今月の連休は、予てから計画していた初夏の乳頭温泉郷一泊の旅に出かけました。
一年に一度だけ、一緒に旅する友人とのおしゃべりも楽しみです。
乳頭温泉郷の国民休暇村に荷物を預けて、早速林の小径を散策です。
雑木林の足元に、マイズルソウの群生です!すご〜い!
まる葉に葉脈もくっきり、小さな白い花が可憐です。
よく見るとツクバネソウが混じっています。
雪解け水が流れる小川の淵に、凛っと咲いていました。(花は終わっています)
湿った木の根元にギンリョウソウを見つけました。久しぶりです。
木漏れ日の林の中を散策しながら
ベルのようなキノコを密生させた湿った樹。
鼻を持ち上げて、可愛い仔象がしゃがんでいるのかと思いました。
昼食を挟んで今度は、先達川の方向にふかふかの落ち葉を踏みながら降りてゆきますと、
こちらはユキザサがあちこちに咲いています。
これはツルシキミかな?
ヒカゲスミレ?
これもスミレですね。
先達川にかかる橋を渡りますと川沿いに
朴木の花
まだ蕾の山ツツジが開花を待っています。
目的地は蟹場温泉、友人のお気に入りです。外せません。
羽布団の上等な羽根がこぼれ落ちたような湯の花が特徴で、透明で穏やかな泉質です。
緩い坂道をゆっくり歩きながら蕾のウツギや
ヤマアジサイ?
大釜温泉の女将さんが手を入れて、元気に咲かせているイワハゼ。
まだ日が高いせいか、誰も入っていない蟹場温泉の女性専用の露天風呂に。
森林浴をしながらの贅沢です。
木風呂にも入ろうと渡り廊下をゆきますと、ズダヤクシュや
ミズの花が草むらの中に見えました。
春の花が終わって、ほとんどの花が白色。
それも派手ではなく目立たないだけに、出会えた感動、見つけた嬉しさは格別です。
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自然の中に人知れず(?)咲く花を求めての温泉旅行は楽しくて、やめられませんね。