辰年も早ひと月半が経ちました。
雪の量こそ、そう多くはないけれど、秋田市は真冬日の毎日です。
暦の上の『立春』を過ぎても、春は名のみです。
旧式ではありますが、事務所のストーブが活躍しています。
お汁粉のあずきを煮たり、シチュウを温めたり、チンチンやかんのお湯が沸く音を聞いているだけでも、なんだかホンワリいたします。
京菓子「雲龍」。辰年に相応しいお土産をいただきました。
いつでも直ぐに熱いお茶が入れられます。
朝6時過ぎ頃、布団の中で耳にした「チュン、チュン」すずめの声。
子すずめが鳴いているのでしょうか?
2階のベランダを覗いてみると
↑ 雪の上に、今日は2羽のすずめの足跡があります。1羽は、同色の白い雪で見えないはずの台の上のお米を目指して、迷うことなく付いています。やっと学習したかな?
↑ ついばんだのは親すずめかもしれません。
子すずめは待っていて口移しで親からもらったらしい。
残された足跡から、そんなことを想像しています。
この寒さの冬に、なんとか命を繋いでいるようです。
旭川の住人(?)である鯉たちも、流れのゆるい場所で、消耗を避けるように息を潜めて固まっています。
目を凝らすと、川の渕に黒い魚影がみえます。
赤い3匹がいるので、魚群とわかりました。
雪国の生き物達は(人間も)、寒い冬が通り過ぎるのを待ちながら、「ただいまエネルギーを蓄えているところ」と言っておきましょうか。