↑すっぽり霧の中に沈んでいた大沼が、風が吹いて一瞬現れました。
ズダヤクシュや
ヒロハユキザサは今が盛り。
ゴゼンタチバナソウも咲いていましたが
大好きなサンカヨウやシラネアオイは、もう終わっていました。
訪ねる時期によって、咲いている花の種類も微妙にずれるのですから仕方のないことです。
小さな小さなヒメシャクナゲ
抜けるような白色のアオノツガザクラ。
ハクサンシャクナゲは白色のみを見ました。
白っぽく見えるのは、霧の中に咲く花を望遠レンズで撮ったからです。
忘れられないのは、登って間もなくのところにある窪地に咲く筈のキヌガサソウです。
今年も解けない雪の下にまだ眠っていました。
でも近年、道ばたにひとつふたつ咲いているのが見られるようになりました。
八幡平ではここでしか見られない花ですので、出会えてほっとしました。
ウラジオヨウラク。夫が茂った草木の奥にひっそり咲く、小さな花を見つけました。
私も珍しい花を見つけましたよ。
テガタチドリ属のノビネチドリ。家に帰って調べ解りました。
ハクサンチドリに似ていますが、良~く見ると花弁の形や色が違います。
これが典型的なハクサンチドリです。違いが解りますでしょう!
マルバシモツケソウの可憐な蕾です。
これも調べてわかりました。
帰り道、藤七温泉の手前の山の斜面で、ヨツバシオガマの群生を車の中から見る事もできました。年々数が減り、今回八幡平の散歩道では出会えなかった花です。
高山植物は山に人が入り始めると、確実に後退してゆくのでしょうか。
明けて今週、幸いにも足腰が痛むこともなく仕事に無事入れました。
いえ、これから2、3日経ってからが問題なのかもしれませんね。
そして、来年も懲りずにまた行って見たくなるんでしょうね~、きっと。
杖を2本用意しておきましょうか。 おわり