめる『実のなる木』が、これからは一層もてはやされるようになるかもしれません。
by hanatabi-haruko | 2011-10-14 10:57 |

75日、寿命が延びました(2011.10.10 MON.)

なんと、芹(せり)の初物を戴きました。

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初々しい、繊細なやわらかさです。
そのまま口に入れてみますと、クレソンみたい、シャキッと爽やかな苦味が口中にひろがります。

新米も戴きました。
ここまで揃うと、キリタンポ鍋がベストなのですが、急なことで、材料が間に合いません。

取りあえず冷蔵庫の中を覗いてみますと‥‥豆腐と油揚げと豚肉と、鹿児島のさつま揚げもあります。
充分とは言えないけれど、肉鍋ができそうです。
たっぷり贅沢にセリをのせて、サッと火が通ったら出来上りです。

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う~む!かつお出汁に、芹の根と、豚肉の出汁が合わさって、まあまあの味と思います。


鶏肉じゃないのが、少々不満そうな夫でしたが、なんとか合格点がでました。
ふぅ!
Mさんのお父様が栽培されたセリ、美味しかったです。
御馳走さまです!
初物を食べたお陰で、命が少し長くなったような気がします。

散歩途中に、秋の実りを見かけました。

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春に濃い紫色の花を見かけましたが、こうして秋にはアケビがぶら下がっていました。


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鳥たちの秋の好物、ノブドウの実。


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耳飾りにしてみたいツリバナ。



夕方、小雨が降り始めて、遠くで雷の鳴る音も聞こえます。
雷は季節の移ろいを知らせる使者かもしれません。
ひと雨ごとに、秋が深まってゆきます。
by hanatabi-haruko | 2011-10-10 20:14 |

ヤコブの梯子(2011.10.09 SUN.)

分厚い雲を切り裂いて、天空から光の梯子が降りてくる。
写真のような現象を『ヤコブの梯子(はしご)』と言うそうです。

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過去の記憶では何度か見たこともありましたが、常にカメラを持ち歩いている訳ではないので、気に入った写真がなかなか撮れません。

<旧約聖書>ヤコブの夢の中で、天上から<光の梯子>が降りて来て、天使が上り降りする話があります。
『天使の階段』とも呼ばれていますが、幼いエンジェルを想像させるロマンチックな『天使の‥‥』ではなく、『ヤコブ‥‥』のほうを、私は使っています。

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インターネットで「ヤコブのはしご」を検索しますと、絶妙なシャッターチャンスで、荘厳な自然現象の写真が楽しめますので、どうぞアクセスしてみて下さい。


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天空から降りてくるまばゆい光の道を見て、物語を重ねたくなった気持ちがよ~く解ります。『西洋絵画の主題物語』から。


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美術出版社から出ている『西洋絵画の主題物語』、私の頼みの解説書です。


<旧約聖書>の世界は、
作物の栽培に適した僅かな土地をめぐって民族と民族との争いが絶えない痩せた土地が多い地域が舞台。
肩寄せ合わなければ生きてゆけなかったエジプト逃避やバビロニア捕囚時代も、民族が結束して信仰を守り抜いた、信ずる者のみが信ずるユダヤ教=一神教の世界です。

やがて時を経て<新約聖書>キリスト教やイスラム教を生み出し、全世界に広まってゆきますが、今日世界のあちこちで勃発している戦争のほとんどが、宗教問題を孕んでいることから想像しますと、ルーツを同じくしても、お互いに相容れない(排他性)溝が、増々深くなっているようです。

「真実は何?」と問うても、誰もが認める絶対的な正義なんて見つかる筈もなく、多分それぞれの民族が信ずる宗教の数だけ正義がありそうです。
和解の糸口は永遠に見つからないんじゃないかと、絶望的な気持ちになってしまいます。

そんな訳で、旧約聖書の世界(宗教)は、特定の信仰を持たない私の大雑把な脳細胞では、とても難解な領域で、深みにはまってもがき続けています。

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↑ <彼岸花>別名<曼珠沙華>
秋の彼岸のころから咲きはじめ、そろそろ終わりかな?
なんと、市役所の敷地内に毎年咲きます。

忘れた頃にひどい大天災もあるけれど、田んぼや畑の収穫の神様、山の恵の神様、川や湖の水の神様、かまどの神様に山の神(奥さん)等々などなど‥‥。
水と緑のあふれる恵まれた地日本には、沢山の神様がご健在です。

そのせいでしょうか<日本古来の多神教>の神様に、無意識の内に、手を合わせていることがあります。
そうなんです! この気楽さ大らかさがありがたいと、正直なところ感じています。

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↑10月8日夜、 八郎潟の願人踊りが川反通りにやってきました。
ピーヒャラ、ドンツク‥実りの秋に感謝する、 秋祭りのシーズンです。
収穫の神様に感謝して、お祭り気分に浸ることにしましょう。
by hanatabi-haruko | 2011-10-09 16:09 |

秋の花たち(2011.10.05 WED.)

曇りときどき陽射しあり。
今夜から明日に向かって、雨の予報。降らぬうちに、散歩に出かけましょう。

ここ2、3日、朝夕の気温が低く、日中との気温差があったせいか、千秋公園のもみじが染まりはじめました。

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<つた>も真夏の濃い緑から秋の装いです。


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庭木の<ガマズミ>も色づいて



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<シュウメイギク>は今が盛り


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珍しい赤色の<シュウメイギク>も。


なんと言っても、今日の最大の収穫はこの花です。

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黄色い<女郎花>と、赤色の<フジバカマ>。洋花が全盛の今、純和風の草花を選ばれるなんて、この家の主、さぞや「風情」のあるお方とお見受けいたしました。


今は廃業されたのか、(失礼、それともお休みか)人けのない病院の駐車場に
秋の七草が風に吹かれて、寂しげに揺れています。
門が閉ざされているので、フェンスの外から撮らせていただきました。

見ることが少なくなっている秋の七草です。
一度にふたつも見られて‥‥こんな素敵な出会いがあるから、足を引きずりながらでも、散歩は楽しい。やめられません。

そして、千秋公園東側外堀近くに設置された、水質浄化装置には、水色の可憐な花<わすれな草 >が咲いていました。

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へェ〜!こんな小さな美しい草花に、水質浄化作用があるなんて、いい仕事をしてますね。


    ♪ 別れても 別れても 心の奥に
       忘れずに 忘れずに 覚えておいてほしいから‥‥ ♪
                   (わすれな草の歌から)
最近、忘れちゃならない大切な要件も、簡単に忘れてしまうことがよくあります。
それなのに、「忘れたものは忘れるべくして忘れたのだから、思い出さなくていいんじゃないか」と直ぐに諦めて、開き直って暮らしている自分がいます。
忘れっぽい=間違いなく〇〇現象のひとつでしょうね?

と言うことで、皆様、なにか失礼がございましても
「年齢の所為かなぁ〜」と、お許しくださいませ。狡いかな?
by hanatabi-haruko | 2011-10-05 19:51 |

中国の激変、大丈夫?(2011.10.02 SUN.)

友人のT子さんは、以前、中国本土に住んでいたことがありました。
日中の国交が回復し、ようやく自由に中国本土を観光旅行できるようになった頃でした。

彼女は「敗戦直後の日本に近い状態に似ている !」「顔や体格が我々と良く似ているけれど、全く異なる人たちだ !」と、事あるごとに中国での生活を手紙で知らせてくれました。
例えば
 使用人の初老の女性の耳に、翡翠のピアス。お洒落でつけているのかと思いきや、戦乱や行き倒れたときに弔ってもらう為の最後の財産なのだ と。陸続きに国境を持つ大陸故の、究極の知恵らしいのです。

(大使館事務方の夫を持つ立場上、数人の中国人を雇わなければならなかったそうです) 

そして「この驚きを解って欲しい!」と言っているようで、ずっと気になっていました。

中国に一度は行ってみなければ‥‥そう思い続けていましたが、旅が実現したのは、2000年の春3月でした。

旅行中、漢民族出身のガイドさんに、よく注意を受けました。
◉「土産品をしつこく売りつけようとされたら三度、『要らない!要らない!要らない! 』とハッキリ言ってください。」‥‥観光地で売られるお土産品は、推奨できる品質とは言いがたい上に、売り子は複数人。
貧しい彼らから平等に買うわけにいかないし、(いっそ)断って欲しい。そんな風に理解できました。

実際、値札通り買うなんて有り得ません。なにしろ、交渉次第ではいくらでも値段が下がるのですから。
質も値段もいまひとつ信用出来ない時代でした。

一方、「中国のものを戴くことが多いので、遠慮なく貰って !」と、
T子さんが送ってくれたものは、どれも丁寧な仕事のものばかり。
お墨付きの品質のものが、ない訳ではないことも知りました。

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T子さんに戴いた、小さな <ままごとセット>
孫のお気に入り。愛用の玩具です。

 
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彼女が送ってくれた、<西遊記の切り絵>

 
孫悟空の活躍する見事な切り絵細工をご紹介しながら、<人間観察>を通した想い出を振り返ってみます。

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上海から飛行機で着いた桂林空港は、未だ滑走路の工事中。
4,5人一組のグループが何十組も、広い滑走路のあちらこちらで、大きな重そうなローラーを人力で、引っ張っている。人海戦術の突貫工事。人ならいくらでも居ると言うことでしょうか。

 
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北京は高層ビルの建築ラッシュ。現場の足組がひょろひょろ高く組まれた竹製だったのには驚いた。しかも、鉄骨の骨組みも充分とは見えない。安全は二の次の印象。

 
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大都市北京の街中広場で、雇い主をしゃがんで待つ大勢の地方から出てきた男たち。若勢市の様相だ。

 
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道ばたに出てサトウキビをかじり、家の前で、立ったままで丼飯を掻き込む大人。

 
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朝、道路を移動する自転車の群れ。それをお目当てに、僅かな道具だけで、道端で自転車のパンク修理をする商売がアチコチに。

 
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スクーターの後部座席の同乗者が、運転手にお金を払って、降りる。これって、スクータクシーなの?
そして、通勤するほとんどの人が、自家製のお茶の飲み物を瓶にいれて持っている。

 

顔つきも体格も似ている彼らを観察しているうちに、50~60年前の日本に、タイムスリップしたような気分になります。
日本が貧しかった頃の、親の世代を見ているようで、なんだか切なくて愛おしくて‥‥涙が溢れてきたのを、覚えています。
T子さんが受けたカルチャーショックとは、これだったのかもしれない‥‥。

自由時間には、遣唐使として西安の地に赴いた阿倍仲麻呂が、散策しただろう<大雁塔>の見える街角を、歩いてみました。

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  天の原  ふりさけ見れば春日なる 三笠の山にいでし月かも

再び日本の地を踏むことのなかった仲麻呂が、奈良、平城京のある彼方に向かって<月>を詠んだ歌だそうです。
9世紀の中国は先進国。ステイタスを目指す日本の若者達の、憧れの地でした。

旅行から10年あまり経って、中国の変わり様は半端ではありません。
旅した頃の中国が、今、何処かに残っているでしょうか?。
そんなに急に変わってしまって、本当に大丈夫?と聞きたくなります。
遅れを取り戻すため、急ぎ足になるのも解らなくはありませんが、
「急いては事を仕損じる 」「急がば回れ」の諺もあります。

過去も現在もこれからも、間違いなく中国は日本にとって近い国。
『誰も制御できなくなった巨大な国家が暴走する‥‥』???
老婆心だと言われても、隣国の近未来が心配です。
by hanatabi-haruko | 2011-10-02 22:29 |