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カテゴリ:旅( 144 )

秋風が立つ寒風山(2017.09.04 MON.)


秋らしさを求めて、近場の男鹿半島寒風山まで車で出かけてみました。(運転はいつも通り夫です)

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↑ 途中秋田港に近づきますと‥‥お〜、大型客船が寄港しているではありませんか!

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「ダイヤモンドプリンセス号」と書かれています。大勢の乗船客が降りてきて、バスに乗り換え(二階建てバスもありました)秋田市中心部方向に移動してゆきます。外国からお出でのお客さんもおられるようです。

9月に入って、ねんりんピックやら、千秋花火やら、川反通りのサンバカーニバルやら、行事や催し物が次々にありますが、まさかこんな大型船までが秋田港に接岸しているとは!今週、来週あたりまで忙しくなりそうです。
そうであればこそ、気分転換骨休めを今のうちにしておきましょう。

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↑ 寒風山へ登って行く途中の棚田、黄金色に色づくまでもう少し秋の日差しが必要なようです。

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↑ 寒風山展望台までの坂道を、秋の花を探しながら歩いて往復してみました。

b0226219_09175894.jpg萩が今盛りです。

 
b0226219_09182210.jpg釣鐘人参

 
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b0226219_09180589.jpg↑ 河原撫子に

← フジバカマかな?




↓女郎花(おみなえし)も素敵です。

 
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ススキも入れて、秋の七草を五つ寒風山に見つけることができました。
そのほかにもはっきり名前のわからない花たちが、強風に身を潜めていました。

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ススキの穂が出揃った寒風山は文字通り「寒風」の丘、秋の風が寒いくらいでした。
アレヨアレヨという間に、秋が深まってゆくのです。

by hanatabi-haruko | 2017-09-04 09:43 |

ニッカウヰスキー 宮城峡蒸留所(2017.08.23 WED.)


b0226219_13130607.jpg翌日21日朝も小雨が降っていました。

雨の中を歩く若者の服装は長袖、夏とは思えない格好です。


こんな日がもう30日も続いているなんて‥‥、竿燈まつりお盆と晴天に見舞われ、暑さにうんざりした秋田人にとっては、想像以上の自然災害に思えて来ました。この日の最高気温予報は24℃、まだだいぶ低いなあ。
今日こそは今日こそはと暑い太陽を切望している宮城県民に同情しながら小雨の中、帰りがてらに寄ってみたいところ<ニッカウヰスキー 宮城峡蒸留所>に向かいます。

b0226219_13130134.jpg山の中、渓谷が近づいてくると雨の粒がさらに多くなって霧が深くなって来ました。

 
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↑ 支流「新川」が「広瀬川」に合流する場所にニッカウヰスキー 宮城峡蒸留所はあります。

b0226219_13124873.jpgb0226219_13124313.jpg案内を申し込んでグループでの見学が始まりました。


b0226219_13123886.jpg数年前、NHKの朝ドラで竹鶴政孝さんがクローズアップされてから見学者が増え、多い日には2000人を超えるとか。ウヰスキーの原酒が足りなくなったという話も聞きました。


b0226219_13123287.jpgご存知、竹鶴さんは日本酒酒蔵の出、ポットスティルにしめ縄の発想はそこからのようです。


b0226219_13090972.jpg見学コースはあくまでも見学者用のコースです。
空だるの置かれた旧貯蔵庫。


北海道余市で始まったニッカウヰスキー の歴史。宮城峡蒸留所は約70年前に創られたそうです。
・自然の樹木をできるだけ残し自然環境にマッチさせる。・電線を地下に埋める。・外装をレンガとする。など政孝氏の理想通りに建設されたそうです。

b0226219_13090572.jpg煉瓦造りの建物にサルスベリのピンクが似合います。
(余市の蒸留所では、ハマナスの大木が素敵でした)


b0226219_13085613.jpg二つの川、奥深い山、多湿の地です。茸があちこちに出ています。


b0226219_13090071.jpg敷地内の池にはここで飼われている白鳥が2羽、鴨と羽を休めていました。


試飲とお土産購入を含め、40分ほどの見学を楽しみました。

b0226219_13084422.jpgお土産はもちろんこれ。宮城峡限定のウヰスキー、ウヰスキー入りのチョコレート。孫娘にはノンアルコールブルーベリーチョコです。


b0226219_13084043.jpg外気温の表示です。昼近いのに‥‥20℃とは!


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↑秋田県に入りますと、雲が切れ気温もどんどん上昇して‥‥、正直ホッといたしました。スミマセン!
そろそろ宮城県の天候も回復してきたでしょうか?神に祈る気持ちです。

b0226219_13083397.jpg22日の秋田は雷と時折激しい雨でした。
夜になって一時雨が止んだので、今夜お泊まりの孫娘の、夏休み最後の行事におつきあいしました。


私たちは「暑い!」だの「寒い!」だのと挨拶がわりに簡単に口にしますが、
夏は夏らしく、太陽が燦々、汗をかくほど暑くあってほしいとつくづく思います。


by hanatabi-haruko | 2017-08-23 13:33 | | Comments(0)

小雨降り続く仙台へ(2017.08.22 TUE.)


8月遅い夏休み(20日、21日)は、オホーツク海高気圧の湿った空気の南下で、全く夏らしくないという仙台に出かけました。
情報によりますと、毎日のように小雨が降る状態がひと月ほど続いているようで、当然のことながら日照時間も例年よりもかなり少なく、気温は20℃を少し越えた程度、涼しいです。
「やませ」でしょうか。

寒さの夏はオロオロ歩き‥‥宮沢賢治

昔から東北地方太平洋岸で起こることのある夏の心配事でありました。
人為の及ぶところではないことが分かっていても、心配で心配で日に何回も田んぼや畑の様子を見回りに行く。
農民のそんな様子が浮かびます。

夏の20℃がどれほどの寒さかを、私は体感したことがあります。光学機械メーカーに勤めていた頃のことです。
精密機械の部品を測定検査する恒温室が確か一年中20℃でした。夏の外気温との温度差10℃以上。風除室のようなエントランスルームで一枚上着を着込み恒温室に入りますと、(身体的に過酷なこともあって、通常は男性の職場でしたが)女性が膝掛けをして寒そうに測定しているところをみたことがありました。入って数分もしますと寒くなってきて耐えられませんでした。

稲にとっての一枚重ね着は「田んぼにたっぷり水を張ること」と聞きます。でも太陽光の代わりにはならないかも。
過去には冷害で外米輸入の騒ぎがありましたが、今年の農作物の成長が心配です。
今月下旬には日差しが戻るとか‥‥、なんとか挽回してほしいものです。

仙台は東北一の大都市でもありますから、物流や経済の動きが活発で街中には活気があります。
そんな仙台で魅力的な催し二つを観ました。(写真はいずれも購入したポストカードです)

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<ルオーのまなざし 表現への情熱> 宮城県美術館

b0226219_14082791.jpg花蘇芳(はなずおう)の側にいる水浴の女たち

花蘇芳の木‥‥イエスを裏切ったユダが首を括ったのが花蘇芳の木だったとか。


b0226219_14082291.jpgキリストと漁夫たち
イエスの弟子の多くはガリラヤ湖で魚を取っていた漁夫でした。


b0226219_14081850.jpg曲芸師
「サーカス」は「キリスト」とともに初期から一貫したルオーのテーマでした。


今回目立った展示はありませんでしたが、様々な表情をした「ピエロ」は魅力的で好きです。



<空海と高野山の至宝> 仙台市博物館 後期展示

東日本大震災復興祈念 特別展の副題、高野山からの特別出展で充実していました。

b0226219_14081335.jpg弘法大師の聲瞽指帰(ろうこしいき)‥‥国宝→


b0226219_14080959.jpg←八大童子のうちの恵喜童子 運慶作 ‥‥国宝


b0226219_14080519.jpg八大童子のうちの恵光童子 運慶作‥‥国宝→



ちょっとコンビニに買い物に行くのも、夕食のため歩いて一番町に行くにも傘が必要。
仙台は小雨で霞んでおりました。



by hanatabi-haruko | 2017-08-22 14:19 |

お盆商戦の中休み(2017.08.14 MON.)


8月に入って、第1週には竿燈まつりがあり第2週には早めのお盆休みが始まりました。
13日(日曜日)には帰省客が街中に繰り出すであろうことは充分承知の上で、普通通り休みをいただきました。

便利な時代になりました。検索しようと思えば当店が開いているかどうかはわかりますし、留守番電話で休みかどうかは答えられるようになっています。
何より、当店扱い商品は、生命維持に必要な差し迫った需要があるものではありません。
他店でも手に入らないわけではない嗜好品でもあります。
身体の調子や都合で休みを決められないことはない。これはありがたいことです。

まず朝早くお墓まいりを。(夕方までには買い物もしておかなければなりません。)

青空を求めて南に向かいました。
高速道路を走る車内からは、咲き初めの萩の花、盛りの鬼百合の赤、が所々に眺められます。

濃い緑の蔦はますます勢力を増し、そこいらじゅうの樹々を覆い尽くして、まるで手入れの行き届いた庭木のような滑らかな曲線を見せています。
立ち枯れたはずの松さえも、蔓を上に上に伸ばして全身濃い緑を纏っています。
 

街中に入りますと、やや終わりかけている合歓の花、庭木のムクゲの薄紫、夾竹桃。ノウゼンカズラの濃い橙色などが強い日差しを受けて元気です。

b0226219_10384930.jpgハマナスのショッキングピンクが目に入りました。

 

海辺の駐車場に車を止めて、これから酒田市内を散策です。
日陰木陰を探しながら、のんびりと。

b0226219_10390148.jpg途中、何十年来酒田に来るたびに入りたくなるレストラン「欅」で


b0226219_10390713.jpg昼食をいただきます。
手頃な値段で工夫のある洋食。気に入っています。


b0226219_10391285.jpg港近くの運河を渡って


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向こうに見えて来たのは「山居倉庫」です。
暑い夏の午後、蝉時雨の降り注ぐ欅並木を歩いて、これぞ八月を実感しました。

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真夏の強い西日から米倉を守って来た欅の大木。
木陰でベンチに腰掛けて、時折吹き抜ける浜風の心地よさを楽しみました。(涼を求めて木陰に集い、風の通り抜けるのをじっと待つ。そんな夏が思い出されます。)
む〜確か‥‥、遠い昔に体験したことのある夏休みの一コマがここにあります。



by hanatabi-haruko | 2017-08-14 10:52 |

秋田は大雨でしたが(2017.07.25 TUE.)


先週末から雨雲の塊は秋田沖から東に移動しつつ停滞し、秋田、岩手は大雨に見舞われました。
家裏が一級河川「旭川」である我が家は、最近の雨の降りかたにはその都度胆を冷やしております。
今回もあと数十センチで河川敷に水が上がりそうでした。ハラハラ‥‥

河川敷の植木鉢を片付けたり雨が入り込まないように家の入り口に土嚢を積んだり、一通りの準備をしました。幸いにも川の水位はそれ以上は上がらず、順調に下がりつつあります。

被害の全容はまだ把握しきれていないようですが、秋田県内陸から秋田港に流れ込む「雄物川」沿で田畑や家屋への浸水被害が目立ったようです。お見舞い申し上ます。
相変わらずの曇り空のもと、復旧作業はまだこれから。梅雨明けが待たれます。

そんな心配事を抱えていた23日(日曜日)24日(月曜日)連休に、のっ引きならない用事があって北に向かいました。
北に行くほどに雲が切れてゆき、午後の弘前の街は青空が見えて

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↑ こんな素敵な夕暮れの「いわき山」を眺めることができました。

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↑ 翌朝の「いわき山」。雲がたなびいていますが、雲に隠れていない御山は久しぶりです。

ドライブの途中、青々とした田んぼが広がっていました。
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お山に降った雪が伏流水となってやがて田畑を潤し、美味しい井戸水となってこの地を潤している。
「いわき山」は雄大なロケーションを演出しております。

b0226219_14184354.jpg話によりますと、ここ一週間ほどの間にひ弱に見えた苗がみるみる分蘖して、驚くほど立派になったそうです。


 
田んぼの畦を歩きますと、小さなカエルたちがポチャポチャと水の中に逃げ込みます。
カエルを追いながら稲の根元に目をこらしますと

b0226219_14184705.jpg芹が生えています。

 

b0226219_14185496.jpgおや? 特徴のある尖った葉っぱです。もしかして‥‥

 
b0226219_14185997.jpgおお!「おもだか」の花が咲いているではありませんか!

 
おもだかの花といえば青森県青森市出身の棟方志功さん。
「わだば日本のゴッホになる」と言った有名な版画家の記念館を青森市に訪ねた時、記念館前庭の池に棟方志功さん縁りの水草「おもだか」が植えられてありました。
幼い頃から視力の弱かった少年が、転んだからこそ水辺に見つけた小さな「おもだか」の花。ふるさとの小川に咲く、わずか1センチほどの真っ白な小さな花が大好きだったそうです。
私も出会えて嬉しいです。

大雨にハラハラしながらでしたが、良い旅でした。



by hanatabi-haruko | 2017-07-25 14:48 |

盛岡散策(2017.06.21 WED.)


連休二日目は、秋田新幹線こまちで盛岡に行きました。
友人が、夕方の東北新幹線で青森に向かうまで盛岡の町を散策です。
まずは腹ごしらえ、盛岡名物といえば「冷麺」。

b0226219_16524029.jpg友人は半盛り冷麺、半盛りビビンバのセットを注文、
写真は、私が注文したちょい辛の半盛り冷麺、これで十分でした。(食べられなくなりました)

 
中津川沿いに赤レンガの旧岩手銀行の角を曲がりますと、今もある旧職人町とでも言うのでしょうか、盛岡の旧市街地。昔のままのレトロな建物がそのまま残っています。

b0226219_16523789.jpg南部鉄器の釜定工房さんの暖簾をくぐり

 
b0226219_16523478.jpgあれこれ品定めをして、友人は風鈴を

 
b0226219_16515534.jpg私は鍋敷きを求めました。


同じ通りの左側にはここも古いござ九・森九商店さんがあります。

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しばらくは休業していましたが、若いご夫婦が竹細工やござ、たわしなどを並べて商っていました。

b0226219_16522721.jpgたわしで作ったこんな動物もいました。


更に通りを進みますと、南部せんべいの白沢せんべい店さん。

b0226219_16515122.jpgごま煎餅、ピーナッツ煎餅に加えて、
ひまわりの種、かぼちゃの種、ココアなどバージョンが増えていました。


上の橋の通り、旧井弥商店の黒色の外壁の土蔵入り口に「ロシアビスケットあります」の張り紙が。
盛岡正食普及会が商品を並べてこじんまりと商っていました。

b0226219_16514653.jpg「よく噛む習慣が薄れている子供さんにいいですよ」と店員さん。
もとより硬いもの好き(?)の私です。ロシアビスケットを購入。
(添加物なしで実際に噛むほどに美味しくなる堅焼きのビスケットでした)


材木町にある光原社にも行ってみました。
宮沢賢治の「注文の多い料理店」が発行されたことで人気のあるエリアです。
歩くほどにどんどん荷物が増えてゆきますので、所々で休憩が必要です。
重い荷物を置いて、ティータイム。

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その後、北上川沿いの遊歩道の薔薇の花の良い香りを楽しみ、

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遠くに見える山が岩手山です。

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開運橋を渡って盛岡駅へ。


b0226219_16520262.jpg今回の旅、花を愛で、温泉に浸かり、上げ膳据え膳で、よくおしゃべりしました。


蟹場温泉では露天と内湯に



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国民休暇村では乳頭温泉の湯と田沢湖温泉の湯に浸かりました。
友人はこの他にも、大釜温泉で足湯に浸かっていました。


む〜極楽極楽!
早くも一年後の再会を約束して、友人とお別れしました。


by hanatabi-haruko | 2017-06-21 17:16 |

初夏の乳頭温泉郷(2017.06.20 TUE.)


今月の連休は、予てから計画していた初夏の乳頭温泉郷一泊の旅に出かけました。
一年に一度だけ、一緒に旅する友人とのおしゃべりも楽しみです。
乳頭温泉郷の国民休暇村に荷物を預けて、早速林の小径を散策です。

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雑木林の足元に、マイズルソウの群生です!すご〜い!

b0226219_15544796.jpgまる葉に葉脈もくっきり、小さな白い花が可憐です。


b0226219_15544467.jpgよく見るとツクバネソウが混じっています。


b0226219_15544251.jpg雪解け水が流れる小川の淵に、凛っと咲いていました。(花は終わっています)


b0226219_15543957.jpg湿った木の根元にギンリョウソウを見つけました。久しぶりです。


木漏れ日の林の中を散策しながら

b0226219_15543318.jpgベルのようなキノコを密生させた湿った樹。


b0226219_15543124.jpg鼻を持ち上げて、可愛い仔象がしゃがんでいるのかと思いました。


昼食を挟んで今度は、先達川の方向にふかふかの落ち葉を踏みながら降りてゆきますと、

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b0226219_15541742.jpgこちらはユキザサがあちこちに咲いています。


b0226219_15543632.jpgこれはツルシキミかな?


b0226219_15542390.jpgヒカゲスミレ?


b0226219_15542659.jpgこれもスミレですね。


先達川にかかる橋を渡りますと川沿いに

b0226219_15541511.jpg朴木の花


b0226219_15541215.jpgまだ蕾の山ツツジが開花を待っています。


目的地は蟹場温泉、友人のお気に入りです。外せません。
羽布団の上等な羽根がこぼれ落ちたような湯の花が特徴で、透明で穏やかな泉質です。

b0226219_15541063.jpg緩い坂道をゆっくり歩きながら蕾のウツギや


b0226219_16304172.jpgヤマアジサイ?


b0226219_15540686.jpg大釜温泉の女将さんが手を入れて、元気に咲かせているイワハゼ。


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まだ日が高いせいか、誰も入っていない蟹場温泉の女性専用の露天風呂に。
森林浴をしながらの贅沢です。

b0226219_15535833.jpg木風呂にも入ろうと渡り廊下をゆきますと、ズダヤクシュや


b0226219_15540140.jpgミズの花が草むらの中に見えました。


春の花が終わって、ほとんどの花が白色。
それも派手ではなく目立たないだけに、出会えた感動、見つけた嬉しさは格別です。

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自然の中に人知れず(?)咲く花を求めての温泉旅行は楽しくて、やめられませんね。



by hanatabi-haruko | 2017-06-20 16:36 |

東京で楽しめること楽しめないこと(2017.05.16 TUE.)


最近、東京で連休をゆっくり楽しむことが困難になったと、つくづく感じます。
14、15日の連休を利用して久しぶりに東京に出かけましたが。

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↑ 上野の東京都美術館のブリューゲル、ヒエロニムス・ボス‥‥混んでなかったらの楽観論は、息子からの情報で早々と打ち砕かれました。

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↑ 月曜日なら入場者が少ないかもしれないから、国立新美術館の草間弥生、ミュッシャーにも行ってみようかしら‥‥

b0226219_16302956.jpg「入場券を買うのに約30分、入場するのに約30分は掛かります」係員の少なめに見積もった説明で挫折。


どちらも思惑は外れて、今回観ることを諦めました。

b0226219_16293602.jpgそんなこともあろうと、「熊谷守一美術館」は一つ決めていました。


b0226219_16294925.jpg豊島区千早、大通りからは外れた路地に立つ小さな美術館で、訪れる人もあまりいません。


b0226219_16295866.jpg小さな前庭の「山法師」が花を咲かせていました。ほっ!


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外国からの観光客は益々増え、日曜日だけでなく月曜の銀座にもあふれています。
高度経済成長を支えてきた働き手(都民)がリタイアした後、生きがいを求めて美術館に殺到しています。
空港、公園、美術館、デパートのラウンジ、どこに行っても予想通りの人の波です。

そこまでして上京したのは、読売交響楽団のコンサートチケットが取れたからでもありました。(終演後のコンサートホール) ↓
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2000人は入るであろう席は日曜日の昼ということもありほぼ満席。
オンドレイ・レナルト指揮に寄る「ベートーヴェンの英雄」。大編成のオーケストラの迫力を満喫いたしました。
手頃な入場料で本格的なクラシックコンサートを楽しめるのは‥‥やはり東京ならではかもしれません。ここでも文化を楽しむリタイア世代が目立ちました。

b0226219_16303799.jpg覗いてみたかった
「itoya」では、紙製品の進歩にびっくり!紙製品の新分野!!
目新しい文房具に興味をそそられ、9階から一階づつ降りながら


b0226219_16304138.jpgあれこれ買い求めました。
これこそ東京の利点でしょうか。


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三越の9階でハーブティーで一休み、いえ二休みして


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混雑する歩道を銀ブラする。私たちも間違いなく混雑の一因でありました。


家(職場)を遠く離れ、気分転換はできましたが、目的が叶えられる算段が確保されてこそ、東京は楽しいところ。そんなことを実感した連休でした。




by hanatabi-haruko | 2017-05-16 16:42 |

南三陸町を訪ねて(2017.03.14 TUE.)


まだ雪が残る田んぼの中、秋田高速道路を南東に向かいました。
おや、雪原に熱気球が見えます! 春間近の風物詩でしょうか?

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12.13日の連休に、東日本大震災から6年経った南三陸町を訪ねてみました。
東北地方の太平洋岸は6年前の震災の大きな爪痕を未だに残し、何処に行っても大型のクレーン車やダンプカーが動き、復旧工事の最中です。
あちらこちらが盛り土の褐色をむき出しにしています。冬場は乾燥する土地柄、土ぼこりが舞っています。

道に迷いながら町に辿り着いたのは、正午近くでした。
八幡川や折立川など幾つかの川が流れ込む志津川湾、湾沿いにある南三陸町志津川町は、最も高くは23mを越える大津波で壊滅状態になった町とのことでした。(大津波が家や車や人間を引き込み持っていってしまった光景が思いだされます)

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b0226219_17060653.jpg八幡川河川復旧工事で


b0226219_16491059.jpg狭い仮設の道路は、大渋滞です。


片側一車線の渋滞の先には、仮設から引っ越して10日目の新設「さんさん商店街」があるのです。3.11を思いだし、近隣から買い物客が押し寄せて応援をしようとい言うことなのでしょう。私たちもその中の一台です。

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途中、建物の屋上を遥か津波が越えていったという「防災対策庁舎」のすぐ側を走りました。右に見える盛り土の高さには驚きます。どんなに高く土を盛っても、津波を完全にシャットアウトする目標は、なんだか不可能に近いと感じてしまいます。

2時間の渋滞の後にようやく「さんさん商店街」に着きました。
3.11直後の日曜日とあって大混雑で、人気メニューの海鮮丼には辿り着けず、コンビニでカップ麺をすすり、飲みものやつまみを求めて近くにある展望台に登ってみました。

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褐色の土の向こう、木造の平屋の棟が「さんさん商店街」です。

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旧港付近は大改造が進行中、宿泊先のホテル・白い建物が岬の突端にみえます。
町民の居住区域はすべて高台に移ったそうです。
思いの外のロングドライブに疲れましたので‥‥

b0226219_16491971.jpg早めにチェックインして温泉に浸かって一息いれました。

海に面した窓のカーテンを開けると、到着を待っていたかのように、うみねこたちが迎えてくれました。


b0226219_16492484.jpgここは普段は波静かな志津川湾です。

日が落ちて、満月が鏡のような海面に尾を引きます。

うみねこが餌を期待してまだ待っています。
(ご免ネ! 硝子戸は開かないのヨ!)


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↑翌朝、 日の出時の湾の様子です。豊かな内海に養殖棚が点在しています。

朝食後、ホテルが企画する「語り部バス」(申込)で見学です。
小高い丘の上、海の見える戸倉小学校付近で子どもたちの避難の様子や

b0226219_16492735.jpg左端の白いコンクリートの建物・高野会館(典礼会館)の跡地では、200人ほどの高齢者の集まりの最中に地震と津波を体験し、屋上まで波が達した話。


b0226219_16493066.jpg防災対策庁舎付近を訪れ、献花台前で黙祷しました。


説明してくれた語り部さんはホテルの従業員、人生経験抱負な70歳を越えた方でした。
災害時の状況を6年間に渡って検証してきて新たに解ったこと、その後の町の復興状況と問題点などの説明を受けました。被災後6年、災害に学び町づくりに尽力している方のお話が心に滲みました。

海の側に住んでいるから危険なのではない。
海の変化を常日頃から観察している漁師さんや戸倉地区の先生生徒さんに被害が少なかった理由は、危険が迫った時には何処に逃げたら良いのか?子どもも大人もそれぞれが(てんでんこに)考えて行動することを学んでいるから。
それでこそ、風光明媚な海の側に住み、豊かな海の幸を享受する資格がある。
そんな自負を感じました。

「今は土ぼこり舞う茶色しか目に入りませんが、ここは海の幸に恵まれた観光の町です。どうか2年後、3年後に復興した南三陸町にまたいらして下さい。」
是非また訪ねてみたい地になりました。

帰路は以前宿泊したことのある気仙沼市に寄ってみました。
ここも津波の被害が甚大だった所です。
津波で破壊されたままの建造物もまだ残されています。
地形は変わっていないけれど、建物や道路はすっかり変わっています。
大量の水揚げ量がある港の側にある市場で、まぐろのお刺身やら牡蠣やら魚介類の買物をし、市場内の食堂で昼食に魚介類出汁の美味しいラーメンをいただきました。

b0226219_16493205.jpg秋田に入って車窓から春未だ遠き雪景色を見ながら、澄んだ空気を吸って、何時もと変わりない日常に身を置いてみると、ホッ。


津波被災地が6年経っても未だに日常性を取り戻していない。その傷の深さに気付きます。
(いわんや福島をや)

応援のつもりで出かけた被災地で、かえっていろいろなものを戴きました。
ありがとうございました。




by hanatabi-haruko | 2017-03-14 17:51 |

増田の梵でん祭りとまんさくの花(2017.02.20 MON.)


b0226219_14505788.jpg吹雪舞う秋田高速道路を南に走り


小正月行事の「梵でん祭り」の増田町へでかけました。
勿論、「まんさくの花」さんの酒蔵を訪ねることが用件なのですが。

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今年の横手はまだ雪下ろしは一回とのこと。
梵でん祭りの日に合わせて、早朝から雪が舞ったようです。

b0226219_14510574.jpg街中の雪の量は2、3年前にくらべて確かに半分以下ですが、雪を集めて「雪穴」が作られていました。



町の通りは通行止めになっていて、小さな梵でんが勢揃いしています。
地元増田小学校の子どもたちです。

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b0226219_14511679.jpg大人の梵でんも1,2 本あります。


b0226219_14511918.jpg今年の干支は鶏でした。


大人の梵でんが少ないなあ?と訪ねると、三所神社の宮入りを控えて、



b0226219_14512274.jpgホラ貝を鳴らしながら、家々を廻っているようです。


先回りして三所神社まで行きますと、

b0226219_14514605.jpg普段は人気の少ない場所だそうですが、この日ばかりは準備が進行中です。


b0226219_14515060.jpgやがて神主さんが到着し



b0226219_14512419.jpg地元のカメラマンが三々五々集まって参りました。
(顔見知りばかりのよう、訛りのある会話でわかります。)


新参者の私は、お宮の開け放たれた扉の陰に身を潜め、梵でんの到着を待ちます。

梵天祭りで有名なのは、秋田市太平山三吉神社、大曲市花館の川渡りですが、
地元に根ざしたお祭りとして、増田町に限らず町村で古くから続いているようです。

b0226219_14515281.jpg一番手の町役場の梵でんが境内にやってきました。


b0226219_14515672.jpg雪で重さを増した梵でんを、仲間の囃す中さし(持ち上げる)


b0226219_14515949.jpg神主さんからお祓いを受け


b0226219_14520137.jpg一気に

b0226219_14520549.jpg宮入りです。


ご想像通り、梵でん祭りは大人の男だけの「子孫繁栄」「五穀豊穣」を祈る祭りです。
祭りの様子が写真に撮れましたので、女の私は早々に神社を後にしました。

b0226219_14514174.jpg神社の外には鳳凰を掲げた梵でんが2基待機しています。





b0226219_14512888.jpg雪の中、次々と


b0226219_14514306.jpg梵でんが宮入りを目指します。


b0226219_14513325.jpgおや、鷲が寝ています。



正午過ぎに、仕込み盛んの「まんさくの花」さんにお邪魔しました。


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社長さんに、新しく設置された装置や酛蔵、仕込み蔵などを案内していただきました。


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b0226219_14521788.jpg今では珍しい「泡あり酵母」の醗酵の様子などを見せていただきました。

む〜、良い匂いがします!



秋田の酒蔵さんはどこもそうなのですが、雪が降ること冷えることは当然。
冬はそれを恵として酒造りをする。

社長さん、室長さんご夫妻のそんなご様子が、寒がり冷え性の私にはとても頼もしく思えました。ありがとうございました。

地方の過疎化はジリジリと迫っており、小学校は統合され、鉄道も廃線ないしは駅が無人化となっています。

b0226219_14522833.jpg住む人がいなくなったお宅は直ぐ分ります。
雪下ろしがされず、大雪が降れば崩壊の心配もあります。


元気のある地元の酒蔵さんが益々頼りにされ、地域の核になることが期待されているように感じました。

雪に閉ざされ、外から人が訪れることの少ない2月の中旬に増田町を訪れ、地元を元気にしようとする大人たちの熱意、子どもたちの頑張りを感じました。

余りある雪をエネルギーに変えるそんな時代が早く来ればいいですね〜。

b0226219_14522151.jpg再び、吹雪きの高速道路を帰路に着きました。
除雪車がフル稼働です。








by hanatabi-haruko | 2017-02-20 15:49 |