撮り貯めた東沢バラ園のバラたちです。
「若い頃、お宅の旦那が『肉を食べてない!』って言っていたよ。」
「え? ‥‥‥」おかしい、そんな筈はないけれどなあ。
先日久しぶりに会食した友人と、そんな昔話が話題になりました。
確かに。太平洋のそばで育った私は断然魚派と言えます。肉より魚が好きです。
何十年も前、「麺類には一枚でいいから肉を入れて欲しい!」と夫から言われて以来、肉好きな夫を気遣い、夕食の献立には必ず何かしら肉料理を工夫して来たつもりでした。
例えば、肉入り野菜炒めは定番でしたし、肉団子やハンバーグ、キャベツと肉の重ね蒸し、アスパラや牛蒡の肉巻、たまには豚カツやメンチカツ等々。牛丼は余り好きではないようですが、冬の鍋料理には必ず豚肉も入れてきたのに‥‥。
なのに夫から「久しぶりに肉をたべたいなあ!」と又言われてビックリ!
(因みに前日の夕食の献立にはアスパラガスに二重に肉を巻いて焼いたおかずがあったはずでした。)
連れ添ってから40数年にして、やっと理解できました。(遅過ぎますよね。)
夫にとって、肉を食べた!という実感のあるのは、<ギンギラギンの焼肉かステーキ>である。と。
身体に良かれと思って考えた献立とは言え、夫は『肉』が食べたいのに<肉もどき>の献立に甘んじてきたのだと思うと気の毒ですし、私もガックリです。
定年退職後、本格的に農業に取組んでいるSさんが、今年も立派なアスパラガスを持って来てくれました。
でもアスパラガスの肉巻きは=肉ではないんですよね夫にとっては。トホホ!
フィレンツェの洋紙を空箱に貼ってみました。
中にキャンディを入れて孫娘にプレゼントです。
なんでも自分の部屋に一人で寝られるようになったそうです。
白色のハマナスが既に実をつけていました。
花芯に緑色の虫がアクセントです。
バラの写真を眺めては慰められています。